- 横浜高校 Part410
641 :名無しさん@実況は実況板で[]:2020/04/20(月) 14:25:48.11 ID:2/QJkBux - 暴言問題は何故発生してのか?
今回の暴言問題に発生する背景は単に全国で結果がでない焦りだけではない 野球部員の授業態度や部内ルールを破る行為なども目立ち始めたことも関係しているようだ 結果が出ない焦りが心の余裕をなくし、したがって部員に対する配慮や人間教育も丁寧にできない状況に陥っていたのだろう 迷惑行為をした部員に対しては謹慎などのペナルティを課していた ペナルティを課してもしっかり部員と向き合って、丁寧に反省論議をしているならば、信頼関係が崩れるような事態にはならなかったと思う とりわけ、日頃でも指導者からの「期待と関わり」が弱いレギュラーでもない選手は、練習にも参加できないわけだから余計不満が渦巻いていたと想像できる 部員が「告発」に至る状況は、まさに指導者と選手との信頼関係が崩壊していたからにほかならない 平田改革でもっとも目指していた選手目線に立った指導が、勝つことを目的化することによって知らず知らずのうちに綻び始めていたということなのだ 指導者が部員に課す、謹慎などのペナルティは渡辺前監督時代からの常套手段ではある 平田監督になっても同じようにペナルティを乱発していた このペナルティ。 すなわち「懲戒」こそが暴言問題を助長し、平田改革を崩壊の道に導いたのではないでしょうか? 近年でも長南選手の練習・遠征参加謹慎、降格、万波選手の退寮、登録外処分、板川、及川選手のエース剥奪処分など数え上げたらきりがないほど 立ち直らせるためのショック療法の指導ではあるが、そこに盲点があったのではないかと思う 練習に参加させない等物理的に反省を促す行為が、選手自身反省に向かわせる場合もあるかもしれないが、逆に不貞腐れ、開き直り、やる気を失くさす逆効果に向く場合もある ペナルティが逆効果になれば意味がない 一部の部員に不満が渦巻いていたのはペナルティに納得していないからだ やはり平田改革の原点に立ち返って、「懲戒」で反省を促すのではなく、選手との信頼関係を築きつつ、しっかり、じっくり話し合って解決するという選手に寄り添った指導を目指すべきだったと思う それも全国で勝たなくてはいけないという焦りが、心の余裕も、指導の余裕も無くさせてしまったのだろう 続く
|
- 横浜高校 Part410
642 :名無しさん@実況は実況板で[]:2020/04/20(月) 14:59:18.25 ID:2/QJkBux - 暴言問題は何故発生したのか?
2019年春季大会、平田改革崩壊の序曲が始まった 選抜の大敗で勝たなくてはいけないという焦りが更に助長した 焦るがゆえに指導も一方的なものになってしまったんだろう 苛立ちが目立ち、イライラで選手に当たることも多くなったのではないかと想像できる 焦れば焦るほど選手目線の指導が失われていったのではないだろうか? 平田監督の「思い」とは裏腹に、春季大会において、6連勝と負けたことがなかった桐光に初めて負けた また3季連続優勝で、一度も神奈川のチームに負けなかった選手権大会で、初めて負けた 試合内容も今までにないような序盤で先制して突き放しておきながら終盤で大量失点を許して逆転負けという最悪のものだった 結局2019年は一度も優勝できなかった 優勝できなかった年は一度もなかったのに、混迷を深める一年になってしまった 結果を求めて「厳しい」指導にしても結果はついては来なかった 結果が出ないから厳しく接する しかしそれでも結果がでないから、更に厳しく接する この繰り返しに陥ってしまった まさに悪循環 こうした混迷する指導が、選手との信頼関係を徐々に失わせた 暴言問題に発展する下地をつくってしまったのである 続く
|
- 横浜高校 Part410
643 :名無しさん@実況は実況板で[]:2020/04/20(月) 15:00:17.10 ID:2/QJkBux - 暴言問題は何故発生したのか?
選手目線に立った指導を心がけていたにも関わらず、暴言問題に発展したのは何故か? 様々な問題、様々な伏線があるわけだ 甲子園でなかなか上位にいけない焦りがあった 就任して4年が経ち、そろそろ結果を出さなくてはいけないと考え焦ってしまった 2人とも感情的になって怒鳴ったことを認めているように、精神的に追い詰められていたと思われる これが名門校の半端ないプレッシャーなのである 平田改革を決断したのも、過去の一方的な上からの指導に疑問をもっていたからだ 怒号が飛び交うステレオタイプの指導では、監督の顔色を伺ったり、やらされるだけの野球になってしまう だから平田改革では、やらされるのではなく、自ら考える力をつけることが、野球部を真に強すると考えた だから、自主性を育むためにも、委縮させない、無用ななプレッシャーをかけない選手目線に立った指導を心がけたはずだった しかし現実は、知らず知らずのうちに、一方的で「厳しい」指導に陥ってしまった まさに、目指していることと実際にやっていることが噛み合わない現実 甲子園での結果を追い求めるがゆえに、いつのまにかに勝つこと自体だ目的化されてしまった それを更に助長させてしまったのが、「及川枠」で出場した選抜が初戦敗退にほかならない ナンバーワン左腕と言われながら、期待外れの大量失点でのノックアウト。 優勝候補と言われながらも5対13とまさかの大敗。 周りの期待とは裏腹に、選考委員の顔に泥を塗り、ファンに大きな落胆を与えてしまった 平田監督自身のショックはかなりのもので、自信喪失に陥ってしまったと思う その当時も指摘したが、試合後握手しないで戻ってきたことに疑問を覚えた 多くのファンが感じた違和感 平田監督はしっかり人間教育はできているのか?という疑問を抱かせてしまった 平田改革で目指していたこととは真逆の態度に誰しもが目を疑った 平田改革の核心でもあった人間教育が、勝つことを目的化することによって形骸化されてしまった 絶対勝たなくてはいけないという強迫観念が平田監督の平常心を失わせたのかもしれない 平田改革の崩壊の序曲が始まった 続く
|
- 横浜高校 Part410
649 :名無しさん@実況は実況板で[]:2020/04/20(月) 15:50:40.25 ID:2/QJkBux - 暴言問題は何故発生したのか?
暴言問題とまったく無縁と思われていた平田改革 その平田前監督の下で暴言問題が発生し、解任という最悪の結果になったのは驚きというしかない 平田監督、金子部長とも、長年に渡って渡辺・小倉体制の下でコーチ、スカウトとして支えていた だから、前任の厳しいやり方や指導方法は一番熟知している 自らも過去にはステレオタイプの指導をやっていたのだから、そのやり方の一利一害は分かるわけだ ある意味負の部分を変えようとしていたのが平田改革だったわけだが 結果を求めるがゆえに、スピード感が大事である 即座に結果を出さなくてはならないから、過去にやっていた上から教え込む指導に先祖返りしたのである 選手の内的なやる気を引き出す、自主性を育む指導では「時間がかかる」 煩わしさもなく、手っ取り早く、「結果」を出すには過去のステレオタイプの指導を選択するしかなかった 現実と理想の狭間で更に混迷を深めてしまったようだ 選手に対する配慮も弱くなり 一方的で「厳しい」指導が顔をだしてきた 続く
|
- 横浜高校 Part410
651 :名無しさん@実況は実況板で[]:2020/04/20(月) 16:14:36.83 ID:2/QJkBux - 横高に残った平田前監督の今後はどうなるのか?
校長が記者会見で明言している通り、平田さんの今年度の復帰はない 暴言問題が発覚して半年 まずは、新たな指導体制を整え、部内で暴言問題のけじめをしっかりつけることが最優先である また社会的に与えた衝撃の大きさから、しばらくの間は復帰問題そのものが俎上にあがることもないだろう 現段階では平田さんの復帰を出すこと自体早すぎるということである しかし校長の発言は、平田さんの復帰の可能性を完全に閉ざしたわけではないようである 校長は永遠に復帰させないとは言わなかった 校長が言っているのは「今体制での復帰はない」ということであった 将来的復帰には含みを持たせた発言だったろうと思う 事実、新監督が就任すれば当然にも居ずらくなるので横高を退任すると思われていた平田さんが残った むしろ責任を取って転任させた金子さんと違って、学校側はあえて平田さんを転任させなかったといえる 今回の暴言問題の主導的実体が金子部長であって、平田監督は退職させるまでではないと判断したのだろう 平田さんの側からいうと 平田さんが転任しなかったのは、新体制が整い、暴言問題のけじめがつくまでは学校に残ると判断したのかもしれない 自分の目でしっかり見届けてから退任すると考えているのかもしれない 今の3年生、2年生を一番良く知っているのは平田さんである 村田さんとも師弟関係にあるのだから陰ながらアドバイスをして貢献していという気持ちもあるだろう この代が無事に卒業するまでは責任があると考えているのかもしれない いずれにしても平田さんが横高に残ったのは一安心である 平田さんは、学生コーチからの時代を含めれば15年以上横高の指導に関わっている 誰よりも野球部に対する愛着があるだろうし、このままでは終われないという思いもあるだろう また学校側も野球部をずっと献身的に支えてきた平田さんに対する感謝と温情もあるだろう 現実的には、3人もの指導者がいるから、これ以上指導者を増やす必要はないかもしれない したがって平田さんの出番は無いかもしれない 今後どうなるかはわからないが、平田さんの指導者の道を断つにはあまりにももったいない 横高で復帰するのか? 他高校に転任して復帰するのか? 今後を見守りたい
|