- 【野球の目的は「故障防止」】 大船渡高校 国保陽平監督 Part.2 【極端・支離滅裂・本末転倒】
702 :名無しさん@実況は実況板で[sage]:2019/10/09(水) 09:46:19.33 ID:ukyORWHp - とにかく表面温度を広い範囲で冷やすことで、そこで使うはずだったエネルギーを“深部を冷やすほうに回せる”というか、そういうところで他に及ぼすいい効果も少なからずありますよね?
一般的に冷却中は心拍が下がるので、他の部分にいい効果が回っていると思います。 本来、熱を逃がすために使うはずだったエネルギーを別のことに使えるということになりますから。 私もサッカーのハーフタイム中に“下肢だけを冷やす”実験を行ったことがあります。 その際は、後半の心拍が下がりスプリントタイムの低下が抑えられました。 選手たちに感想をたずねてみると、「フワフワした感じになる」との答えが多く聞かれました。 その軽くなった感じがいいという選手もいれば、逆に苦手だという選手もいます。 個々によって感じ方が違うものなので、だからこそ自分がいいと思うものを見つけておくことはパフォーマンスを維持するためにも大事なことです。
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703 :名無しさん@実況は実況板で[sage]:2019/10/09(水) 09:46:50.99 ID:ukyORWHp - それは「どの程度の間隔で、どの程度の量を飲めばいいのか」という水分補給についても同じことが言えるのではないでしょうか。
何が自分にとって効果的なのか。 監督やコーチに言われるまま体を冷やしても、自分が違和感や嫌悪感を抱くのなら、やはりパフォーマンスに影響を及ぼします。 だから、コーチがいろんなものを試す環境を作って、選手が「自分が感覚的に合うものを見つけよう」と試すのは大切なことかもしれません。 それが自分自身で暑さ対策を探していく“自立性”という点につながっていきます。
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704 :名無しさん@実況は実況板で[sage]:2019/10/09(水) 09:47:23.79 ID:ukyORWHp - ハーフタイム中にどう体を冷やすのかも“自分なりに試しておくこと”が大事かもしれません。
やはり暑さ対策については、まずいろんなことを知っておくことが絶対に重要です。 体温を下げることとパフォーマンスの向上は、まだ解明されていないことがたくさんあります。 特に休憩を挟んだ連続的な運動に関しては、実験段階のものも多いです。 でも、夏場は体を冷やさないと命の危険にさらされるわけですから、理屈の上では“丁度よく冷やす”というのが一番いいわけです。
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705 :名無しさん@実況は実況板で[sage]:2019/10/09(水) 09:48:59.97 ID:ukyORWHp - 毎年、夏休み最後の時期にU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジという大会を取材します。
FCバルセロナの日本でいうU-12年代のチームが参加するのですが、この大会は1日1試合ではなく、 2試合をこなさなければなりませんから、特に2試合目以降に関しては、選手たちは試合開始のギリギリまでクーラーの効いた部屋から出てきません。 体を冷やすことにすごくこだわっています。 参考になります。 実は、暑い時ってやり方によっては1分で筋温が上がるんです。 だから、アップの仕方も考えなければいけません。 以前、私は筋温の計測実験をしたからよくわかります。
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706 :名無しさん@実況は実況板で[sage]:2019/10/09(水) 09:49:47.40 ID:ukyORWHp - 育成年代のスポーツの試合を見ていると、夏場でもウォーミングアップでガンガン走らせているシーンを見かけます。
夏場はガンガンまでは必要ないですよね。 でも、呼吸循環系や神経筋系へのウォーミングアップも必要です。 だからと言って、暑い場所でやることはありません。 例えば、サッカーの日本代表の選手たちも試合前はクーラーが効いた部屋でストレッチしたりしています。 近所の試合を見たりしていると木陰があるのにもかかわらず、炎天下の中でわざわざ走らせたりしているのを見ると、体温が上がりすぎると心配になります。
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707 :名無しさん@実況は実況板で[sage]:2019/10/09(水) 09:50:14.94 ID:ukyORWHp - ヨーロッパのリーグに目を向けると、交代するときによく抱え込みジャンプをしてからピッチに入っている選手を見かけませんか?
あれはジャンプを2回すれば筋温が上がりやすいからです。 もちろん、飛びすぎたらダメですが、筋肉を温めたいならジャンプ2回で十分に上がります。 いずれにしろ、夏場のスポーツ活動についてはいろんなことを知っているだけで体への負担を減らすことができるし、体のエネルギーを効率よく使うことができることに変わりはありません。
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