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学生時代のエッチな思い出 4thMemory

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学生時代のエッチな思い出 4thMemory
860 :572[]:2011/04/28(木) 14:51:07.19 ID:naFfp/p30
ということで、打ち明け編。無エロなので、ご興味ない方は読み飛ばしてくれ…。

実際、親に打ち明けたのはオレ3年、美樹4年の夏休み。
オレはこれから就活に…、美樹はある企業から内定貰ってひと段落してた。
ホントは一緒に帰省しようと思ってたんだが、
バイトやらなんやらで、毎度のことながら美樹が先に帰省してた。
で、いつものように地元駅まで美樹が迎えに来てくれた、赤ゴルフで。
オレメール「夕方に戻るよ。17時くらいかな」
美樹メール「了解。了解。バス停で」
オレメール「今日、言おうと思う。緊張」
美樹メール「ありがとう」

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861 :572[sage]:2011/04/28(木) 14:52:18.25 ID:naFfp/p30
し、しまった……
誤爆…
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862 :572[sage]:2011/04/28(木) 14:53:18.68 ID:naFfp/p30
で、バスのロータリーで美樹と合流。白っぽいチュニックにジーンズだった。
すこし伸ばした髪は上げてた、相変わらずメガネだったが、夏っぽい。
美樹「緊張してる? 緊張するよね。あー、どうしよう。w」
オレ「ああ。でも、なるようになるよ。いや、頑張る」
この頃、オレは腹くくってた。
実はかつてキスを目撃された年上の従姉妹にこっちからメールして相談した。
 意外な返事も貰ってた。ちなみにこのイトコ>>623
「似合うと思う。美樹の気持ちを大事して、絶対に離さないように。応援してる」って。
あと、「いつもみたいに"ああ"とか"フツー"とか"なんとなく"は絶対に厳禁」って……。

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863 :572[sage]:2011/04/28(木) 14:53:57.29 ID:naFfp/p30
夜は正月ほどではないけど、祖父さん家に親戚もくる予定だった。
その前に、まず叔父さんに先制攻撃!と決めてた。
そして美樹の家の手前、100mくらいに小さな公園があるんだが…
オレ「ちょっと、公園寄らない?」 >>582
美樹「あはは、もうウチに着くよ。ひょっとして緊張?w」
オレ「ま、そんなんかな」
家の直前なのに不自然にとまる赤ゴルフ号。で、公園へ。
美樹「覚えてる? あの時、修の唇がカサカサでさぁ。もう3年以上だよ」
オレ「忘れるわけないじゃん。あの時、自分の気持ちに気づいたっていうか…。w」
美樹「アタシが先に好きって言ったんだよ。まぁ、前からだけど。ふんふんっ」←威張る。
今さらなんだが、幼稚園、小学校の頃のハナシとか、何で好きになったとか、
イトコじゃなくてもとか、アタシがいないとだらしないからとか(←コレ重要だったらしい)
まぁ、お姉さんぶって美樹が力説。www

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864 :572[sage]:2011/04/28(木) 14:54:24.91 ID:naFfp/p30
美樹「さぁ、覚悟はできたかな?修ちゃん??w」
オレ「ああ。で、これ…」
余裕があったワケじゃないが、一応シルバーのリング買ってきた。ま、安物なんだが。
それも1日、帰省が遅くなった理由。
美樹「え? 開けていいの? 何?」
パカッと開くような高級な箱ではない、5cm四方の紙箱を美樹は開ける。
美樹「えっ!? えっ!? どうしたの…」
最高に頑張る、オレ。最後のマヨネーズを絞り出すように声を発しました。
オレ「本当に大事にします。結婚してください」←マジ
美樹「………、うん、ありがとう…。…宜しくお願いします」
初めて美樹が泣きました。
美樹「してもいいかな?……あ、あれ、ちょいユルっ。w」←ま、そんなモンです。
オレ「えっ、大体こんなモンだろうって、○○姉(イトコ)に聞いたんだけどな…」
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865 :572[sage]:2011/04/28(木) 14:54:56.64 ID:naFfp/p30
ということで、お互いの意思を確認。討ち入りです。親戚の家ですが…。
赤ゴルフに乗ると、お互いの顔を見合わせて、いざ発進!の前にちょっとだけキス。
10秒(体感)で到着。

美樹「ただいまー。修ちゃん来たよー」
美樹母「迎えに行ってる間に叔父さん、叔母さん来たわよ」
マイガッ!何故来ちゃうのよ、マイ父、マイ母。
当事者、一同に居間に集合。不可抗力…。ちょっと凹む、オレ。
マイ母「遅かったわね、もうお祖父さんとこ行くわよ。その前にお茶飲む?」
オレ「いや、ちょっとハナシがあるんだけど」
美樹父「じゃ、向こう(祖父さん家)行って話せば?」←当たり前にフレンドリー。
オレ「じつは伯父さんにも聞いてもらいたいんです」
伯父さん、なんとなく察知。
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867 :572[sage]:2011/04/28(木) 15:01:45.08 ID:naFfp/p30
オレ「美樹と付き合ってます。卒業して、就職したら結婚したいと思ってます」
マイ父「……。おい、ホントか?」
伯父さん「修はどうして美樹なんだ? それに、まだハタチ過ぎたばかりだそ?」
オレ「理由はありません。ただ、美樹じゃないとダメなんです。
   小さい頃からずっと好きでした。これからも変わりません」←勢い。
でも、理由とか聞かれてもね…。好き以外になくて。
伯父さん「分かった。先のことはまた相談しよう。
    修も大人だ、自分が言ったことの意味は分かるな」
オレ「はい」
伯父さん「美樹も本当にいいんだな」
美樹「はい。2人とも軽い気持ちじゃないの」

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868 :572[sage]:2011/04/28(木) 15:02:10.92 ID:naFfp/p30
伯父さん「……分かった。」
こんなマジな伯父さんは初で相当ビビった。でも思いのほか、あっさりと1分ほどで終了。
いままでも冗談で一緒になれば、なんてハナシはあったが、マイ父母はちょっとビビってた。

ちなみに美樹母は、この娘にしてこの母あり、って感じで笑ってた。
ただ、もちろん結婚はオレが就職してから。
小さい会社だが伯父さんは一応、社長。継ぐ、継がないは別のハナシになった。
ご参照。>>842
でも、30歳までは他の会社で学んでこい、ということなど、条件はついた。
(ま、その前に籍は入れてイイことにはなるんだが、会社を継ぐかは分からん)
美樹「お父さん、ありがとう…」←なぜか、また泣く。今までなかったのに本日2度目。
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869 :572[sage]:2011/04/28(木) 15:02:49.61 ID:naFfp/p30
で、意外な展開。
伯父さん「本当はいつ来るか、と思ってたよ。もう少し先か、とは思ってた」←フレンドリーに戻る。
どうやら、伯父さん伯母さんは何となく気づいてたそうな。さすが女子2人の親だ…。
雰囲気で分かってたそうだが、イトコの姉ちゃんも地味にアピってたらしい。>>623
伯母さん「修ちゃんが美樹を追っかけて、
      同じ学校に入ったときから、そんな予感がしてたのよ。w」
あと、オレは養子もありか、と思ってたが、それはないらしい。嫁に貰うことになりました。

そして、クルマ2台で祖父さん家に移動。イトコもちょいちょい来てました。
で、ゴハン食べつつ、伯父さん言いました。
一同「@4%&(&##¥! ○○婆さん元気かねぇ」←意味なし
伯父さん「あー、美樹と修が結婚することになりました。
      ま、先のコトだけどね。ということで、これからも宜しく」
一同「………。あ、そう。へぇー、どうしてウチはそういうのが多いんだろね。w」
一同「&%$&%##?¥ ○○んとこの次男坊がさぁ…」←元に戻る。
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870 :572[sage]:2011/04/28(木) 15:03:20.30 ID:naFfp/p30
イトコたち(中高から20代数人)はちいさく祝福してくれました。
イトコA♂「おお、修もただのチキンじゃなかったな。w」
そんな緩い具合だけどね。
夜10時くらいかな、ホッとしたら美樹と2人になりたくなった。
オレ「そろそろ、戻るわ。美樹、行こう」
美樹「うん♪」
イトコA♂「おいおい、帰りに変なトコ行くなよ。wwww」
イトコB♂「まぁ、イチバンやりたい頃だしな。www」
イトコC♀「いや、結婚するんだったらイイんじゃない?www」
イトコA♂「もしかして、すでにお子さまご準備完了か?ww」
イトコC♀「そ、そうなの? ○○叔父さんは知ってるの?w」
イトコB♂「あぁ、オレも美樹のこと好きだったのにな……」
おい、おまいら両家のご両親もいらっしゃるってこと忘れるな。

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871 :572[sage]:2011/04/28(木) 15:05:10.66 ID:naFfp/p30
で、本日も大活躍の赤ゴルフで2人、当てもなくドライブ。
美樹「緊張したー。もう、泣きそうだったよ」←つか、泣いてただろ。
オレ「いやぁ、ホントは勘当されるかと思ったよ。もう一生あんなこと言えない…。w」
美樹「ありがとう。愛してる。ワタシもずっと修に好きでいてもらえるように頑張る」
オレ「じゃあ、裏山の同じ墓ってことで。www」
美樹「うわー…。まだ、そこまで考えたくない。w」
美樹「でも、修のことホントに大事にします。大事にしてください。へへへ」
オレ「じゃあ、左折左折で。w」←ホテル
美樹「きゃー、襲われる。で、次の信号だっけ?w あはは」

そんな感じで、現在はもちろん一緒に住んでおります。
長い長い夢のハナシですよ。もう、夢オチってことにしてください……。
ということで、随分と長くなってしまいましたよ…。あ、ありがとー。




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