- 公認?浮気デートを語る 7th season
569 :>>527の続き[]:2011/03/01(火) 18:54:31.67 ID:y2b4J186O - いつになっても学習せず妄想が止まらない夜が続く。
待ってる人もいるようなので自分も続きを投下する。
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570 :えっちな18禁さん[]:2011/03/01(火) 18:55:39.45 ID:y2b4J186O - 「偵察隊に上陸の準備をさせろ。
マーシャル諸島からの群れが合流次第 ビッグ・アイランドに向かわせるんだ。オアフ島へは、ヘリを出す」 海兵隊の敵は、海兵隊が撃つ。奴らがハワイに集まる目的は不明だが、 あの島がお気に入りだというなら、島ごと沈めるまでだ。 「大佐、ブロント教授がお見えです」 その声に振り向くと、先ほどまで偵察隊のブリーフィングに参加していた民間人が 二人、司令室のドアをくぐるところだった。上着の襟を握り締め、がくがく震えて いる初老の男性と、彼の背後できょろきょろと視線を彷徨わせている背の高い青年。
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571 :えっちな18禁さん[]:2011/03/01(火) 18:56:26.95 ID:y2b4J186O - ウォード大佐は、年上の方が教授だろうと見当をつけた。
フェラチオザウルスとかいう 得体の知れない生き物の、世界で唯一と言っていい研究者であるらしい。 世の中には、どんな馬鹿げたものにも専門家がいるものだ。 「ようこそ本艦へ、教授。ヘリコプターの乗り心地はいかがでしたかな」 「寒かった」 言って、ブロント教授はぶるりと肩を震わせると、大佐の横から地図を覗き込んだ。 「ハワイまでは、あとどのくらいかね?」 「群れの動き次第ですが、偵察隊は一時間以内に上陸予定です。なにか問題が?」 「集まっているのだね。予想通りだ」
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572 :えっちな18禁さん[]:2011/03/01(火) 18:58:22.99 ID:y2b4J186O - ウォードが眉をしかめてみせると、ブロント教授は青ざめた顔に苦渋を滲ませた。
「これを恐れていたのだよ。奴らは海流に乗るつもりだ。すでに何体かは第二形態に 進化している。海へ逃れる前に全滅させないと」 「全滅させますとも」 ウォードは地図に視線を戻して、その台詞を脳内で繰り返した。 奴らは海兵隊の敵だ。一匹たりとも逃すものか。
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576 :>>572の続き[]:2011/03/01(火) 19:25:45.09 ID:y2b4J186O - 何だかんだで反応があるから投下して良かった。
グダグダとなったスレをなんとか完走させるのが自分のミッションなのだから。 お前らみたいなのが存在する限り俺は何度でも現れる…。
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577 :えっちな18禁さん[]:2011/03/01(火) 19:27:01.69 ID:y2b4J186O - 「これが、今回の作戦で使用する弾薬だ。我々に支給されたのは、一人20発。無駄撃ち
するんじゃないぞ」 「通常の弾薬では駄目なのですか?」 マックは、小隊の隊長から配られた弾倉をM16に押し込んで、隣に座る親友に顔を向けた。 小学生のように片手を挙げて質問したスティーヴは、先ほどブロント教授の説明に茶々を 入れていた陽気な男と同一人物とは思えないほど真剣な表情だ。隊長が答える。 「オアフ島で応戦した奴らからの情報によれば、至近距離のライフル弾でも歯が立たんらしい。 傷付け動きを鈍らせることは出来るが、目、口、腹部などに打ち込むまで止まらなかったそうだ。 我々偵察隊の任務には、この新しい弾薬の効果を確認することも含まれる」
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578 :えっちな18禁さん[]:2011/03/01(火) 19:28:05.25 ID:y2b4J186O - 「神経毒入りか。本当に効くのかね」
「不安か、スティーブ」 親友の肩を叩き、マックはわざと大きな声で続けた。 「ちびりそうかよ、ええ? 上陸したら、しょんべんする暇はないぜ」 「おフェラ恐竜にぶっかけてやるさ。奴ら、喜ぶんじゃねえか?」 固かったスティーブの顔が笑み崩れる。その表情に、マックの緊張もようやく解れた。 その後、小隊の乗った揚陸艦はビッグ・アイランド東岸に接近し、ボートが海上に 下ろされた。彼らの眼前に、青く煌めく太平洋と、緑と砂色の混じった島が現れる・・・
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579 :えっちな18禁さん[]:2011/03/01(火) 19:29:19.62 ID:y2b4J186O - やがて合衆国海兵隊による、対フェラチオザウルス、ハワイ上陸作戦が決行された。
五隻のボートが、揚陸艦から真っ直ぐに海岸へと向かう。 ハワイ本島で彼らが目にするものとは? そして、フェラチオザウルスの真の恐ろしさとは? マックたち偵察隊の運命やいかに! SF超大作「F−DAY」今夏全国ロードショー!
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