- 【溥儀】満州事変と満州国16【執政】
772 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/06/25(火) 11:17:16.42 ID:BHzzmBXC0 - >>771 政治的文書だという批判は公表後の外務省論評にもある。
ただ附屬資料自体が膨大でしかも外国語正文だから省内でも分析に 時間や労力が割ききれないという率直な言葉もある。現実の外交官は 流動する事態と外交日程のなかで判断していかないといけないのだから、 危険な稼業だと痛感する。外交は「すべて納得」できるまで状況を停滞 させておくことを許さない。学者のほうがよほど気楽な稼業だ。
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- 【溥儀】満州事変と満州国16【執政】
773 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/06/25(火) 11:21:47.46 ID:BHzzmBXC0 - もっとも現代の学者だから検証不可能になっていることもあり、
たとえば満鉄に対して併行線が価格競争をしかけているだとか、 満鉄は日本企業に対して優遇運賃を適用してるだとかいうことを 傍証するために資料を記載してあるのだが、その資料を検証 するための傍証を取り寄せることは当時はできたろうが、現代では 散逸している可能性が非常に高く、こういったことは現代の学者が 圧倒的に不利だ。
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- 【溥儀】満州事変と満州国16【執政】
776 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/06/25(火) 20:15:03.10 ID:BHzzmBXC0 - 事実の検証には同等以上の時間がかかるから、それまでに
報告書という「外交上の事実」で外交を動かしてしまう。おそろしい 世界よ。
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- 【溥儀】満州事変と満州国16【執政】
781 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/06/25(火) 21:48:11.86 ID:BHzzmBXC0 - 事実にもとづいた報告の体裁になっていない。
情報提供者が誰なのかを開示せずに事実関係を認定している。 説明もなく事実認定が行われている箇所がある。 執筆担当者が誰か不明である。 無駄に長いわりには学術的批評に耐える基礎がない。 学士論文でも不可レベル。これあくまで体裁に対する 批判ないし侮辱ね。内容の真実性については別の議論。 そして調査団の一行が不親切にもその資料の大半を 採録せずあるいは残していないので検証しようのない 箇所が多い。これもあくまで体裁の話し。
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