- 戊辰戦争時の仙台藩が弱かった件について
277 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2012/04/07(土) 14:03:24.80 ID:VH9irCsE0 - >>275
昔からあるコピペのようだけど、数字が正確でない。 中身は明治24年11月15日調の府県会議員の統計で、鹿児島県の士族議員は27名よりも多い37名。 45府県の府県会議員の士族率を少ない順に並べると、下位・上位10府県は以下の通り 士族 平民 *0 30 山梨県 *0 21 富山県 *1 56 神奈川県 *1 41 静岡県 *1 38 埼玉県 *2 34 香川県 *3 50 千葉県 *2 32 奈良県 *3 46 岡山県 ----中略---- 12 18 青森県 20 28 山口県 13 18 大分県 33 43 福岡県 20 10 高知県 24 10 佐賀県 18 *7 宮崎県 31 *6 長崎県 38 *6 熊本県 37 *3 鹿児島県 当時府県会議会に被選挙権を有する者は、地租10円以上を納め、 その府県に本籍を有し、満3年以上居住する満25歳以上の男子に限られていた。 明治23年11月15日調の統計では、府県会議員の被選挙権を有する者は、 日本全国で75万5412人(華族151人、士族3万0704人、平民72万4557人)に対し、 府県会議員は2230人(華族1人、士族462人、平民1767人)。 全国平均では、被選挙権を有する士族の66人に1人が、平民の410人に1人が府県会議員に選挙で選ばれた。 とりわけ大阪府の場合、被選挙権を有する士族110人中11人が議員に当選している(10人に1人)。 一方鹿児島県では被選挙権を有する士族4425人中、37人しか議員になれたかったわけで(120人に1人)、 士族にとっての府県会議員になり難さでは、下から10番目。 士族の人口の割合が20%を越えていた鹿児島県よりも、 士族の割合が9%の熊本県の方が、平民が議員になりにくかった。
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