トップページ > 日本近代史 > 2011年12月24日 > ZTJ412zB0

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名無しさん@お腹いっぱい。
【A級戦犯】近衛文麿・広田弘毅【大政翼賛会】
【南京】東中野裁判8【新路口事件】

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【A級戦犯】近衛文麿・広田弘毅【大政翼賛会】
232 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/12/24(土) 22:17:41.55 ID:ZTJ412zB0
>230
山縣が官僚を手なずけて地歩を築いたのは、「陸軍の政治化」を目指したものというより、
陸軍出身の「山縣自身が政治化したかったから」というのがたぶん近いんじゃなかろうか。

それまでの大久保→伊藤・大隈といった、軍事には縁遠い立場から政治家としての手腕によって
明治政府内での地位を築いていた元勲たちの中で、山縣・大山をはじめとした陸軍に足場を持つことで
頭角を現してきた面々は、必ずしも政府部内での主流の位置にはなかなかたどり着けなかった。

山縣自身が伊藤や大隈の持っている資質には「自分は一歩劣る」と自覚していた部分もあったと思う。

その自覚の上で、彼等に対抗するために自己の持つ「実務家」としての手腕に磨きをかけることによって、
その手腕によって政治的な資質を持たない官僚群を味方にすることを狙ったんじゃなかろうか。

だから山縣としては官僚群のなかの一つ、省庁としての「陸軍省」を動かしていた
軍事官僚を味方に付けることは考えていたけど、それはあくまで大蔵官僚や内務官僚などの
重要省庁の官僚を味方に付けることと同列の意味を持って捉えられていたように思う。

陸軍が突出した力を持つようになって他省庁の権益を阻害するような事態が起こると
官僚群全体に渡って構成された「山縣閥」をトータルで捉えると損害が大きいから、
むしろ各省庁(陸軍省を含む)の全体に、山縣の息の掛かった人間が中枢に近い位置に
居るような体勢を作り上げることを目指していたから、陸軍を強力にしすぎることには
むしろ抑制するような態度を取りつつあった。

山縣が全盛を誇った大正時代に大規模な軍縮が行われたのはそれを裏付けているとも言える。


【南京】東中野裁判8【新路口事件】
25 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/12/24(土) 23:06:58.00 ID:ZTJ412zB0
>22
>一兵卒が知るはずがないことが書かれていたり、当時使われていない言葉で書かれていたなら捏造確定でしょう。

「一兵卒が知るはずがない」と主張して居るのは反論を寄せた中隊長だけですが?

その兵士が将校と個人的に親しかったとか、情報を教えて貰える立場にあった可能性は否定できないのだけれども。


「 私の連隊は第6師団に属していたかなど、中隊長の私でさえ知る由もなかった。」

この証言など、この中隊長が単なる戦場音痴でろくすっぽ職務を全うできない無能だったと
自分で公言しているようなものだ。

伊藤桂一の『兵隊たちの陸軍史』でも読んでみれば解ることだが、新米の一兵卒がまず覚えさせられるのが
自分の所属する部隊の上官の名前と階級。

観閲点呼などの場で上官から「わが連隊の連隊長殿の名前を言って見ろ!」と言われて、
名前がすぐに出てこないなんて失態を犯したらどんな目に遭うのかを詳しく書いてあるよ。

また、戦場を転々と移動する軍隊の兵士たちにとって、故郷の家族との間で交わす軍事郵便が
心の支えとなっていたことは有名だけど、その郵便の届け先は住所なんてものが書きようがない以上、
部隊名を書かないことには届かない仕組み。つまりは自分の所属する部隊名は「住所」みたいな
ものになるから、これが分からないなんて事はあり得ない。

一ノ瀬俊也『行軍兵士の日常生活』より

「筆者の手元に、日中戦争初期の上海・南京攻略戦にも参加した部隊の兵士が地元・福岡県八幡市の小学校や
その同僚に送った四通の軍事郵便がある。兵士の名はW・Tといい、どうやら小学校の教師だったようだ。
 所属部隊名は「柳川部隊牛島部隊片岡部隊宇土部隊平尾隊」とあるが、
これはそれぞれ第一0軍・第一八師団・歩兵第一一四連隊(小倉)・同第一大隊・第一中隊を指す。」(p159)

「自分の何師団に所属するのか知る由もない」なんてのはデタラメも良いとこだよ(笑)


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