- 【国際法】日本は無条件降伏したか【法学議論】
405 :だつお ◆t0moyVbEXw []:2011/11/01(火) 12:40:25.30 ID:IrcjHbIc0 - >>403
>しかし、無条件降伏の定義はなんなのだ? 『同宣言の条項中その合意を前提としないものについても我方の協力を約束した』(>>158)
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418 :だつお ◆t0moyVbEXw []:2011/11/01(火) 19:22:15.44 ID:IrcjHbIc0 - >>416
>つまり、日本"政府"に留保された権利権力はゼロだった。 >完全な主権喪失だ。 その同じ口から『ロシアは北方領土を日本に返還せよ』などというセリフが出ないことを、 切に願うばかりだ。 領土問題に関しては、100%国家間交渉であって、国際的な制約は一切無いから、 日本が無条件降伏をしたということなら、そのまま戦勝国へ割譲となる。
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419 :だつお ◆t0moyVbEXw []:2011/11/01(火) 19:29:26.67 ID:IrcjHbIc0 - 今後も裁判所が提出したような無条件降伏論を政府公式見解として続けるのであれば、
北方領土返還論は日露関係を悪くするだけで百害あって一利無しとなる。 >吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルベシ >吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルベシ >吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルベシ 無条件降伏はしたが領土は返還しろなどという、国際社会がそんな詐術外交を許すわけない。 戦後何十年もお経の如く唱え続けても、そして今後叫び続けても、1ミリの領土も返っては来ない。 もう一度政府公式見解として無条件降伏論(>>158)を採用し続けるのかどうかを問い直し、 今後見直す予定が一切無いということなら、北方領土返還論を全面的に取り下げるべきだ。
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422 :だつお ◆t0moyVbEXw []:2011/11/01(火) 19:52:45.00 ID:IrcjHbIc0 - 『日本は無条件降伏をしたというのなら、北方領土返還を二度と口にするな』
『強いて北方領土返還に拘るなら、江藤淳の条件付き降伏論を公式見解にしろ』 国際裁判では日本が完敗する可能性が濃厚になってきた現在、日本としては北方領土 返還論の全面取り下げまたは無条件降伏見解の修正を準備しておく必要があろう。 ロナルド・ドーア氏…「北方領土を諦めるのも賢明な道」 「国際裁判では日本が負ける確率が高い。原因を作ったのは米国」 http://eastenasia.blog129.fc2.com/blog-entry-2053.html 国際裁判で日本が敗北することで、無条件降伏論と北方領土返還論の整合性が全く 合わないということが明確になるだろう。 無条件降伏をしたというのなら、北方領土は即刻あきらめてしかるべきなのだ。いずれにしても 国際裁判で日本が完敗する形で、北方領土という日露間の楔を解放する良い機会となろう。 だから無条件降伏をしたということなら、直ちに北方領土返還論を取り下げろ! 逆に北方領土返還に拘るなら、まず日本は無条件降伏をしていないことを内外へ向けて示せ!
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424 :だつお ◆t0moyVbEXw []:2011/11/01(火) 19:59:03.88 ID:IrcjHbIc0 - 国際裁判では北方領土問題について、日本政府が完敗することは間違いない。
無条件降伏はしたが領土は返還しろなどという詐術外交はもう通じないのだ。 ならば日本が取るべき方策はただ一つ、『日本は無条件降伏をしていなかった』と、 国際裁判では負けてもいいからそういう主張をするべきなのだ。 結果として国際裁判で『日本は無条件降伏論を受け入れ、北方領土はロシアへ割譲された』 という判決が下されるのかもしれない。けれどもその場合でも、無条件降伏はしたが北方領土 は返還しろなどという支離滅裂よりは、もともと日本は無条件降伏をしたわけではなかったのだ という江藤淳の条件付き降伏論を主張したほうが遥かに遥かにマシである。
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429 :だつお ◆t0moyVbEXw []:2011/11/01(火) 20:25:26.11 ID:IrcjHbIc0 - >>357
>実際には日本抜きで合意ができ、日本は最後にそれを無理やり飲まされる、 「日本は無条件降伏をした」「日本は極東軍事裁判を受諾した」というのと全く同じことだな。 アメリカ国防省は、日本政府の意思表明などアメリカの外圧で一蹴できるものと、 歴史的に見ればそんなものだというふうに考えているのだろう。 「日本はTPP協定を受諾した」 こうなるともはやTPP問題は議論の対象にさえされなくなり、そのまま国際条約として定着してしまう。 だが無条件降伏論でも構わないということなら、それはそれで日本国民の選択であろう。
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433 :だつお ◆t0moyVbEXw []:2011/11/01(火) 22:09:40.29 ID:IrcjHbIc0 - >>432
>帝国政府は連合国に降伏したのであって、米国に >単独降伏したわけではないからね。 ポツダム宣言の『吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルベシ』は、アメリカとロシアで見解が別々。 いずれにしても日本は無条件降伏をしたのだという無条件降伏論に従うなら、日本に決定権は無く、 北方領土返還を戦後何十年もお経の如く繰り返しても、1ミリの領土も返って来ないという結果に。 吾等が国後・択捉を日本領にした宣言 http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPRU/19560907.O1J.html 領土問題に関しては、さきに日本政府に通報したとおり、米国は、いわゆるヤルタ協定なるものは 単にその当事国の当時の首脳者が共通の目標を陳述した文書にすぎないものと認め、その当事国に よるなんらの最終的決定をなすものでもなく、また領土移転のいかなる法律的効果を持つものでもな いと認めるものである。サン・フランシスコ平和条約−この条約はソ連邦が署名を拒否したから同国 に対してはなんらの権利を付与するものではないが−は、日本によつて放棄された領土の主権の帰還 を決定しておらず、この問題は、サン・フランシスコ会議で米国代表が述べたとおり、同条約とは別個の 国際的解決手段に付せられるべきものとして残されている。いずれにしても日本は、同条約で放棄した 領土に対する主権を他に引き渡す権利を持つてはいないのである。このような性質のいかなる行為が なされたとしても、それは、米国の見解によれば、サン・フランシスコ条約の署名国を拘束しうるものではなく、 また同条約署名国は、かかる行為に対しては、おそらく同条約によつて与えられた一切の権利を留保する ものと推測される。 米国は、歴史上の事実を注意深く検討した結果、択捉、国後両島は、(北海道の一部たる歯舞諸島 及び色丹島とともに)、常に固有の日本領土の一部をなしてきたものであり、かつ、正当に日本国の主権下 にあるものとして認められなければならないものであるとの結論に到達した。米国は、このことにソ連邦が 同意するならば、それは極東における緊張の緩和に積極的に寄与することになるであろうと考えるものである。
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