- 【関東軍】満州事変と満州国2【満鉄】
344 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/06/15(水) 23:49:48.57 ID:QyIGTiga0 - まぁ、今の日本人の知っている貧困とはレベルの違う貧しさというものが当時の日本ではまだ蔓延していた。
姥捨て山、どころではない。子供ですら働き手にならないと判断されれば帰ってこれないような所に置き去りにして“捨てる”などということはよくあった。 娘は適当な時期に売られていく、妻がその家計のために“売春”ということもあった。 第一次世界大戦の頃から、日本は列強に名前を連ねることには成功した。しかし、その生活水準の平均は列強ではないヨーロッパ諸国よりはるかに低いものだった。 その、景気対策のためにありとあらゆる手段を日本はとった。けっきょく「政治家などはあてにならぬ」と満州事変が起こり、はては2・26事件までがおこることになる。 2・26は失敗に終わり“天皇親政による昭和維新”は陽の目を見なかったが、先行して成功していた満州事変は雇用を産み出し、日本の景気を上向きにする。 もっとも、ブロック経済というのが信じられてはいたもののそろそろかげりを見せ始めていた頃ではあった。そういう意味でやりぞんであったという側面はある。 とはいえ、大量の雇用を産み出したことは事実だ。 昨今の就職氷河期になにもできないでいる現状政府を無策だと叩くくらいなら絶賛すべきだとは思う。 今の日本人ですら、実は外国の犠牲の上に経済的繁栄をしているわけで、では、今の景気対策に無策な政権を非難せず「これ以上外国を蔑ろにしない現政府は素晴らしい」と言うべきだろう。 なんせ、景気が悪くて子供を女衒に売ったなんて話、この十年のあいだにどれだけあるんだい?
|