- 高杉晋作
368 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/12(火) 18:41:14.56 ID:oa6+3tYd0 - >>366
俗論党政権はべつに長州を幕府に売るために誕生した政権ではない。 正義派政権のように対外危機を利用するような危険な手法を選ばない政権であり、 むしろ正義派政権のほうが政権のあり方としては異常と言える 薩摩=討幕派=正義党政権 と言うイデオロギーで物事を見ているから本質を見誤るんだよ。 薩摩は長州戦争以降、慶喜と関係改善を図り、空位期に幕薩関係は改善されている。 薩摩はあくまで戦争当事者である「長州藩」との間に「橋会桑」への対応について協定を結んだに過ぎない。 >>367 何を詭弁を弄しているのか。防御側が半年1年敗北しないと言うことはイコール攻撃側の敗北だよ。 幕府はそれ以前から大軍を京・大坂に滞留させている。 既にそれ以上の滞留が不可能だったから決断を迫られたわけで、その上に頻発する一揆を抑えて半年一年も戦い、 さらに長州処分決着のめどが外れたばかりか前線への転出まで迫られた諸藩を督戦することは不可能。 盟約では第2条でまず勝利のケースを想定し、第3条で「劣勢になったとしても半年や一年で壊滅することはないから」と前提を置いている。 長州の劣勢を前提としてこれを読むと、薩摩は事実上、長州を見捨てますよと言うまったく不可解な盟約になってしまう。 木戸が裏書を求める意味がなくなるし、薩摩が天皇の意思を体現する「橋会桑」との決戦と言うリスキーな言質を与えるメリットもなくなる。 薩長盟約は、明らかに幕軍の不統一を前提として組み立てられている。 装備が最新かどうかで言えば、先鋒の彦根藩の惨状もよく知っているはずだ。 都合のいい時だけ最新装備の藩を持ち出すのは、いわゆる敵を大きく見せる手法に他ならない。
|