- 【クズ崎は】大物近代史家総合スレの21【出入厳禁】
452 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/02/06(日) 15:44:59 ID:mpa98R3e0 - 経験と歴史 つなぐ道探る 昭和の<自分史>を完結 色川大吉さん(歴史学者)
肝がんに侵されたからだの抗体と免疫力を高めるために、一九九八年に八ケ岳山麓に転居。 七十歳を過ぎて、山荘でのひとり暮らしを始めた。幸い数年で適度な運動ができるまでからだは回復し、 山麓周辺で第二の人生を送っている中高年同士で風通しのよいコミューンもつくりながら、 念願であった<自分史>の完成に精を出した。 この五年間で、戦後−昭和末年まで年月を区分して、四冊の自分史を立て続けに刊行した。 「自分史の試み」という副題で、十五年戦争の時代を描いた『ある昭和史』(中公文庫)を出したのが一九七五年。 民衆思想史家として脂ののっていた頃だ。近代の日本人の精神構造が伝統民俗や天皇制の中でどのように形成され、 そこから指導者や知識人とは異なる無名の民衆たち―なかでも自由民権運動家や秩父困民党の活動に焦点をあてて考察し、 抵抗の思想家として活動していた。 <自分史>は、昭和の子として生きてきた色川大吉さん(85)が、戦争や敗戦、 六○年安保や数々の市民運動を通じて、何を感じ、考え、社会や時代とどんなコミットをしてきたかをつづる仕事である。 自己の体験を記述するそれは、後の自費出版ブームに火を付ける契機にもなった。 「歴史家としてその全体像を眺めて生きてきたし、社会の矛盾と向き合う運動もおこなってきたから、 ただ自分に固執した個人史ではなく、自分の体験を通じてもかなり昭和史の実体とイメージを描くことができると考えた。 時代の出来事を客観的に捉えて、同時代との隙間を常に自覚しながら書いた。 いまの歴史研究者は歴史的事実や実践的参加より、その解釈に主眼を置きますが、僕はあえて自分の方法を貫きました」 四冊の<自分史>のなかの最初の二冊『廃墟(はいきょ)に立つ』『カチューシャの青春』(ともに小学館)は、 学者以前の「放浪時代」をつづった。旧制二高の山岳部でのリベラルな思想と生活の体験、 軍隊生活、敗戦後の山村での文化運動、民主商工会で日々労働者と向き合う仕事。 以下ソース http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/doyou/CK2011020502000160.html
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457 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/02/06(日) 18:47:47 ID:mpa98R3e0 - 戊辰戦争でプロイセンに提携持ちかけ 会津・庄内両藩
http://www.asahi.com/culture/update/0205/TKY201102050167.html 戊辰戦争での薩摩・長州を中心とした新政府軍との対決を目前に、 会津・庄内両藩がプロイセン(ドイツ)との提携を模索していたことが 東京大史料編纂(へんさん)所の箱石大・准教授らの研究で明らかになった。ドイツの文書館で確認した資料は、両藩が北海道などの領地の譲渡を提案したが、宰相ビスマルクは戦争への中立などを理由に断ったことを伝えていた。
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470 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/02/06(日) 22:21:28 ID:mpa98R3e0 - 坂野さんの物を読んでると、伊藤隆一派のファシズム否定論には批判的だし、満州事変や日中戦争についても侵略認識は持ってるし
こういう人がちゃんと弟子を育ててくれてれば、また近代史学界も違ったものになってたんだろうな、と思った
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