- 【偉人】福沢諭吉について(その6)【悪人】
666 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/02/06(日) 07:45:32 ID:jPQwObRe0 - 「恥を知れ佐高信」というエントリへのこのコメントは、雁屋哲が書いたと証明されている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私も、佐高氏の「福沢諭吉伝説」を購入し、読んで、仰天しました。 私は「週刊金曜日」の創刊時からの継続読者です。 佐高氏は石原慎太郎との対談の時にも、まるで、日頃言っていることに似合わない無様な姿をさらし、 落胆しましたが、この本を読んで、彼の真の姿が分かったと思いました。 彼は、確固たる思想のない、単なる売文業者でした。 私は、安川寿之助氏の福沢諭吉に関する本も、平山洋氏の本も、 平山氏が大いに援用した井田進也氏の「歴史とテクスト」も全て読みました。 福沢諭吉全集も、石河幹明の「福沢諭吉伝」も読みました。 結果として、安川寿之助氏は厳しすぎるが、福沢諭吉に対する、批判は正しいと思います。 ただ、氏は「福沢諭吉の戦争論と天皇制論」の最後に、 古田武彦氏の「真実の東北王朝」に書かれた「東日流三郡史(そとつがるさんぐんし)」を援用していますが、 その「東日流三郡史」は現在、99パーセント偽書と認定されています。 どうして、安川寿之助氏ともあろう人が、そんな偽書に引っかかったのか、それだけが残念です。 平山洋氏は、福沢諭吉全集も、石河幹明の「福沢諭吉伝」も全く読んでいないと思われます。 石河幹明の「福沢諭吉伝」を読めば、平山氏が「福沢諭吉の真実」の中で、 石河幹明を大悪人のように言っていることが飛んでもない作り話であることがよく分かります。 石河幹明は福沢諭吉を神様のように崇拝しています。 平山洋氏の描いた異常な悪人の姿は石河幹明の本を数ページ読めば、飛んでもないことだと分かります。 それに、平山洋氏は「福沢諭吉の真実」の中で、嘘を書いています。 その嘘が余りに多いので、ここには書き尽くせませんが、最大の嘘は、 福沢諭吉が最初の脳溢血を起こした後まるで廢人のようになってしまって、 何も書いたりしゃべったり出来ない失語症だったと書いていることです。 石河幹明の「福沢諭吉伝」には、最初の脳溢血のあと、 驚くほど早く回復して、様々な揮毫を残したことがその写真入りで示されています。 見事な筆跡で、とても廢人同様だった人間に書ける字ではありません。 「慶應義塾修身要領」に、天皇崇拝の文章を付け加えたり、婦人問題についての文を書いたり、 園遊会を催して大勢の客をもてなしたりしています。 残念ながら、安川寿之助氏の本は、まるで一般に読まれていないようです。 私の周囲には慶応大学出身者が多いのですが、その中で、 誰一人まともに福沢諭吉の書いた者を読んだことのある人間がいません。 福沢諭吉をきちんと批判することが、今日本人にとって、大事なことなのではないでしょうか。 日本を1945年の破滅に導いたのは、福沢諭吉だと私は考えています。 2009/06/28 正義の悪漢
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