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170 :塩なめくじ[]:2011/09/27(火) 00:00:15.51 ID:YxMrTJbp0 - λλ
( ^0^)うける / | 〜OUUつ
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171 :塩なめくじ[]:2011/09/27(火) 00:17:50.46 ID:YxMrTJbp0 - 遡行っていうのは起源へ立ち返ることに対して使われるのでよく現象学に対して使われます。遡
行は現象学の主軸なんだね。遡ると書く文脈は、未来―現在―過去という時間軸ではなく、今現 在見えている物事のネットワークをなぞって行くというところから。人は時間が進む方向に対して 後ろ向きにしか進めないっていう言葉があるけど、それは「すでにある」ものは過去だからってと こから来てる。だから別に時は関係なくラップみたいな音韻系の連想だとか、あ、このシーン見た ことあるっていう記憶上の連想とかも遡行というジャンルに入る。現象学の代表者であるフッサー ルはヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学っていう本を書いてるけど、フッサールの時代は論 理学の領域(ゲーデル)とかあとたぶん相対性理論とかで学問の地盤が崩れかけて不安定な時代 だったんで、それでフッサールは日常生活がどう現象しているかに「立ち返って」考えること、すで に成り立っていることについて考えることで、なんとか基板を持ち直そうとしたんだろう。だから遡 行には最初からたとえば忘れることに対する不安からくるような保守的な傾向がある。そのあとの 研究とかでは現象学が起源を前提することとか決定論的時間しか持たないとかいってさらに拡張 されているけど現象学の重さは薄れるわけではない。ネットワークとかアーカイブとかとの相性も いいしね。
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172 :塩なめくじ[]:2011/09/27(火) 00:19:38.27 ID:YxMrTJbp0 - (^q^)つづきやるぞー
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