- ● 全店対象 ビックカメラ Part.13 総合スレ●
370 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2019/05/22(水) 10:12:44.59 ID:OrMmxH92 - 家電の価格、随時上げ下げ ビックカメラが「電子棚札」
家電量販店大手のビックカメラは2020年度末をめどに、 需給状況や競合価格などによって価格を柔軟に変える 「ダイナミックプライシング」を全店舗で導入する。 米アマゾン・ドット・コムなどネット勢に対抗するのが目的だ。 価格をデジタル表示する電子棚札を全商品に設置し、 店頭価格を本部から一括して変更できるようにする。 サービス業で先行したダイナミックプライシングが、大手小売りにも広がってきた。 ■本部で価格を一括変更 ビックカメラの直営全41店舗で電子棚札を導入し、 需給などに応じて価格を頻繁に動かす「ダイナミックプライシング」を始める。 2月に開店した町田店(東京都町田市)で家電製品など約10万点に電子棚札を設置し、 効果を検証してきた。費用対効果が見込めると判断し、 21年8月期までに新店を含む全店の全商品に取り付ける方針だ。 白・黒・赤の3色を表現できる電子ペーパーを採用し、商品名や価格を表示する。 通信機能を内蔵し、本部から操作すれば店頭に並ぶ各商品の価格をいつでも変更できる。 旧来の紙の値札では、価格を変更するたびに店舗従業員が印刷しなおし、 1枚ずつ手作業で入れ替える必要があった。競合店の値下げなどに素早く対抗できるようになる。 同社の18年8月期の連結売上高は8440億円。大手小売りが全店で導入するのは珍しい。 電子ペーパーは液晶ディスプレーとは異なり、表示を切り替えるときのみ電力を消費するため、 小型電池でも5〜7年もつ。初期費用は一般的に1枚1000円前後とされるが、 長期的な競争力強化には欠かせないと判断した。ビックカメラは19年8月期にIT (情報技術)分野へ100億円以上を投じる計画だ。 背景にあるのが、アマゾンなどの台頭だ。 ネット通販サイトでは商品価格や在庫数量、直近の売れ行きなどのデータをシステムで一括管理し、 柔軟に価格を変更できる。 競合サイトの価格をプログラムで自動取得すれば「競合より常に10円安い販売価格を維持」 「在庫のだぶつき解消のため不人気商品は1時間10円ずつ値下げ」といった価格の自動設定も可能。 米国版アマゾンでは1日の価格変更が250万回に上るとの調査もある。日本では楽天が4月、 出店事業者向けに需給予測に応じた自動値付けの機能提供を始めた。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44938930X10C19A5TJ3000/
|
|