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766 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/02/21(水) 00:21:26.05 ID:yagrWNwS - 「うちの社員は挨拶しない」という愚痴をこぼしていた
何人かの会社にとどまり、一日の挨拶の状況を観察させていただいた。 すると、面白いことがわかった。 ・「挨拶する人」は、だいたいいつも同じ。条件反射のようだ。 ・「挨拶しない人」も、自分に向けられた挨拶とわかっていれば、 挨拶を返す人がほとんど。特に挨拶が嫌いなわけではないようだ。 ・「社員が挨拶しない」と嘆いている経営者や管理職自身が、 挨拶していないことも多い。 ・誰か1人でも、「積極的に挨拶する人」がいると、その周りには 挨拶する人が多い。 私がここから思うのは、挨拶を定着させるためには 「模範が必要」 ということだ。挨拶を積極的に行う人は、基本的にオープンマインドの人が多い。 そういう人の振る舞いを見て、徐々にまわりの挨拶が苦手な人も挨拶に 抵抗がなくなっていく。 「挨拶・マナー研修」は、挨拶の型を教えてもらうことはできるが、 「どのようなシーンで、どのような気持ちで、どんなやりかたで」 挨拶をするべきか、ということについては教えられない。 それは日常生活の中で積極的に試さなければ体得できない。 ゴルフのスイングの本をいくら読んでも、実際にスイングして みないとうまくならないように、挨拶も実際にやらなければ上達しない。 しかし、「挨拶なし」で生きてきた人にとって、「間」や、「雰囲気」など、 挨拶の条件をその「場」から読み取るのは極めて難しいことだ。 そう、挨拶することは「難しい」と認識するべきなのだ。 したがって、「挨拶しない」と嘆くのであれば、自分が模範と ならなくてはならない。自分が挨拶における「間」や、 「雰囲気」を読んで、どのように挨拶をするか、皆に示さなければならない。 社員を研修に行かせても効果はたかがしれている。そうではなく、 あなたの模範によって社員を変えるのだ。嘆いているヒマはない。
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