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不明なデバイスさん
688
【スパコン】スーパーコンピュータ関連情報6【HPC】

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【スパコン】スーパーコンピュータ関連情報6【HPC】
675 :不明なデバイスさん[sage]:2010/11/11(木) 00:58:03 ID:ss6mkOfS
>>668

SPARC64Zは、2.5GHz動作で、4コア、4コアが共有するL2キャッシュは6MB。
SPARC64[fxは、2GHz動作で、8コア、8コアが共有するL2キャッシュは5MB。
という事で、コア数が2倍になっているのに、L2キャッシュの容量は小さく
なっているというのが、汎用的に1コアの性能向上は期待出来ないと思われる
顕著な部分です。
大規模な科学技術計算はキャッシュに当たらないので、科学技術計算では、
L2キャッシュが小さい事は、大きなマイナスにはならないのですが、
いわゆる整数演算ではキャッシュの容量が小さいのはマイナスです。
1コア当たり、前の世代のプロセッサの半分以下のキャッシュ容量にするというのは、
汎用のCPUとしては順当で無いですし、商品戦略としてもやりづらいものになっています。
(使い方によっては、新しいCPUの方が性能が低下してしまうというのは商品として難しい)
動作クロックが下がっているのも、SIMD命令のために下がっているのでしょう。

現行のXeon X7560は、2.26GHz動作で、8コアで24MBのL3キャッシュを搭載しています。

【スパコン】スーパーコンピュータ関連情報6【HPC】
677 :不明なデバイスさん[sage]:2010/11/11(木) 01:08:11 ID:ss6mkOfS
>>671
> >>666,667
> たぶん既存のコアにSIMDユニットを組み込むのではなくヘテロジニアスな構成を
> 想定していたんじゃない?

だと思います。

> POWER7と同レベルだし科学技術演算に特化したとは言えないと思うけどね。

POWER7の技術的特長の一つに、eDRAMを使って小さい大サイズに32MBのL3
キャッシュ(コアで共有するキャッシュ)を搭載した事が上げられます。
当然ですが、性能を維持するためにこれだけの容量のキャッシュが
必要という判断があって、容量は決められています。
SPARC64[fxの5MBのL2キャッシュ(コアで共有するキャッシュ)というのは、
コア性能がPOWER7の2分の1としても異色の小ささです。

また、これは手際の良さの違いかもしれませんが、POWER7を搭載した
汎用のサーバをIBMは既に出荷しており、富士通はSPARC64[fxを搭載した
汎用のサーバは、今のところ出荷していません。



【スパコン】スーパーコンピュータ関連情報6【HPC】
679 :不明なデバイスさん[sage]:2010/11/11(木) 01:27:14 ID:ss6mkOfS
>>673
事業仕分けの大事な部分が抜けていますね。
あの仕分けで出された予算要求は、予定より増額されたものである事。
増額の理由として、40億円で富士通の生産ラインを強化し、生産を加速させれば、
top500で1位が取れるというものでした。
そのため、予算要求の正当性を主張するためには、1位に拘らなければならなかった。

あと、二つ目の地球シミュレーターとTSUBAME等の比較は乱暴すぎるかな。

>>678
SIMD拡張が、特別な技術ではなくても、あのチップにとっては「一番のキモ」
という事で、ご理解いただければと思います。

【スパコン】スーパーコンピュータ関連情報6【HPC】
682 :不明なデバイスさん[sage]:2010/11/11(木) 01:42:56 ID:ss6mkOfS
>>680
> 細かい話だけどなんかSPARC64VIIIfxのキャッシュサイズは6MBになってるみたいよ。

失礼しました。
一応、ググッって出てきたプレゼン資料みたいなので確認したのですが。
Roadrunnerの名前を確認しないでLoadrunnerとか書いちゃうような事が無いように。

【スパコン】スーパーコンピュータ関連情報6【HPC】
688 :不明なデバイスさん[sage]:2010/11/11(木) 09:50:25 ID:ss6mkOfS
>>686
>>663の記事を読んで話をすると、
2007/9/13に2010年には京速スパコンは10Pflopsを出せるかどうか疑問
という記事であり、実際に現在の計画は2012年になっており、
2010年には達成出来ない予定という事で、記事の主旨は妥当。
富士通がJAXAに出荷したSPARC64Z(この記事の時点では発表されていないのかな?)
を使ったFX1というスパコンでは、大雑把に言って1ラック1Tflops。
1ラック当たりの性能が2倍になると計算して、5000ラックなので、
2007年の時点で、汎用CPUとしてSPARC[が開発されるという前提で計算すれば、
こんなものでしょう。
関係者を馬鹿にしたような表現方法はいかがなものかと思いますけど、
フリーの売文屋さんとしては、刺激的な表現をしないとやっていけないのでしょう。

「専門化が発表しているんだから、ちゃんと策があっての事なんだよ。
素人は黙っていろ!」
とか考えるのはジャーナリズムの否定なので、
記者さんが勉強して書くのはいい事じゃないですか。
【スパコン】スーパーコンピュータ関連情報6【HPC】
689 :不明なデバイスさん[sage]:2010/11/11(木) 09:57:57 ID:ss6mkOfS
>>687
SC07が、今週末から、来週にかけてあるので、新ネタが楽しみですね。
http://sc10.supercomputing.org/
top500のリストもそのぐらいで2010/11版が出るそうで。


【スパコン】スーパーコンピュータ関連情報6【HPC】
692 :688[sage]:2010/11/11(木) 21:44:10 ID:ss6mkOfS
>>691さんは能澤氏の能力について「SIMD等の方策を考えつかなかったわけがない」
と高く評価されているようですけど、
私は計算機に関しては、詳しくは無くても常識的な事は知っているつもりですけど、
能澤氏について、たぶん名前を見た事あるのだろうけど、基本的には知らない人物
なので、能澤氏を高く評価し、良く知っているらしい>>691さんが氏の能力について
言われる事には、なかなか反論出来ません。

【スパコン】スーパーコンピュータ関連情報6【HPC】
695 :不明なデバイスさん[sage]:2010/11/11(木) 23:04:19 ID:ss6mkOfS
>>693

2007/9というと、top500のリストではまだ、OpteronとBlueGeneが争っていて、
x87命令を速いFPUで実行する事が、Opteronの「スカラー型スパコン」
としての売りだった頃です。
http://www.top500.org/list/2007/06/100
倍精度のSSEは、単精度に比べてあまり力が入れられていなかった頃で、
Corei7の出荷は1年以上先だし、動くNehalemが発表されたのは、2007/9/19で、
この記事が書かれた後です。
システムとして2010年完成という事は、2010年頭には出荷が始まるような技術で
なければならなくて、記事を書いたタイミングから、2年後+3、4ヶ月です。
SPARC64ZがHotCHipsで発表されたのは、この記事の約1年後の2008/8月。

2007/9時点の素人が、マルチメディア拡張としてのSIMDではなく、
科学技術計算を狙ったSIMD拡張で2009年中には完成されたSPARCチップが
出てくると予想するものでしょうか?
【スパコン】スーパーコンピュータ関連情報6【HPC】
697 :不明なデバイスさん[sage]:2010/11/11(木) 23:07:47 ID:ss6mkOfS
>>694
ベクトル型、スカラー型、アクセラレータ型の複合システムとか言わずに、
開発当初からスカラー型で一本で始めていれば、
世界一を獲得できたかもしれないですね。


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