- 七日の王妃
248 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/11/09(金) 11:26:04.55 ID:70WGpKw1 - 1506年、臣下たちの間で打倒・燕山君を掲げた大規模な反乱が起こるが、やみくもに反乱を起こしては非難される可能性もあった。
そこで、反乱軍が掲げた大義名分が燕山君の異母弟である晋城大君を王にするというものだ。もちろん、晋城大君はそのことを一切知らなかった。
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249 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/11/09(金) 11:28:46.29 ID:70WGpKw1 - 事件当日、反乱軍は燕山君を討伐する部隊と晋城大君を保護する部隊の2つに分かれた。何の前触れもなく屋敷を囲む武人たちの姿を見た晋城大君は、兄が自分を殺そうとしていると思ってしまう。
抵抗の無意味さを感じた晋城大君は、せめて自ら命を絶とうとする。晋城大君の命を救ったのが、彼の妻である端敬(タンギョン)王后だ。彼女は一向に攻め入らない武人たちに違和感を覚えたのだ。冷静な妻の判断が、晋城大君の命を救ったのだ。 一方、家の中に招き入れられた兵士たちは、晋城大君に挙兵の説明をする。 しかし、しん頑なに即位を拒むのだった。
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250 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/11/09(金) 11:33:07.49 ID:70WGpKw1 - 燕山君派の人間を排除してきた重臣たちからすれば、端敬王后の存在は邪魔だった。彼らは、中宗に重臣たちは「端敬王后と離縁してください」と申し出た。これまで、彼らの言いなりになってきた中宗だが、妻と別れることに関してははっきりと反対の意思を示した。
しかし、立場の弱い中宗の意見を重臣たちは受け入れなかった。それどころか、離縁しないのならば、端敬王后を処刑するという意見まで上がった。 中宗は端敬王后の身の安全を守るために、結局、離縁するしかなかった。
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