- 口唇裂・口蓋裂 Part9
133 :ラグ[]:2018/09/21(金) 12:27:49.74 ID:V2yiaBdn - ご意見ありがとうございます。
経緯が複雑でその都度最善と思われる選択をしてきたつもりです。 現在の大学病院は、形成・口腔・耳鼻科・言語・リハビリとトータルケアができる環境にはあります。 しかし、いかんせん初の症例となると、結局、医師側も手探りで何をどう対処するか手探りの状態なのです。 医療に絶対はないことと、それなりの症例数をこなしている専門医数名が誤診をする症例であったこと。が全てだったのだと思っています。 多分、唇顎口蓋裂に関しては未だ大学病院で対処する疾患ではないでしょうか?治療内容もここ数十年で劇的に変化して、ようやく一般化された段階でありますし。 美容とは違いますし。他の一般疾患とも異なる分野な気がします。 1)硬口蓋瘻孔 → 鼻腔流入 → 後鼻漏 2)軟口蓋不具合 → 嚥下弱い(嚥下圧不足?) → 喉頭に残ったものが気管へ流れる 多分、この2つの症状が重なって生じていた。 飲食時の嚥下だけでなく、平時の唾液・鼻漏の意識していない嚥下も。 そんな風にイメージ。 当初は咳・発熱を意識していたが、我慢しているとやがて不顕性に移行。喉の異常な違和感だけはあった。 咳はなくなり、発熱してもわからなくなる(常時微熱があるため)。 あと、副鼻腔炎と診断しているがCTで確認しても所見なしね。CT2回確認した。 医師の認識では、「後鼻漏=副鼻腔炎」という思い込みが非常に強い。「副鼻腔炎ではない=後鼻漏は気にしすぎによるもの → 喉の違和感は精神的なもの」 という方程式が成り立ってしまったのね。 肺炎が推測されたのは、体調不良時の血液検査の結果を保管していたため。 身体の節々が痛く、左股関節が動かせない状態だった。 近場の病院で左関節痛を訴えたところ、股関節部位造影CT & 血液検査。 結果待ちの間に、体温を測定すると 38.5℃。(発熱していることが認識できなかった) 結果は、CTに所見なし。血液検査は、CRP定量と白血球の数値異常。 どこかで炎症が起きていることしかわからなかった。 このことが決定打で、退職となる。 その後に、嚥下障害が判明ね。 どんなことにせよ、想定外ということは起こりえます。それを経験しただけ。 代償は大きかったけど。 人生いろいろとあるよ。 この症例を今後に生かしてもらいたい、それだけだね。 それでは、皆さんお大事に。 今の医療水準では起こりようもない症例かもしれないけど。
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