- 自閉症スペクトラムの30代男が質問に答えるスレ [無断転載禁止]©2ch.net
422 :1です[]:2017/01/12(木) 08:32:36.41 ID:06J12VFD - 健常者と発達障害者がぶつかるのは
決してサポートする側の健常者の努力不足などではなく、 当事者とのコミュニケーションのミスや 仕事上の風習が発達障害者に合わないことが主な原因です。 それには ◯絵や文字で視覚的に業務内容を理解できるようにした資料の導入 ◯今まで判断が難しかった暗黙のルールなどを 明文化して、責任範囲を明確化する ◯スケジュール管理についてのサポート ◯パワハラにあたるような、社内で使ってはいけない言葉や言ってはいけない言葉をルール化する など健常者にとっても役に立つものが含まれます。 また、日本の企業では1つの案件に対して1から10まで 担当者が全てマルチにやらないといけなく、 それが出来ないと叩かれる風潮が強いですが、 ある人にとって極端に苦手な作業は 他の人にやってもらえるような 全体で残業を減らしたり効率的に業務を進めるためのシステムづくり (特定の人の仕事だけ増えてしまわないように、代わりに別のことは頼めるなど) など、 様々な形での改善があると思います。 単純に発達障害者に優しくして欲しい、 と言ってるのではなく ちゃんと相手の特性や個性を知った上で、 職場で的確な措置やサポートはしてみたのか? 専門の機関に相談したのか? その対応は正しかったか検証してみたか? などが疑問視されるのです。 できる人だけが仕事をすればよく、 ついていけない人は過労死か障害者雇用を選べ、甘えるな。 というのは 健常者にとっても良い考え方とは言えないと思いますよ。 健常者の人だって上司に逆らえないし、 どんなに頑張っても社長以上の給料は取れないでしょう? どこからそういう自信というか仕事が出来ない人に対しては何を言っても良い、 みたいな風潮が生まれるのか不思議です。 人によっては年功序列のシステムが生きてるからだと言う人もいますね。 健常者の人の努力不足ではないし、 発達障害者も努力とか根性論では解決できない問題があります。 職場として取り組む必要があるのです。 そして、社会全体が働き方という構造を変えていく必要があるのです。
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