- 世の中の障害者に対する差別を挙げていこう
247 :223[sage]:2011/10/01(土) 00:27:46.57 ID:UoTZH/wv - >>230
だーかーらー、奇形は症状の説明に使う言葉であって、それ自体は医学用語。蔑称でも何でもない。 本当に形、見た目にだけ異常が出てる場合もあれば、それによって機能不全が出る場合もある。 そして前者の場合、障害者というのは無理が出てくる場合がある。 ひとからげにしてしまうのは問題があるんだ。 見た目に異常が出てると説明しただけでは、ケロイドなど後天的なものだと解釈される場合がある。 だから、先天的に形状が固定されるレベルではっきりと異常が発生した状況だと限定したいとき、奇形って言葉が無いと困るんだ。 奇形である本人が必要としてるのに、なんで勝手にダメ出ししてるんだよ。 必要性を感じないってんなら、そう思う奴だけが使わなければいい。 俺の先天性小耳症ってのは個人差が大きくて、文字通り耳たぶが小さいだけの人もいれば完全に潰れててイモ虫みたいな肉塊になってる人もいる。 聴力に関しても、見た目だけで聴き取りにはなにも支障がない人もいれば、内耳までやられて失聴してる人もいる。 そして俺は外見でも聴力でも後者。 なぜ失聴してるか説明する際、ただ「潰れた」というだけでは事故による後天的なものと誤解されることがある。 形成手術で見た目はそんなに異様なものではなくなったが、それでも違和感は持たれる。柔道でもやってたのかと聞かれたことがある。 生まれつきだの何だのと補足してたら煩雑になる。「奇形だった」と言えば必要な要素はそれだけで伝わるわけよ。 それと >失聴は、障害者手帳の対象になるはずですが? と言ってるが、片方だけでも健聴なら制度上は健常者扱いになる。 なあ、あなたは俺の両耳がそうなってるって思い込んでたのか? 全然当事者の状況に想像力働かそうとしてないだろ。 検索してみようとすらしなかった。 そんなんで勝手に騒ぐんじゃない。 この片耳問題、結構根が深い。 軽く説明するだけでは、相手は片方だけでも健聴という要素にとらわれてなかなか不自由してることが伝わらない。 説明の際は普通に口話していることが混乱に拍車をかける。 失聴側が死角になりうまく聞き取れないこととか、音の方向が分からないことや聞きとりにムラがあることとか、これがどういう問題に発展するかは相当掘り下げないと伝わらない。 だが、「耳に軽い障害がある」というだけで、その不備はすんなりと納得してもらえる。 さほど細かい理解を必要としない場合、そういう端的に説明がつく言葉が必要になってくる。 「奇形」も然り。
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