- 【脊損】脊髄(頚髄)損傷について語ろう【頚損】37
720 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/06/10(金) 19:24:39.55 ID:XSjv8WQH - 疼痛は一つのサインであることも覚えておいて。受傷20年選手の意見です。
完全麻痺とはいうものの動かせないだけで微弱な感覚を残す場合も多くあるので。 痺れや痛みは正直慣れるしかない。意識が下半身にいっているだけで痛み痺れを感じることがある。 みんなそうだと思うけど、足に意識を集中すると必ず痺れてる。 だから無意識に足の感覚を切り離すという芸当がしばらくすると出来てくる。 1年で出来る人もいれば5年かかる人もいる。その人の精神力に依存すると思う。 俺は4年ほど痛みで悩んで痛みどめを使いまくった結果、歯がぼろぼろになり骨も弱った。 結局のところ痛みや痺れは我慢(というか意識から切り離す)するしかないと悟った。 社会復帰するなどして、他に考えることが増えると自然と痺れを感ずることが少なくなった。 上に書いたようなことを口で本人に諭してみても、「俺は痛いんだ、分からない癖に言うな」と言うだろうね。 >>711の言うように自身で慣れていくしかない。俺もそうだったから。 あと足を動かすと痛みが緩むとのことで、頸損者に多くみられるケイセイの回避方法と似てると感じた。 ケイセイが酷い友人が予感があると足を引っ張ってくれとよく言っていた。 引っ張ると思いっきり両足が痙攣し始めた。本人いわく溜り溜まって不意にケイセイが起きないように先に「放電」するとのこと。 放電することにより転倒するほどのケイセイを小出しにすることができると言っていた。 俺自身のことを言うと、微熱が出ると足が痛む。風邪をひいたり尿路感染で高熱を出したときは死ぬほどの痛みを感じる。 あと台風時期など気圧変化が激しい時は痺れを感じる。 そういう意味でも自分の体調を測るバロメータでもあるので、10年後を見据えて薬で消すようなことはしないのがベストであろうと思います。 長々と申し訳ないが、非常に難しい問題だけど、いつまでも苦しいままではないと思います。 家族の支えは大きなサポートになります。短期的にではなく、気長にそして根気強く、時には突き放したりしてください。 介護者があまりにストレスを感じるようにならないように気をつけて。
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