- 【やることなすこと】律子女史 2投目【ガター】
176 :投球者:名無しさん[sage]:2012/06/03(日) 20:41:12.73 ID:JzlOVzRi - 佐山急便 〜おもちゃ部長 シリーズ〜 第二話
大原浩一は目の前に突きつけられたナイフで、部下の山根と一緒にバリアフリーの大型個室に、無理矢理押し込まれた。 大型といっても、大の大人が三人入れば、手を伸ばせばすぐ届く距離に立つことになる。 山根と大原は、若者の持つナイフから目が離せないでいた。 「なんのつもりだ?」 大原が威厳を奮い立たせ、若者をしっかと見据える。 「このままじゃあ俺の気がすまねえんだよ。俺に恥をかかせやがって!」 トイレの中と言うこともあり、音量を抑えていたが、その分若者の声にはよけいに迫力があった。 「いったい何のことだ。誰かと間違えてるんじゃないかね」 大原は目の前の若者を見据えた。そのとき、うしろにいた山根が声を上げた。 「あ……! 宅配の……」 制服じゃなくて、赤いTシャツにジーンズという服装だったのでわからなかったが、さっき会社で怒鳴りつけた宅配業者の若者だった。 「そうだよ。おっさんにも同じような思いをさせてやるからな!」 大原を若者が睨みつけてくる。 大原は焦った。トイレの個室に落ちる沈黙が、過ぎていくほどに大原の全身を脂汗が流れる。 ギュルギュルギュルと活発に活動する腹を抱えて、大原は視界の隅に入る山根に、視線を向けた。 大原の尻には山根の命令で注入した簡易浣腸が仕込まれているのだ。そんなに長い間我慢できそうもない。大原と密着している山根にも、その熱くなった体温が伝わっているはずだ。山根になんとか助けを求める。
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177 :投球者:名無しさん[sage]:2012/06/03(日) 20:42:34.52 ID:JzlOVzRi - 大原の肛門がヒクヒクと内側から圧力をかけてきている。力を入れておかないと、すぐにでも漏れてしまいそうなのだ。なのに……。
「うんこ、漏れそうですか?」 「な! おい、なにを言うんだ。山根君」 「なんだ、おっさん、糞ガマンしてんのか?」 「ああ、すいません! 大原部長……」 「そうか。それで、急いでトイレに向かってたんだな。いいぜ、おっさんよ。見ててやるからここでやってみせろよ」 なんと若者は大原に、目の前での排泄を強要してきた。 「俺がかいた恥はそんなもんじゃねえんだ。ガタガタ文句あんなら、そのまま漏らしちまって、俺はかまわねえんだぜ」 さすがに漏らしてしまっては、帰ることもできなくなってしまう。 だが、ガマンももう限界まで着ている。これ以上粘っていられない。ナイフの怖さよりも、今は漏らしてしまうほうが恐ろしかった。 「部長……」 大原は恥を忍んで、若者と、山根の見ている前で、ズボンをおろして、便座にゆっくりとでかい尻を乗せた。 「おい。ちゃんと顔上げろ」 若者の手が大原のポマードにまみれた頭髪を掴んで持ち上げる。 「まだ出すなよ」 ブリーフまで脱いで、便座に座って、肛門をヒクつかせながら、さらに我慢させられた。 「今どんな気持ちだよ」 若者がにやけた顔で、大原に顔を近づけてくる。大原は歯を食いしばって、尻の穴に力を込めて耐え続ける。 「いい歳したおっさんが、人前で糞をさせられるんだ。どんな気持ちか言ってみろよ」 喉元、あごを持ち上げるようにナイフを突きつけられて、大原は仕方なく口を開いた。 「悔しい……」 脂汗をダラダラ垂らしながらも、開いた口から呪詛が止まらずに漏れていく。 「ナイフがなかったら――、わしがこんな状態じゃなかったら、おまえみたいなくだらない人間なんかの言うことなんて聞かずに一発でのしてやるのに……。 おまえは恥をかかされたと言うが、わしは間違ったことをしたとは思わない。仕事をまともにこなせてないのは、誰のせいでもない、おまえ自身がダメだからなんだ……」
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178 :投球者:名無しさん[sage]:2012/06/03(日) 20:43:31.41 ID:JzlOVzRi - あ……!」
瞬間、山根が小さくだが声を上げて息を飲む。 「俺に説教なんてすんじゃねえよ!」 怒号がトイレに響いたが、個室の外には誰もいなかった。直後に人が入ってくる気配がして、外から用を足す音が、個室にも聞こえてきた。 「今度ウザいこといいやがったら、こいつがただじゃおかねえぞ」 押し殺した声を耳のそばでささやかれ、大原は唇をかみしめて、小憎たらしい若者を睨みかえす。 「山根には手を出すな」 その大原の守ろうとする気持ちが山根を感動させた。 「なんだ、ボス気取りか?」 「わしをいたぶりたいんならしろ。その代わり、こいつには手を出さないでくれ」 「部長、俺、俺……」 山根は小さく体を震わせている。 「俺が浣腸してこいって命令したばっかりに、こんなことになって……。すいません――」 「おいっ……!」 言ったあとで、山根は大きく息を飲み込んだ。
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179 :投球者:名無しさん[sage]:2012/06/03(日) 20:44:06.49 ID:JzlOVzRi - 「あ……また俺! す、すいません」
ちょっとしたその何秒かの間が、大原には何十分にも感じられた。 「へえー、おまえらそういう関係だったのかよ」 いたずらっ子のような笑みを若者が浮かべる。 「おっさん、マゾ男ってわけかよ」 ああ……ある種の絶望感が大原の全身を包んだ。こんな相手に最悪なことを知られてしまったのだ。 「部長、すいません、すいません」 謝る山根を責めようなんて気にはならなかった。そんなことを考える状態ではすでになかったのだ。 腹はギュルギュルと鳴り続けており、少しでも力を抜くと、一気にぶちまけてしまいそうな限界まで来てしまっていた。 「え? マゾのおっさん。俺がいなくてもこいつの目の前でおっさんは糞をする気、満々だったってわけかよ。なあおっさん。俺ってギャラリーが増えて、嬉しいんじゃねえのか? あんなに会社じゃあ偉っそうに人にあれこれ指示しといて、裏では浣腸させられて、悦んでるただの変態オヤジなんじゃねえか」 「……」 大原の頬がどす黒く染まる。こんな状態でありながら、大原の意志に関係なく羞恥が、精神のスイッチを切り替えてしまう。 「いいぜ、ほら。糞しろよ。おっさんが糞するの見ててやるからよ」 再びポマードまみれの頭髪を掴まれ、大原は強制的に顔を上げされられた。こうなってはさっきとは違う。今度は、恥ずかしくて、若者の顔をまともに見られないでいた。 「部長……」 大原のその顔を山根は今までに何度も見慣た顔だった。みんなが帰ったあとの会議室で全裸になって尻を振る、あの下僕の顔になっていた。 <つづく> ■第三話予告■ 「山根の余計な一言でさらに最悪な状況へと陥る大原部長が、二人の前で放出する」
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180 :投球者:名無しさん[sage]:2012/06/03(日) 20:46:14.85 ID:JzlOVzRi - 佐山急便 第三話佐山急便 〜おもちゃ部長 シリーズ〜 第三話
大原浩一の額に脂汗が流れ落ち、欲情した頬を滑り落ちる。 そして我慢はついに限界を超える。 「ああ……」 ブピッ、と水っぽい音を鳴らして、汚物が勢いよく排泄されていった。 駅のトイレの大型個室の中で、大原は、限界まで我慢して耐えていた排泄をようやく許可を得て排出したのだ。 その一部始終を山根だけじゃなく、若者にまで見られてしまったのだ。 大原は歯を食いしばって耐えるその屈辱という身体の芯が痺れる快感に、何とも言えない悦びを全身で感じてしまっていた。 これらの行為は本来なら部長である大原の密かな淫らな楽しみで終わるはずだった。 部下の山根とのプレイの一環で簡易浣腸を自ら注入していたのだ。 それが二人でトイレに入るところを、昼間に叱りつけて恨みを買ってしまった宅配業者の若者に見つかり、 ナイフを突きつけられて、二人して個室の中に連れ込まれてしまったのだ。 それは山根との『プレイ』とは違う本当の陵辱なのだ。大原の肉体の一部はしっかりと変化してしまっていた。 大原は若者に気づかれないようトイレットペーパーを巻き取りながらシャツで股間を隠そうとした時、若者は大原に、信じられないさらなる屈辱の言葉を口にした。 「おい、あんた。あんたがおっさんのケツを拭いてやれ」 途端に大原は狼狽える。勃起してしまっていることがバレてしまうのも困ったが、 浣腸を射すこと自体は何度も経験していたことだったが、手入れだけは毎回必ず自分自身で行ってきていたのだ。 「そ、それは勘弁してくれないか」 「あんたらは変態なんだろうが」 若者の顔には相変わらずニヤついた表情が張り付いている。 「大好きな浣腸プレイなんだろ? ほら、汚えケツをあんたの部下に拭いてくださいってお願いしろよ」
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181 :投球者:名無しさん[sage]:2012/06/03(日) 20:46:58.75 ID:JzlOVzRi -
「そんな……」 大原と山根が同時に声をあげた。 「今さら恥ずかしがってんじゃねえぞ」 その押し殺した声は、大原の理性の内側にある欲望を刺激する。 「お願いしろっつってんだよ」 大原部長の上気した頬は、相変わらずどす黒く染まっており、それはこんな状況でありながら、命令されることを悦んでいる証明だった。 「お、お願いだなんて……」 その大原部長の心境の変化を、山根は敏感に察知する。 便座に座る大原を見下ろし山根は、欲情してるそんな上司が無性に腹立たしく思っていた。 そして目尻の下がった細い目を少し潤ませながら、若者に促されるままに口を開く大原をじっと見ていた。 「……わしの尻を拭いてください」 そしてその山根の醒めた目は、大原の感情をより高ぶらせていく。もう大原には若者のナイフは、目に入っていなかった。 (くそっ。命令されるなら誰でもいいのか) それは嫉妬だった。 理不尽に責められてるというのに、山根の視線の先には、大原の皮をかぶった股間が隆起して首を振っているのが見えている。 頬を染め興奮に悦び震えてる大原に、山根はいつのまにか、若者にじゃなく大原にムカついてしまっていた。 カラカラと荒っぽくトイレットペーパーを手に巻き取ると、山根は大原の肩をこつきながら言い放った。 「大原部長、その汚えケツ、こっちに向けてくださいよ」 ハッとして大原が部下である山根を見上げる。 「山根……君?」 「ははは。ほら白豚さんよ。あんたの部下がそう言ってるぜ。どうするんだ?」 若者が煽る。 日焼けしていない腹部と足が白くむっちりとしている大原部長。彼は戸惑いながらも素直に、便座を跨ぐように向き直ると、貯水タンクを掴んで尻を突き出した。 山根の鼻息が荒いのは、加虐に興奮しているからか――。
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