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651 :ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 86b8-ZRfY)[sage]:2018/04/08(日) 20:19:08.57 ID:PYAK6U2l0 - 面白いコンセプトのバトルアーマー輸送ヴィークルを見付けたので私訳してみた。
ヒリョウ(飛竜)装甲兵員輸送艇 重量:40トン 移動形式:WiGE パワープラント:GM205ライト核融合 巡航速度:86km/時 最大速度:129km/時 装甲:ニューサマルカンド ヘビーフェロファイバー 武装: ロードライト2b スナブノーズPPC 製造元:ペシュト自動車 主要工場:ユニティ 通信システム:ネイル400 照準・追跡システム:チチェスターASR26 概要 短期間で終了した連合-ゴーストベアー戦争中に、DCMSは増え続ける装甲歩兵部隊の配備に際して適切な輸送能力が危うい ほど欠けていたことに気が付いた。この問題を是正すべく調達部門は連合中のヴィークル製造業者に(バトルアーマー歩兵 用の輸送車納入を)要請したのである。大半は既存のホバークラフトやVTOLの派生型を提案したのだが、ペシュト自動車の 地面効果翼(WiGE)艇が調達部の注目を獲得した。 ペシュト自動車は国内市場では民生用車輌で有名であり、競合するワカザシ・エンタープライゼスとは反目し合っていた。 軍用航空宇宙製造メーカーであるワカザシが輸送用のコイWiGEを投入し始めたことを、ペシュト自動車は自らが維持してき た(民間市場の)縄張りを侵害するものと見なした。(ワカザシの横紙破りに)応じて、ペシュトは新たな輸送車輌の要請 が来る前からユニティの製造施設でWiGE設計の開発を進めていた。試験でヒリョウ(フライングドラゴン=飛竜)は素晴ら しい成績を収め、(ワカザシ役員の積極的なロビー活動にも関わらず)調達部門は即座に実戦評価用の50機分を発注したの である。 能力 GM製の新型ライト核融合炉から動力を供給されているヒリョウの航続距離と行動可能時間は乗員(の体力限界)によっての み制限される。また、ニューサマルカンド製のヘビーフェロファイバー装甲は今日まで中心領域で製造された中でも最強の ものである。第一星間連盟が提供できた最高(の製品)すら上回るこの装甲は、ライラ同盟から密かに「取得」された。 ヴィークルの中心部で良好に防護されたコンパートメントはバトルアーマー兵士丸ごと8人分を輸送するのに十分なほど広 い。乗船中の装甲服はヒリョウの核融合炉から充電を受けられ、区画内には追加の弾薬や物資を保管する場所が提供される。 そこには現場で基本的な整備や小規模な修理を行える小さなメンテナンス施設さえもが含まれている。艇が着陸中は後部の ランプを使って兵士達が下船するのだが、ヒリョウの底面には8個の追加ハッチが設けられており、ジャンプ可能な装甲服 を戦闘中すばやく空挺展開することができる。
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652 :ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 86b8-ZRfY)[sage]:2018/04/08(日) 20:19:39.27 ID:PYAK6U2l0 - 配備
ヒリョウは3069年にペシュトをワードオブブレイクから防衛する際に初めて実戦投入された。ペシュト(自動車)保安隊と して配備された試作型のヒリョウ一個航空中隊(訳注:6機)が第4ペシュト正規隊の支援に投入され、襲撃してきたブレイ ク教徒に向き合った。重い損失を被りつつも、彼らはペシュト自動車の生産ライン防衛に成功した。3071年に再びブレイク 教徒の第29市民軍と第42シャドウ師団が来襲した時、第42の戦闘機群は(69年の時より)はるかに多くのこのヴィークルと 交戦することになった。低高度においてより機敏で重装甲のヒリョウは、低空を飛行するデファイアンス(カペラ製オムニ ASF)やシヴァ・オムニ戦闘機のいくつかを損傷させたのである。また一方、ヒリョウが展開したバトルアーマーは第29が 管区司令部へ侵攻するのを押し止め、侵略者達が戦術核兵器を使わざるをえないよう強いた。 ペシュトの損失にもかかわらずユニティでヒリョウの生産は継続している。ペシュト正規隊と竜剣連隊に所属するバトル アーマー部隊が最初にこの輸送艇を受領した。また調達部門はヴェガ軍団とゴースト連隊にも(ヒリョウを)装備させるた め発注量を拡大した。最前線の兵士達が更なる先進的な設計の装甲服を装備するようになったため、お下がりの第一世代型 バトルアーマーを受け取る(二線級の)惑星市民軍の所までこの設計は最終的に届き始めている(トリクルダウン)。 ルシエンとペシュトが再び連合の支配下に戻ったことにより、この主要惑星の駐屯部隊はヒリョウを装備したバトルアー マー編成によって大急ぎで増強された。 派生型 ヒリョウの導入以来、ペシュト(自動車)は実験的に数量限定で改造型WiGEを製造している。最初のモデルはスナブノーズ PPCを一対のライトPPCに置き換えたものであり、これによってヴィークルはより遠距離で効果的(な火力)となる。二番目 の派生型はMRM-20と3トン分の弾薬を搭載したものである。この武装は柔らかい(軽装甲か非装甲)目標に対してPPCよりも 効果的なのだが、WiGEの輸送能力の半分が失われたためこの「ガンシップ」版の配備は限られたものになった。 バトルアーマー区画のいくつか或いは全てを他の武器や装備に置き換える現地改修が多数試されているのだが、現時点では そのいずれもDCMSから好意的な評価を得られていない。 著名な乗員 ピーター・マソル バート・ペンテデモス ササキ・ケンタ: 惑星ノーウェア上の戦力低下した第10ペシュト正規隊に付属する第11「ノーウェア・メン」(訳注:歩兵連隊)は流入する 現代的な(最新)装備を受け取った。元はウォリアーVTOLの乗員だったパイロットのピーター・マソルとガンナーのバー ト・ペンテデモスはDCMSの「驚異の30日間WiGE転換特訓コース」を耐え抜いた者達である。(ヒリョウの)積み荷の管理を 担当するササキ・ケンタという男が加わり、辺境の国境線に沿って海賊掃討を行う中でこの三人組は彼等の操るヒリョウを 「クラッシュコース」と名付けた。
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653 :ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 86b8-ZRfY)[sage]:2018/04/08(日) 20:20:09.99 ID:PYAK6U2l0 - タイプ:ヒリョウ(飛竜)装甲兵員輸送艇
技術基盤:中心領域 移動種別:WiGE 重量:40トン バトルバリュー:665 装備 重量(トン) 中枢: 4 エンジン: 205 10 形式: ライト核融合 巡航: 8 最大: 12 放熱器: 10 0 操縦機器: 2 浮上用機器: 4 補助動力: 0 砲塔: 0 総装甲値: 119 6 各部装甲値 前面: 34 左右側面: 30/30 背面: 25 武器・装備&弾薬 装備位置 重量 スナブノーズPPC 前面 6 バトルアーマー用コンパートメント 車体 8 竜を「リョウ」と表記するのは画竜点睛の読みからと推測。竜の読みが「リュウ」なのは知ってるはずだし確実にわざと。 後でいくつか正規の派生型ができるがWiGEでバトルアーマー歩兵を輸送するコンセプトは継続されている。 聖戦からずっと生産継続しているのでダークエイジのドラコ連合バトルアーマー部隊はこいつの展開能力も含めて考えるとかなり凶悪。 WiGEの重量効率はホバーで設計するより低いんだが、ルール上WiGEは「大気のある惑星なら空挺投下できる(パラシュート等が不要)」ユニットだったりするので、 橋頭堡がなくてドロップシップを惑星上に着陸させられない侵攻第一陣にバトルアーマー輸送艇として投入できる地味にやばい能力を持つ。 地面効果翼機は「飛行機の一種」なため、空中投下された後パラシュートで天地の向きを確定する必要がなく普通に姿勢制御して適切な平地がある地点まで滑空降下していけるわけだ。 大気圏内移動の自由度が高いエアロダイン形状ドロップシップのコンドルやトライアンフとコンボにすると恐ろしい数のバトルアーマー部隊を足の速い輸送車とセットで展開できる。 氏族が使うオムニASFとバトルアーマー歩兵の超新星隊コンボと比較すると展開場所の自由度と展開速度は落ちるが 「戦闘後のバトルアーマー歩兵を回収し休ませる拠点」として使える分兵員輸送車の方が長期活動はしやすいと思われる。
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