- ストーリーを教えてもらうスレ part68
311 :スーパーロボット大戦IMPACT[sage]:2015/06/01(月) 00:18:50.32 ID:xzsf8hsZ0 - 既にwikiに載っているようですが、もう少し詳細に書いてみました。
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312 :スーパーロボット大戦IMPACT[sage]:2015/06/01(月) 00:20:12.38 ID:xzsf8hsZ0 - 暗黒に支配された宇宙空間……そこで不気味な赤い球体たちが語り合っていた。
彼らは「静寂な宇宙」を生み出すために「新たな生命」を作り出し、「失敗作」である人類を滅ぼそうというのだが…… ・第一部:地上激動篇 グリプス戦役、ムゲ戦争など地球圏で起こった戦乱が集結した後、地球圏統一組織「地球連邦軍」は軍備縮小を始め、 戦争で活躍したスーパーロボットや、そのパイロットたちを管理、無力化しようとしていた。 しかし、連邦軍総司令部のある南米の地下基地ジャブローが何者かの襲撃を受け、音信不通になってしまう。 連邦軍獣戦機隊指揮官の葉月長官は、ムゲ戦争で活躍した龍型巨大戦艦ガンドールを主軸に「ガンドール隊」を結成。 ジャブロー突入の為の戦力を集めるべく、各地でスーパーロボットとパイロットたちを戦力として引き入れていた。 ある「事故」から奇跡的な生還を遂げた元テストパイロット、キョウスケ・ナンブもそんなパイロットの一人だった。 一方、連邦軍指揮系統の混乱を察したジオン軍、百鬼帝国、デビルガンダムなどの敵勢力が行動を開始。 各地で防衛戦を繰り広げるガンドール隊だが、彼らの前に正体不明の生命体「アインスト」が現れる。 実はジャブローを襲撃、占領したのはアインストだった。(冒頭の赤い球体もアインストである) アインスト達を率いる謎の少女「アインスト・アルフィミィ」はキョウスケの恋人エクセレンに似た面影を持ち、 キョウスケを慕うかの如き言動を見せながらも、彼に戦いを挑んでくる。果たして彼女は何者で、何を企んでいるのか? やがて戦力が整ったガンドール隊はジャブローへの突入を開始する。 ジャブロー奪取のために降下してきたティターンズ残党、ジオン軍やクロスボーンバンガードを排除しつつ、 地下基地内部へ侵攻したガンドール隊が見たものは、デビルガンダムと無数のアインストだった。 デビルガンダムと、それを使って地球環境再生を企んだ東方不敗マスターアジアはゴッドガンダムに撃破されるが、 DG細胞のデータを取り込んだ巨大アインスト「アインスト・レジセイア」が出現し、決戦となる。 レジセイアの撃破によってジャブローは地球連邦軍の手に奪還。地上での戦いに一つの区切りがついた。 だが、宇宙からはもう一つの脅威が現れ、地球へと迫りつつあった。葉月長官はガンドール隊の宇宙派兵を決定する。 動力炉の寿命が尽き掛けたガンドールは最期の力を振り絞って宇宙へ向かう……
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313 :スーパーロボット大戦IMPACT[sage]:2015/06/01(月) 00:21:56.84 ID:xzsf8hsZ0 - 第二部:宇宙激震篇
地上でガンドール隊が結成され始めていた、ちょうどその頃…… ブライト艦長率いる連邦軍独立遊撃隊「ロンド・ベル隊」は、宇宙から現れた侵略者ベガ星連合軍と迎撃戦を繰り広げていた。 宇宙からは更にガイゾック、宇宙海賊バンカー、宇宙犯罪組織ギャンドラー、木星トカゲなども襲来しており、 ロンド・ベル隊に配属された女性パイロット、エクセレン・ブロウニングは貴重な追加戦力として敵との戦いに追われていた。 そんなある日、地球周辺の何も無い宇宙空間……暗黒空域にストーンサークルのような小惑星帯が発見される。 ロンド・ベル隊が調査に訪れると、そこからアインストの群れとアルフィミィが出現、戦闘になる。 ダメージを受けたアルフィミィは「キョウスケに会いに行く」と言い残して撤退した。 アルフィミィが自分にテレパシーで語りかけてきた事、そして彼女が自分と似た姿を持ち、キョウスケを知る事に驚くエクセレン。 どうやらキョウスケとエクセレンのみ、アインストの声(テレパシー)を聞く能力を持っているらしい。 だが、二人の共通点は「事故」からの生還者であるという一点のみであり、その事故とアインストとの関連性は不明だった。 一方、地球圏の片隅に植物の集合体が現れ、各組織が戦いを繰り広げる中で少しずつ膨張していた。 やがて巨大化したそれは「植物惑星ディラド」となり、地球への侵攻を開始する。 ディラドを阻止すべく攻撃を開始するロンド・ベル隊だが、そこにアルフィミィとアインスト・レジセイアが現れる。 レジセイアを見たエクセレンは、アインストたちの言葉だけではなく、意志までも断片的に理解出来るようになり始めてしまう。 外部からの攻撃ではディラドの侵攻を止められず、やむなくロンド・ベル隊はディラド内部への突入を決行する。 各員の士気が高まる中、エクセレンは不穏な言動を見せ始めていた……
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314 :スーパーロボット大戦IMPACT[sage]:2015/06/01(月) 00:23:07.66 ID:xzsf8hsZ0 - 第三部:銀河決戦篇
ロンド・ベル隊は惑星ディラドへ突入、機動戦艦ナデシコの総転移エンジンを暴走させ、中心核を破壊する作戦に移る。 しかし、アルフィミィからのテレパシーで自我を失ったエクセレンは一人で暗黒空域へと向かい失踪してしまう。 一方、宇宙へ出たガンドール隊もロンド・ベル隊を支援すべくディラドへ突入。 ナデシコの代わりに、寿命の尽き掛けたガンドールが動力炉を自爆させた事でディラドは崩壊、両隊は脱出に成功する。 (ガンドールが消滅した為、両隊は統合されてロンド・ベル隊となる) 戦いにまた一区切りがついたかに思われたが、地上では再び敵勢力が活発化し始める。 更にアインストに洗脳されたエクセレンが現れ、キョウスケやロンド・ベル隊に戦いを挑んできた。 エクセレンの愛機「ヴァイスリッター(白騎士)」は、アインストに改造された為に異常な高性能化を遂げ、 やがて悪魔のような姿の「ライン・ヴァイスリッター(堕ちた白騎士)」へと姿を変えた。 何故、エクセレンはアインストに利用されているのか?キョウスケは二人が遭遇した「事故」の真相を語り始める。 数年前に士官候補生たちを乗せたシャトルが成層圏に突入した直後に爆発、墜落する事故が発生した。 奇跡的にキョウスケとエクセレンの二人は救出され、エクセレンに至っては火傷一つ負わない無傷で救出されたという。 しかし爆発が発生した瞬間、キョウスケはエクセレンが致命傷を負っているのを目撃していた。 シャトルを爆破し、自身とエクセレンを救出、蘇生したのはアインストでは無いかと推測するキョウスケ。 キョウスケはエクセレンを救い出すべく、自機「アルトアイゼン(鉄クズ)」を強化改造。 ライン・ヴァイスリッターに匹敵する性能を持つ「アルトアイゼン・リーゼ(古の鉄の巨人)」へと生まれ変わらせる。 その力でキョウスケはライン・ヴァイスリッターの弱点を撃ち貫き、エクセレンを救い出すことに成功した。 救出されたエクセレンだが、アインストに関する詳細な情報は持っていなかった。 ただし、アインスト達が地球を「始まりの地」と呼び、デビルガンダムの進化やディラドの植物人類を観察、 「地球で生まれた生命は不完全なものにしかなりえない」という結論を出そうとしている事は確かだった。 やがて「自らを人類の進化の究極の姿」と評するムゲ=ゾルバトスとの戦いに勝利したロンド・ベル隊の一同は、 ムゲが作り出した異空間「赤い宇宙」からアインストが支配する「新しい宇宙」へと飛ばされてしまう。 そこに現れた究極のアインスト「ノイ・レジセイア」はアインストの存在目的を語り始める。
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315 :スーパーロボット大戦IMPACT[sage]:2015/06/01(月) 00:26:19.24 ID:xzsf8hsZ0 - 彼らは本来、地球に生命が誕生する以前「思念体」と呼ばれる存在によって創り出された生命監視システムだった。
やがて地球から誕生した生命は、人類、異星人、機械人類、植物人類、フェラリオ、ムゲなど、 様々な形に進化していったのだが、彼らは地球で宇宙で、あらゆる場所で闘争を繰り返し、宇宙を破壊していった。 そんな地球由来生命体の存在を宇宙の破壊者、不要物と判断したアインストは、 単なる監視システムとしての役割から逸脱し、自ら新しい宇宙と生命を作り出そうと行動していたのだ。 ノイ・レジセイアは自らが新世代の生命体であり、古き宇宙を滅ぼして新たな宇宙を創ると宣言する。 だが、そんな事を受け入れるわけにはいかないロンド・ベル隊は総攻撃を開始。 ノイ・レジセイアを創る実験の過程でエクセレンのコピーとして生み出されたアルフィミィも、 コピーなどではない彼女自身の想い(キョウスケへの恋心)からアインストを離反、攻撃に参加する。 遂に撃破されるノイ・レジセイア。自身が負ける理由が分からないという彼に、キョウスケは告げる。 アインストが監視者の使命を与えられて生み出されたように、キョウスケとエクセレンにはノイ・レジセイアを倒す使命、 そしてノイ・レジセイアを倒せる者(スーパーロボット軍団)を導く使命が与えられていたのだと。 また、ノイ・レジセイアが究極の生命になれなかった理由はもう一つあった。 アインストは、シャトル事故の際に死亡したエクセレンの肉体を蘇生する過程でデータを収集していたのだが、 キョウスケは自身の悪運のみで生存していた為、彼のデータを取得できなかった。 新しい命を作るためには男女双方が必要……そんな簡単な事がアインストには理解できていなかったのだ。 ノイ・レジセイアの消滅と共にアインストの宇宙は消滅を始める。 ロンド・ベル隊は閉じ込められそうになるが、ガンダムF91のバイオセンサーをレーダーに直結させ、 始まりの地、地球へ帰りたいという各員の願いを集中させる事によって脱出に成功する。 喜びに湧き立つ一同……だが、一方ではアルフィミィが最期の時を迎えつつあった。 エクセレンの不完全なコピーである彼女はアインストの消滅に伴い、消え去る運命だったのだ。 ノイ・レジセイア、アルフィミィの死によって、この世界に残ったアインストはエクセレンだけになった。 「自分が死ななければ、アインストが復活してしまうのではないか」と危惧するエクセレンだが、 キョウスケはそんな彼女に「いざというときは俺が殺してやる」という”殺し文句”でプロポーズする。 そして二人は、娘が生まれたなら、名前を「アルフィミィ」にしようと語り合うのだった。
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316 :スーパーロボット大戦IMPACT[sage]:2015/06/01(月) 00:27:44.90 ID:xzsf8hsZ0 - ・隠しステージ:逆襲のシャア篇
アインストとの戦いが終わり、平穏さを取り戻した地球では、戦前と同様に軍備縮小が始まっていた。 しかし、戦乱を経ても何も学ばない地球連邦政府の無能さに絶望した元ロンド・ベル隊員のクワトロ大尉は、 赤い彗星シャア・アズナブルとしての正体を現し、ネオジオン軍総帥の座に着く。 そして連邦政府を粛清する為、地球へ小惑星アクシズへ落下させる「アクシズ落とし作戦」を決行した。 シャアの暴挙を止めるべく、アムロ・レイを始め、それぞれの日常に戻っていたロンド・ベル隊のメンバーが結集。 その中には勿論キョウスケと、彼と結婚したエクセレンの姿もあった。 激闘の末にシャアの搭乗するサザビーは撃墜、アクシズは破砕されるが、それすらもシャアの計算通りだった。 分断された破片は地球への直撃コースを辿り、阻止する事が不可能になってしまったのだ。 撤退命令が下される中、アムロは無駄と知りつつνガンダムでアクシズを押し返そうと試みる。 ロンド・ベル隊の一同もそれに追従し、各々の機体でアクシズを押す。 自殺行為かに思われたその行動だが、νガンダムのサイコフレームが一同の思念を光のメビウスリングに変え、 アクシズを押し返すほどの超絶的なサイコフィールドを発生させた。 この光こそがアインストが理解できなかった生命の光であり、宇宙を変えていく力だったのだ。 やがて小惑星アクシズの地球落下回避が確認され、ロンド・ベル隊の一同は帰還し始める。 もちろん死者、行方不明者はゼロだった。 (完)
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