- 【PS4】Bloodborne ブラッドボーン 世界観設定議論・考察スレ6 [転載禁止]©2ch.net
741 ：ゲーム好き名無しさん[sage]：2015/05/16(土) 22:22:08.75 ID:FT5sWpmH0 - 教会とローレンスの目的について
「ヤーナムの行く末なのか」とされるローランの医療が獣に対するものらしい事
ゲームに出てくる教会関係者の多くが獣を徹底して否定してる事から
教会の血の医療の主な目的は、人々のなかの望まれぬ獣の抑制（による社会秩序）
また医療教会の象徴が「拝領(キリストの血を飲む事による神と人の交わりの儀式)」である事から、
血の医療に使われてるのは上位者の血と思われる
ややこしいのが、獣に対するものである筈の血の医療が、獣の病を引き起こしてる点
これはローランの聖杯の説明文でも言及されてる
また大聖堂の、血の施しの主たるものは獣化した聖蓋に触れ警句を身に刻め、って手記は
血の医療は警句を守らないと獣化する危険性がある事、そしてそれを教会が承知してる事を示してる
その原理については明言がないけど
「ヤーナム民は血の常習者」「獣は血に飢えてる」「血の温もりを求める獣のごとき衝動」
などのワードから察するに、
獣の病は血の常習者となった人間の、血への中毒衝動によって引き起こされるものなのかも
ブラボの「血」は専ら、「酒」や「薬」といった中毒性のあるものとして使われてる
現在の教区長のエミーリアの祈りが、ローレンスとウィレームのやりとりを踏まえてるのを見るに
ローレンスの目的も、教会とそうズレてはいない
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742 ：ゲーム好き名無しさん[sage]：2015/05/16(土) 22:27:27.78 ID:FT5sWpmH0 - 狩人とゲールマンの目的について
「ローレンスたちの月の魔物」って手記が英語だと
「ローレンスとその仲間が召喚した月の魔物」って意味らしいけど
その仲間ってのはゲールマンだと思われる
葬送の刃が星由来の素材で出来てて神秘属性である点や
狩人の夢の下地の古工房が教会の工房エリア周辺にある点も
ゲールマンが、ローレンスを師とする教会に関わりがある事を示してる
獣を狩り、その元凶となる赤子の泣き声を止める狩人は、
教会が警句を守れずに意図せず発生させてしまう獣化者とその原因を処理するための存在なんだと思う
そして教会の血の医療がまだ実験と探求の段階にある事から、
血の医療はまだ不完全であり獣化者は後を絶たない
ゲールマンの「ローレンス、ひどく遅いじゃないか〜」って寝言は
ローレンスの立ち上げた教会が獣化者を出さない血の医療を完成させない限り
その処理のための役目から自分は解放されないって事、
そしてそれが成されないまま長い年月が経ってるって事を示してんだと思う
外人考察で、ゲールマンとのバトルは「親と子」「師匠と弟子」の、解放と克服の戦いだとあったけど、その通りだと思う
遺志を継ぐものENDのゲールマン戦は、「継承」を力とする狩人の最後にふさわしい、
「遺志を残し子に介錯される老いた親」と「親を越えその遺志を引き受ける子」の戦いなんだと思う(プレイヤー次第だけど)
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748 ：ゲーム好き名無しさん[sage]：2015/05/16(土) 23:47:25.23 ID:FT5sWpmH0 - 血の医療は獣に対するものだけど、同時に獣の呼び水になる
血の医療は人を救うはずのものなのに、同時に悪夢を引き起こす
血の医療に最も近い聖職者が、同時に最も恐ろしい獣になる
血の医療には、２面性がある
血の主な使用法である「酒」や「薬」が、それを表してる
人に癒しを与えるはずのものが、その摂取量が増えるにつれ中毒症状も深刻になる
教会の医療の性質をうまいこと表現した比喩なんだと思う
エーブリが「酔い」「中毒」を意味する名を持つのも、意図的なんだろう
っていうか、全体的に比喩が多いと思う
しかも比喩である事をそれと示す直喩じゃなく、比喩である事が隠されてる暗喩がほとんど
それが比喩であるとわかった所で、今度は何を意味してるのかが隠されてる
訳わからんのはそのせいだと思う
今に始まった事じゃないけど
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