- 【予断は】大阪市役所受験スレその10【許さない】 [無断転載禁止]©2ch.net
230 :受験番号774[]:2017/04/16(日) 01:07:15.83 ID:L2Fnvpcn - 大阪市役所職員「子どもが女の子だったら多少は勧めるけど、男の子だったら勧めない…」ブラック&殺伐とした職場
KKDR卒業者の最大の進路として、すっかり定着しているのが「大阪の地方公務員」だ。 学生の保守化・安定志向を象徴するかのように、新島襄「在野の精神」も今や昔、「同志社といえば地方公務員か銀行員」が本流となっている。 そんな不動の人気職種の働く環境は、どれほどハッピーなものなのか。 その現場の実情や後輩へのアドバイスについて、大阪市役所に新卒から勤務してきた現役の中堅職員(同志社大法学部卒・43歳)(係長級)に、じっくり語って貰った。
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231 :受験番号774[]:2017/04/16(日) 01:22:13.12 ID:L2Fnvpcn - >>200
◇「大阪市役所に人材が回ってくるのか?」アベノミクスで 私は公務員志向だったので、大学3年から地方上級に受かることを目指して勉強を始め、結局、「国家U種」「特別区(東京23区)」「大阪市役所」の3つを受験して、大阪市役所を選びました。 国家U種も受かって、いくつかの省庁から内定を貰いましたが、大阪市役所よりも初任給が安かったのと、住民に一番近いところで働きたいと思ったので、市役所にしました。 大阪府庁と大阪市役所は、試験の難易度は同じくらいだと思いますが、大阪府を受けなかったのは、国と市町村の間にいる中途半端な存在だと思ったからです。 大阪府と大阪市の関係について、働き始めて感じたのは、どちらがエラいといった上下関係はない、ということでした。 人材交流があり、大阪市の若い人が大阪府の府税事務所などに“武者修行”に出て、2〜3年で戻ります。 逆に、大阪府で主査級昇任試験に受かった人が、大阪市の係長級ポストに送り込まれて担当係長を2年やって戻る、などのケースもあります。 各部に、常に府の職員が出向で来ている感じでしたが、府で出世コースを外れた人がやってくるといった天下り的なものではありません。 大阪府の副理事が大阪市に来ると担当部長、大阪府の参事が大阪市に来ると担当課長といった感じです。 大阪市は、試験区分が職種別になっていて、採用数全体の7〜8割を占める「事務」のほか、「福祉」、「保健師」など多岐に分かれます。 現在、もっとも倍率が低いのが「都市建設」で、2016年入職組では定員割れもありました。 これは、東京オリンピックなどを控えて各自治体が採用を増やす傾向にある中で、民間企業も採用を増やしており、需要過多になっているためです。 「大阪市役所に人材が回って来るのか?」などと言われています。 全体では、大阪市のホームページのとおり、採用予定数や倍率などを参照されたい。 ※2016年入庁組は、本試験日が5月4日だったが、最終面接受験者数が採用予定数の半分強だったため、土木のみ秋の採用試験を実施したことからも、売り手市場の中で、大阪市役所が人材確保に苦労していることが分かります。
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232 :受験番号774[]:2017/04/16(日) 01:28:03.92 ID:L2Fnvpcn - >>200
◇9割以上が同じ区で定年まで勤め上げる 私の同期だと就職氷河期で採用がかなり少なかったのですが、親が大阪府の職員だったり、そうでなくても「親に勧められて」という人もいて、市役所の働く環境や仕事内容を知っている近親者から情報を得て決めた、という人が目立ちました。 私としても、自分の子どもが女の子だったら、働きやすいので勧めます。 個人的には、男の子が市役所に就職したいと言い出したら、まずは一般企業で働くことを勧めます。 仕事が、市役所の範囲内になりますから、世界が狭いのです。 仕事内容も、市長が橋下さんに変わってからも多少はブラックになりましたが、全体的にノンビリしていて、男性としては面白くないんじゃないかと思います。 狭いという点でいうと、9割以上の人は定年までずっと働き続けます。 例外は、主務級以下のクラスだと、希望を聞いて「府市交流」の制度によって府へと出向する人がいること、また、管理職になってからは、強制的に管理職が足りないポスト(国家公務員の組織もアリ)に出向することがあること、くらいです。 「狭い世界」を逆に見ると、市役所職員というのは、「市の外に転勤しなくてもよい、勤務地と雇用が安定した仕事」の典型であり、そこにメリットを感じて転職してくる人もいます。 民間に勤めながら、公務員試験を受け続けて、やっと受かって市の職員に転職してくる人が、かなりいるんです。 理由を聞くと、仕事の内容やキャリア形成よりも、むしろ「全国転勤なし」「ワークライフバランスを求めて」「雇用の安定」などと答えます。 実際、「60歳までここで働き続けるのが普通」とみんなが当り前のように思っている職場です。 まれに辞める人もいますが、「旦那が転勤したから着いていく」など、家庭の事情でやむを得ない場合ばかりで、給料が安いからとか、引き抜かれたとか、キャリアップのために、といった報酬面や仕事面の理由から辞める例は殆ど聞きません。
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