- ガチムチの六尺兄貴のガイドライン 54尺目 [無断転載禁止]©2ch.net
579 :水先案名無い人[sage]:2016/09/03(土) 02:48:37.49 ID:NuFviVQE0 - 漏れにはちょっと変な趣味があった。
その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出てそこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。 いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい。 遠くに見えるおおきな給水タンクとか、 酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシーとか、 ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。 漏れの家の西側には駅があって、線路がまっすぐ漏れの家の方に向って下ってくる。 だから屋上から西側に目をやれば、その駅の全体を正面から視界に納めることができるようになってるわけね。 その駅の脇に設置されてる自動販売機を双眼鏡で見ながら「あ、大きな蛾が飛んでるな〜」なんて思っていたら、 駅のホームのほうから物凄い勢いで下ってくる奴がいた。 「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら全裸でガリガリに痩せた子供みたいな奴が、 満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、猛スピードで走ってくる。 奴はあきらかにこっちの存在に気付いているし、漏れと目も合いっぱなし。 ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、 こりゃ面白いあそこへ連れていこうと思って、××館へ移動した。 薄暗い大部屋に入ると空いているとは言え何人かはゴロゴロしてるし、 マッパでマラしごいてる奴や、おお、丁度本番真っ最中の奴等もいるじゃねえか。 ズダダダダダダッって屋上への階段を上る音が。明らかに漏れを探している。 ガリガリに見えた体型も暗くてよく見えなかっただけで案外ごっついかも、って心の中でつぶやきながら、 大部屋のドア前で数人で構えてた。 しばらくしたら、今度は階段をズダダダダッって下りる音。 なかなか威勢のいいガキだ、楽しみだぜ。 ドアをダンダンダンダンダンダン!!って叩いてきたからドアを開けて部屋に押し込む。
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