トップページ > 議員・選挙 > 2017年12月28日 > dghLeEPT

書き込み順位&時間帯一覧

3 位/291 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数000055900000000000000000064



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
無党派さん
【衆院5回】未入閣議員スレ7期目【参院3回】
◆自民党:党内政局 その400◆
【大阪維新】日本維新の会278【大阪都再始動】
【解散総選挙】 日本のこころ 102 【比例東北・東京擁立】
【日本版CSU】日本維新の会223
小池百合子東京都知事 Part4 [無断転載禁止]©2ch.net
【昭和】政界懐古スレ Part43【平成 [無断転載禁止]
【名古屋・尾張】愛知選挙総合スレ22【三河】
【名古屋・尾張】愛知選挙総合スレ21【三河】
【10月22日衆院選】東京の選挙事情

その他15スレッドすべて表示する

書き込みレス一覧

次へ>>
【衆院5回】未入閣議員スレ7期目【参院3回】
309 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:10:34.06 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
【衆院5回】未入閣議員スレ7期目【参院3回】
310 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:11:09.05 ID:dghLeEPT
.
【衆院5回】未入閣議員スレ7期目【参院3回】
311 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:11:24.16 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
◆自民党:党内政局 その400◆
424 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:12:39.82 ID:dghLeEPT
.
◆自民党:党内政局 その400◆
425 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:13:20.89 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
◆自民党:党内政局 その400◆
426 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:14:10.03 ID:dghLeEPT
.
◆自民党:党内政局 その400◆
427 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:14:24.63 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
【大阪維新】日本維新の会278【大阪都再始動】
348 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:17:32.33 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
【大阪維新】日本維新の会278【大阪都再始動】
349 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:17:49.88 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
【解散総選挙】 日本のこころ 102 【比例東北・東京擁立】
657 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:18:12.10 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
【解散総選挙】 日本のこころ 102 【比例東北・東京擁立】
658 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:18:34.82 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
【日本版CSU】日本維新の会223
407 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:20:33.84 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
【日本版CSU】日本維新の会223
408 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:20:54.32 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
小池百合子東京都知事 Part4 [無断転載禁止]©2ch.net
308 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:21:16.75 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
小池百合子東京都知事 Part4 [無断転載禁止]©2ch.net
309 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:21:33.69 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
【昭和】政界懐古スレ Part43【平成 [無断転載禁止]
486 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:21:54.94 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
【昭和】政界懐古スレ Part43【平成 [無断転載禁止]
487 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:22:15.32 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
【名古屋・尾張】愛知選挙総合スレ22【三河】
15 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:26:16.68 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
【名古屋・尾張】愛知選挙総合スレ22【三河】
16 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:26:36.63 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
【名古屋・尾張】愛知選挙総合スレ21【三河】
571 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:27:22.17 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
【名古屋・尾張】愛知選挙総合スレ21【三河】
572 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:28:31.80 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
【10月22日衆院選】東京の選挙事情
444 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:29:01.41 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
【10月22日衆院選】東京の選挙事情
445 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:29:21.13 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
【札幌・旭川】北海道の選挙【函館・釧路】 Part.9
330 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:30:34.16 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
【札幌・旭川】北海道の選挙【函館・釧路】 Part.9
331 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:30:54.47 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
【希望・立憲】 野党再編 総合スレッド 【参院民進】
271 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:31:40.36 ID:dghLeEPT
.
【希望・立憲】 野党再編 総合スレッド 【参院民進】
272 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:32:01.10 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
【希望・立憲】 野党再編 総合スレッド 【参院民進】
273 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:32:19.66 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
立憲民主党の地方組織拡大を応援したい
106 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:33:27.83 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
立憲民主党の地方組織拡大を応援したい
107 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:33:49.35 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
【枝野新党】立憲民主党 応援スレ
135 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:34:15.44 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
【枝野新党】立憲民主党 応援スレ
136 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:34:38.84 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
立憲民主党内の総合政局スレッド72
32 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:35:32.08 ID:dghLeEPT
.
立憲民主党内の総合政局スレッド72
33 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:36:05.76 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
立憲民主党内の総合政局スレッド72
34 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:36:27.34 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
立憲民主党内の総合政局スレッド35
331 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:39:05.47 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
立憲民主党内の総合政局スレッド35
332 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:39:29.11 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
無所属の会Part1
284 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:39:52.43 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
無所属の会Part1
285 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:40:09.51 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
希望の党25
36 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:42:10.74 ID:dghLeEPT
.
希望の党25
37 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:42:30.24 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
希望の党25
38 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:42:54.20 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
【小池新党】希望の党19
124 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:45:09.22 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
【小池新党】希望の党19
125 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:45:34.44 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
【小池新党】希望の党17(SLIP無し本スレ)
242 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:46:53.12 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
【小池新党】希望の党17(SLIP無し本スレ)
243 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:47:13.66 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
【大阪維新】日本維新の会279【大阪都再始動】
36 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:48:34.52 ID:dghLeEPT
外交・安保は現実路線、ボトムアップ型の経済政策で富裕層優遇でしかないトリクルダウン型の自民と違いをだす立憲民主党いいね


枝野幸男"菅官房長官を高く評価する理由"
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00024078-president-pol&p=1

野党第一党の党首となった枝野幸男氏の動向が注目されている。
今年10月、総選挙投票日の20日前に民進党所属の枝野氏は、「立憲民主党」の設立を表明。
小池百合子都知事率いる希望の党の惨敗を尻目に54議席を獲得。立憲民主党の目指す道とは――。

 ――突然の結党で、準備不足だったと思います。選挙期間中に手ごたえを感じたのは、いつごろからですか。

 【枝野】あれっと思ったのは、結党の当日、10月3日です。その前日に私1人で結党の記者会見をやり、
翌朝、東京都の選挙管理委員会に総務省あての設立届を提出し、夕方、有楽町で初めての街頭演説をやりました。
ほとんど準備も告知もしていないのに、たくさんの人が集まっていた。しかも幅広い層の人で、その熱がすごかったんです。
僕はそのときに1番手ごたえを感じた。悲壮感でいっぱいだった記者会見から、頑張れば一定の結果を出せるという確信を持たせてくれました。

 ――選挙で多く支持された理由をどう分析していますか。

 【枝野】国民の顕在化されていなかったニーズ――政治に対する不信・不満というものに応える、
あるいは応えてくれるのではないかと期待される存在と、認めていたのではと思っています。

 民進党などは政権を取ることが目的化しているかのように受け止められていたのだと思います。
政党の合従連衡が繰り返される中で、それぞれの政党の主張、立ち位置があいまいになっていたのではないか。
それに対して立憲民主党は明確な主張を掲げ、いわゆる野党同士の数合わせへのアンチテーゼの立ち位置にあると受け止められた。
それが、国民の潜在的な期待に応えることにつながったと思っています。

■「私は宏池会、石橋湛山の流れにある。“左派”ではない」

 ――立憲民主党の理念あるいは立ち位置を、再確認させてください。

 【枝野】1つ目は立憲主義を回復させる。2つ目は、いわゆる草の根の民主主義、まっとうな民主主義を取り戻す。
民主主義とは、たまたま議会で多数派を取った者が、選挙民から白紙委任をされたことではないのです。
個別のテーマになると、議会の多数派の意思と民意がずれるのはむしろ普通なのだから、
しっかりとその草の根の声に耳を傾けて、政治を進めるべきです。3つ目は、トリクルダウン型(富裕層がさらに豊かになれば、
しずくがこぼれ落ちて全体も豊かになるという考え方)の経済社会運営ではなくて、ボトムアップ型の経済再生を図る。

 ――立ち位置というと、どうしても右派、左派、あるいは中道という言い方のほうが、わかりやすい。そういう捉え方は古いのでしょうか。

 【枝野】私は、そういう概念とは別次元に立っていると思っています。
右か左かではなくて、上からか下からかというのが、国際的に見ても、21世紀の対立軸だと思います。

 つまり、豊かなものをより豊かにしてトリクルダウンを起こすという考え方か、むしろ社会を下から支えて押し上げる。
つまり、格差を小さくしていくことによって、消費も拡大していき、経済を成長させていくボトムアップ型かが、この対立軸だと思います。

 ――それならば「中道左派」みたいな言い方のほうが、わかりやすいのでは。

 【枝野】日本における左派の定義は、国際的なものとは違うと思います。
それに所得分配政策は、それこそ自民党の保守本流もやってきた。
その分配政策に重要度を置くという意味では、私自身は宏池会(池田勇人元首相が設立した自民党の派閥)の思想的な流れにある。
あるいは石橋湛山(第55代首相)の流れにあると、自分は思っています。彼らを左派とは言わないですよね。
【大阪維新】日本維新の会279【大阪都再始動】
37 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:49:22.55 ID:dghLeEPT
.
【大阪維新】日本維新の会279【大阪都再始動】
38 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:49:50.67 ID:dghLeEPT
 ――憲法改正論議が本格化します。これに対する基本的な姿勢は。

 【枝野】憲法がいい方向に変わるのであって、なおかつ変える必要があるのであれば、それには積極的に取り組みます。
悪く変わることに対しては、断固として戦います。少なくとも憲法第9条違反の法律をつくってそれを追認するようなことは、
立憲主義論としてありえない。今の集団的自衛権の考え方は、自衛権行使の限界が不明確かつ広範にすぎる。
したがって「立法論」としてもありえないという立場です。

■自民と同じ「自衛力強化」「米軍との関係強化」

 ――国民の大多数が自衛隊の存在自体については認めていると思います。単純に自衛隊の存在を明記することにも反対ですか。

 【枝野】単純に明記してしまうと、今回以上に解釈が変わります。例えば9条第3項に自衛隊なり自衛権を認めると書き込めば、
1項、2項、ほとんど無効化します。したがって、フルスペックの集団的自衛権が可能になると解釈するのが、普通です。
そもそもが、集団的自衛権の一部行使を認めているのですから、自衛隊を書き込めば少なくとも現状の安保法制を容認することになる。
このように解釈によって、歯止めがきかなくなることが問題なのです。

 ――どうやって安全保障体制を構築するのか、それが伝わってきません。

 【枝野】伝わらないのは当たり前で、大きく違わないからです。われわれも北朝鮮に対しては、対話以上に圧力が必要だし、
万が一の場合に備えて、自衛力は強化すべきであると考えています。米軍との関係も強化すべきであると。
これも自民党と変わりはなく、大きな方向性としては共通です。責任ある政党として、やみくもに与党に反対しているわけではありません。

 ――日米安保条約が日本の安全保障にとって軸になるとお考えですか。

 【枝野】もちろんです。個別的自衛権の範囲内での自衛隊は合憲だし、日米安保は健全に強化すべきである。それが立憲民主の立場です。

 ――経済政策については、どのような施策をお考えですか。

 【枝野】低賃金で人手不足の公的サービス分野に財政出動し、そのことによって賃金を引き上げる。
2つ目、労働法制の規制を強化する。そのことによって格差の拡大防止と是正を図る。分配なくして成長なしです。

 ――賃金引き上げなどの財源は。

 【枝野】当面は公共事業の予算を回せばいいんです。公共事業の財源である建設国債を減らし、赤字国債で財源を調達する。
赤字国債なら、そういうところに予算を投じることができます。現状で緊縮政策は取れません。
今の消費不況の状況で、財政支出の規模を小さくすれば、それこそ不況が深刻化します。
緊縮財政が取れないということは、増税、とくに大衆増税はできない。それは緊縮財政と同じことですから。

 ――2019年10月実施予定の消費増税については、「凍結」という立場ですね。

 【枝野】凍結の1番の理由は、今は消費不況であり、しかも心理的な要因がすごく大きい。
消費税率を引き上げたら、必ず消費不況を加速させるからです。消費不況から脱却して、
消費が着実に右肩上がりになるような状況をつくらなければ、消費税率は上げられない。
それから、法人税を減税しておいて大衆増税するのでは、納税者の理解を得られない。
おカネに色はなく、増税で財政的な余裕ができると、結局、社会保障以外の分野にも予算をと、無駄遣いへと戻っていく可能性がある。

 ――立憲民主党は女性に多く支持されているように見えます。

 【枝野】民主党以来の懸案を、今クリアできているんです。
圧倒的に男性のほうの支持率が高かったのが、初めて女性のほうが高くなったんですよね。
【野党共闘】社民党総合スレPart63【吉田続投】
332 :無党派さん[sage]:2017/12/28(木) 04:54:03.14 ID:dghLeEPT
.
次へ>>

※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。