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189 :名無しさん必死だな@無断転載は禁止[]:2017/03/16(木) 09:03:22.38 ID:L+b/WqFV - >>1
そのデータって合戦後の生存者の自己申告が元になっているから それだけで合戦の全貌を明らかにするのって無理だよ
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190 :名無しさん必死だな@無断転載は禁止[]:2017/03/16(木) 09:06:52.75 ID:L+b/WqFV - 昔の戦功文書の場合死因を記さず「討死」とだけ記すのが通例だし
たとえば信長の家臣が記した「信長公記」に長島一向一揆に武装して参陣していた信長の親族を含む 多数の軍勢が抜刀して切り込んできた一揆勢に殺されると言う情報があるけど こういう報告とか一切何が死因だったかのデータには含まれない 「信長公記」 ・其の中、心ある者ども、はだかになり、伐刀ばかりにて、七八百ばかり切つて懸かり、伐ち崩し、 御一門(織田家一門の人々)を初め奉り、歴々数多討死。
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191 :名無しさん必死だな@無断転載は禁止[]:2017/03/16(木) 09:08:08.71 ID:L+b/WqFV - それに日本刀が凄いって情報を海外に広めたのは日本人の自己申告じゃなくて
当時の外国人たちだからね 茅元儀 『武備志』 日本の刀は剛利で中国のものはそれに及ばない。 アビラ・ヒロン 『日本王国記』 繰り返して述べるが、彼らは非常に闘争的で、容易に鉄が切れるほど精錬された 鋼鉄で作った残忍極まる鋭利な武器を使用する。 アーノルダス・モンタヌス 『日本誌』 戦いは日本人の頗る喜ぶ所なり。彼等の武器は鉄砲弓矢の外に刀あり。 刀は非常に能く鍛えられあればヨーロッパ流の刀身などは容易にこれにて切断せらるべし。 ゴロヴニン 『日本幽囚記』 鋼製品はどうかといふと、日本の大小刀は、おそらくダマスク製を除いて、 世界中のあらゆる同種の製品を凌駕している。 それは極端な試練に堪へる頑丈なものである。 メイラン 『日本』 日本刀のすぐれていることは十分一般に知れ渡っているので、私が特別にそれについて話すまでもないことであろう。 チェンバレン 『日本事物誌』 日本刀は、その名も高いダマスコ剣やトレドで鍛えた剣をも凌駕する。 刃を傷つけずに銅貨の山を一刀両断することは決して難しい離れ業ではなかった。
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192 :名無しさん必死だな@無断転載は禁止[]:2017/03/16(木) 09:11:53.76 ID:L+b/WqFV - 日本刀(倭式長刀)が本当に使えない武器なら明の将軍も自分たちの主要装備には
採用しないだろうし 戚継光『紀効新書・長刀解』 日本人には遠くからの鳥銃が有効である。 だが日本人は全く臆せず攻めたり刺したりできる至近まで突っ込んでくる 兼ねてよりこの銃手が弾を込める間に時間を取られて接近を許すことが多い。 その勢いを止められない。 日本人の刀捌きは軽くて長く接近を許した後の我が軍の銃手の動きは鈍重すぎる。 われわれの剣は銃を捨てて即座に対応するための有効な武器ではないのだ。 それゆえ我々も日本式の長い刀を備えるべきだ。 http://www.h5.dion.ne.jp/~rekidai/ronbun1/1shou.htm 嘉靖年間、倭寇の被害が激しさをきわめ、戚継光、兪大猷らの提唱推薦で、 日本式の長刀、腰刀が中国軍の主要装備の一つになった。 このような大量の使用に日本からの輸入だけで足りるはずがなく、 主体は中国自身の製造に頼らねばならない。兵器史家の周緯は、 中国兵器史上、明代の武器は日本刀の使用と模造で一大特色をなすと述べている(23) この論断は歴史的事実と確かに一致している。
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193 :名無しさん必死だな@無断転載は禁止[]:2017/03/16(木) 09:16:01.18 ID:L+b/WqFV - 朝鮮の側は本当に役に立たない刀剣しか持っていなかったので
唐入りの時は日本刀相手に苦戦を強いられたようだ ルイス・フロイス『日本史』 ・(朝鮮人の)その他の武器には威力がなく、特に刀剣は短く、たいして役立たない。 ・双方とも大いに奮戦したが、朝鮮人は頭上に振り翳される日本人の太刀の威力に対抗できず、 ついに征服された。 ・だが日本軍はきわめて計画的に進出し、鉄砲に加え、太刀の威力をもって散々に襲撃したので、 朝鮮軍は戦場を放棄し、足を翼(のよう)にして先を争って遁走した。
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195 :名無しさん必死だな@無断転載は禁止[]:2017/03/16(木) 09:56:31.21 ID:L+b/WqFV - 朝鮮側の報告でも唐入りの時は刀が大いに活躍したことがわかる
柳成竜(朝鮮の領義政=総理)・著 『懲録』 ・日が暮れ、賊(日本軍)は、(白)光彦らの緊張がやや緩んだのを見て、白刃をきらめかせて 大声をあげて突進して来た。光彦らは、あわてて馬を探して逃げようとしたが、間に合わず、 みな賊に殺されてしまった。諸軍はこれを聞いて恐れおののいた。 ・翌日、賊はわが軍が怯えきっているのを察知し、数人が刃を揮って勇を誇示しながら 突進して来た。三道の軍はこれを見て総潰れになり、その声は山崩れのようであった。 打ち棄てられた無数の軍事資材や器械が路を塞いで、人が歩行できぬほどであった。 ・まだ川に身を投じていなかった者には、賊が後ろから長刀を奮って切りかかったが、 みな這いつくばって刃を受け、敢えて抵抗する者もなかった。 (金)命元と(韓)応寅とは、川の北から遥かにこれを眺め、気力を喪失してしまった。 ・わが軍は、賊がまだ山の下にいると思っていたのに、突然一発の砲声が響き、 四方面から大声で呼ばわりながらとび出してくるのがみな賊兵であったので、 仰天して総崩れとなった。将士たちは、賊のいない処に向けて奔走したところ、 ことごとく泥沢の中に落ち込んでしまった。賊が追いついて、まるで草を刈るように 斬り倒し、死者は数しれなかった。 ・このとき(李如松)提督が率いていたのは、みな北方の騎兵で、火器を持たず、 ただ切れ味の鈍い短剣を持っているだけであった。(一方)賊は、歩兵であって、 その刀剣は、みな三、四尺の、切れ味無比のものであったから、これと 衝突激闘しても、(長刀)を左右に振り回して切りつけられ、人も馬もみな倒れ、 敢えてその鋒先に立ち向かう者もいなかった。 ・倭兵は、城外にあって二重、三重にとり囲み、それぞれ要路を守り、長刀を奮って、 やたらと切りつけた。明国軍は、首を垂れて刃を受けるのみであった。たまたま月が 明るく、脱出できた者は何人もいなかった。
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196 :名無しさん必死だな@無断転載は禁止[]:2017/03/16(木) 09:58:58.50 ID:L+b/WqFV - こういう活躍も戦功文書の受傷報告になんかもちろん現れるはずがない
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199 :名無しさん必死だな@無断転載は禁止[]:2017/03/16(木) 10:35:52.81 ID:L+b/WqFV - 出典明記したところで実際の文章程の説得力はないからな
実際これに対してそのくらいの苦し紛れしか言えてない訳だし
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204 :名無しさん必死だな@無断転載は禁止[]:2017/03/16(木) 12:48:03.69 ID:L+b/WqFV - 室内に限らず乱戦では槍は使い物にならないしね
特に合戦用の槍は長いからそうなると邪魔にしかならない フロイス『日本史』 ・彼我の戦備は極度にちぐはぐであった。すなわち隆信勢は多数の鉄砲を 有していたが弓の数は少なく、長槍と短い太刀を持っていたのに反し、 薩摩勢は鉄砲の数が少なかったが多くの弓を持ち、短い槍と非常に 長い太刀を備えていた。 ・そして戦闘が開始された。それは熾烈をきわめ、両軍とも槍を構える暇もなく、 手当たり次第に刀で相手の槍を切り払った。薩摩勢は、敵の槍など 眼中にないかのように、その(真只)中に身を投じ、鉄砲も弾を込める 間がないので射つのをやめてしまった。
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205 :名無しさん必死だな@無断転載は禁止[]:2017/03/16(木) 12:51:37.87 ID:L+b/WqFV - 銃器有利は当たり前ではあるが前もって準備しておかなければならない戦国時代の鉄砲隊だと
刀を抜いた敵が不意を衝いて襲ってくると潰滅してしまうことも 鉄砲は当時絶大な威力を発揮したけどあまり武器の射程とかリーチだけにとらわれすぎるのも 危険なんだろうね フロイス『日本史』 ・土佐の鉄砲隊は味方から全面的に期待をかけられていながら 鉄砲を発射する時間も場所もないほどであった。というのは、 薩摩軍は太刀をふりかざし弓をもって、猛烈な勢いで来襲し、 鉄砲など目にもくれなかったからである。
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206 :名無しさん必死だな@無断転載は禁止[]:2017/03/16(木) 12:53:58.11 ID:L+b/WqFV - この戸次川で絶大な被害を受けた長曾我部軍全体の死因や傷の統計なんてのはデータには残っていない
一部合戦の生存者の自己申告中心のデータでは戦国時代の合戦の全容が明らかにできないというのが よくわかると思う
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208 :名無しさん必死だな@無断転載は禁止[]:2017/03/16(木) 13:04:41.58 ID:L+b/WqFV - 元寇のあとの元代の日本に関する文献でも刀の鋭さは言及されている
本格的に倭寇が開始される以前から鋭い武器として有名だったのかもしれない 王ツ『汎海小録』 「兵杖には弓刀甲あり、しかして戈矛無し。騎兵は結束す。殊に精甲は往往黄金を以って之を為り、 珠琲をめぐらした者甚々多し、刀は長くて極めて犀なる(するどい)ものを製り、洞物に銃し、過。 但だ、弓は木を以って之を為り、矢は長しと雖えども、遠くあたわず。人は則ち勇敢にして、 死をみることを畏れず」 鄭思肖『心史』 「倭人は狠、死を懼れない。たとえ十人が百人に遇っても、立ち向かって戦う。勝たなければ みな死ぬまで戦う。戦死しなければ、帰ってもまた倭王の手によって殺される。 倭の婦人もはなはだ気性が烈しく、犯すべからず。倭刀はきわめて鋭い。地形は高険にして 入りがたく、戦守の計を為すべし」
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