- 新潟と金沢、どっちが都会?Part82
582 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2021/06/22(火) 21:15:45.84 ID:9lapCfVB - 〈千年の古都のいやらしさ、ぜんぶ書く〉──挑発的な帯が目を惹く『京都ぎらい』(朝日新書)が大きな話題を呼んでいる。発売約1か月で6刷の増刷を重ね、関西圏を中心に異例の売れ行きを見せているのだ。
「よくぞ書いてくれた」(大阪府民)など、多くの関西人が溜飲を下げたという同書の著者は、日本文化などを専門とする国際日本文化研究センター教授の井上章一氏。京都市出身で、現在は隣接する宇治市に住む「生粋の京都人」による郷土愛に満ちた新・京都論かと思いきや、そうではない。井上氏が話す。 「京都市の嵯峨で育った私は自分のことを『京都人』だと思っていません。嵯峨は行政上、京都市右京区に編入されていますが、かつては京都府愛宕郡に属していた。洛中の人たちからは京都とみなされないのです。京都府民で自分のことを“京都出身だ”と屈託なく言えるのは洛中の人たちだけです」 洛中とは現在の上京区、中京区、下京区を中心としたエリアを指すという。「碁盤の目」に例えられる京都市街地の中でも、室町時代以来の都市部として栄えた地域だ。同じ京都市でもそれ以外は「洛外=田舎者」扱いされる空気があるという。 同書の指摘通り、平安時代以来の伝統が息づく「千年の古都」の内側には意外にも“いけず(底意地の悪い)”な素顔が満載なのだ。 今年3月、東京〜金沢(石川県)間を繋ぐ北陸新幹線が開通した。日本中が沸く中、唯一関心を示さなかったのが京都人だったという。 「“本家本元”に住んでる私たちが、“小京都”と呼ばれる金沢に行って、今さら何を見るといわはるんです? 周囲でも金沢に行ったという人は見たことあらしません」(60代・女性京都人) 金沢人「京都はお公家さんの文化。金沢は武家文化の城下町。小京都ちゃうわあ( *`ω´)」
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