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名無しさん 〜君の性差〜
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2 :名無しさん 〜君の性差〜[sage]:2012/03/12(月) 00:33:01.26 ID:EwVuSmJm
「忍者がやって来た!」 
 那智 文江(主婦 46歳 東京都)

最近、我が家での夫と息子の家事の手抜きが、はっきりと目立つようになってきた。そのことに
ついて二人を叱り付けると、とんでもない反論が返ってきた。他の家の家事や家計まで押し付け
られて、身一つではとても対処しきれないというのだ。なんと情けない言葉だろうか。確かに、
最近になって知り合ったシングルマザー家庭の家計補助と家事全般を、夫と息子に担当させたの
は私だ。だが、それは女性同士の相互扶助という責任のためでもあり、それに全面的に協力する
のが夫と息子としての役目ではないのか。身一つでは足りないというのなら、分身の術でも身に
つければよいのだ。そうすれば、多少の負担が増したところで、難なくこなすことができるよう
になる。そこで、夫と息子への忍術指南役兼監視役として、伊賀の里から凄腕の女性忍者を雇い
入れることにした。雇用費は当然、夫の退職金の前借りで調達することになる。このようにして、
我が家に伝説の存在である忍者の女性がやって来た。だが、せっかく彼女を雇ったというのに、
夫と息子の家事ははかどるどころか、以前にも増して緩慢になってきたように感じられる。それ
について二人を問い詰めると、雇用した忍者の女性は、忍術の稽古などまったくつけてくれない
どころか、毎日家の中でだらだらしていたり、外を遊び歩いているだけで、おまけに、いちいち
世話を焼いてやらないと癇癪を起こすので、余計に負担が増えただけだと答えた。だが、それが
なんだというのだ。彼女はさすがに日本の伝統武芸を継承しているだけあって、本来の「女性の
正しいあり方」についても熟知していて、それを実践しているだけなのだ。男は女性の力を頼り
にしてはいけない。女性に教えを請うのも恥と心得よ。いかなる難関だろうと己の力だけで乗り
越えるのが「男の正しいあり方」であり、これも男に課された修行の一つである。
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3 :名無しさん 〜君の性差〜[sage]:2012/03/12(月) 00:35:39.29 ID:EwVuSmJm
で、何故>>2のようなことになったかというと・・・

「衝撃だった近所の噂」 
 那智 文江(主婦 46歳 東京都)

 先日、とんでもない話を耳にした。我が家で夫と息子が虐待されているという、根も葉もない
話が近所の噂になっているというのだ。これはとんでもない出鱈目であり、我が家の沽券を守る
ためにも放置しておくわけにはゆかない。そこで、夫の退職金を前借りして探偵を雇い、問題の
情報源を探って貰ったところ、近所のアパートに住む30代のシングルマザーだと突き止めること
ができた。さっそく、当の女性の住居へ乗り込み面会してみたら、相手は夫と死別して幼い息子
を養っている職業婦人だった。彼女の境遇に同情しないわけではないが、我が家を中傷した事実
を水に流すことはできない。社会には、我が家のように完璧な家庭像を保っている家族もあれば、
片親家庭や子無し家庭など、さまざまな家族が存在していることは百も承知だ。だからと言って、
不完全な家庭状況に置かれた者が、「正しい家族のあり方」を実践している家庭を批判するのは
間違った行為だ。現在、多様な家庭像を認めようとする思想が世の中に広まりつつあるが、その
ために伝統的な家庭像を否定するのは傲慢であり、それによっと本来の「正しい家庭のあり方」
を破壊しようとする輩には、基本的に家族を語る資格はない。それにしても、問題の1つは当の
女性の息子である。まだ保育園に通っている年頃とは言え、仕事や家事全般を女性である母親に
押し付け、その上に自分の面倒まで見させるとは、男としてあまりになっていないのではないか。
今のうちから、家事全般を自分でこなし、家計や保育園への通園費用も自分で稼ぐようにさせる
べきだと相手に説教した。相手も何やら言い返していたが、私は聞く耳を持たないでいた。だが、
帰宅途中に少し考えてみた。彼女もやむなく女性としての役割を果たせずにいる哀れな女性だ。
今後は、夫と息子に彼女の支援もさせることにしよう。たとえ他人であろうと、困っている女性
を助けるのは男の責務だからだ。
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4 :名無しさん 〜君の性差〜[sage]:2012/03/12(月) 00:38:32.80 ID:EwVuSmJm
「検察の捜査に怒り」 
 那智 文江(民衆法廷陪審員 61歳 東京都)

 郵便不正に絡む偽の障害者団体証明書発行事件で、虚偽有印公文書作成と行使の罪に
問われた厚生労働省の村木厚子・元局長に無罪判決が出された。ごく当然の結果である。
 だが、供述頼りの杜撰な捜査や取り調べを進めて、厚生労働省の組織ぐるみの犯罪と
いう構図を描いた検察に、強い不信と憤りを抱かざるを得ない。社会的に卓越した一人
の女性の人生を奪う冤罪が成立していたかも知れないからだ。被疑者が低能で役立たず
の男ならば、そのまま起訴して逮捕してもよかったと思う。しかし、社会の中核を成す
女性の冤罪は、決して許されることではない。今後の日本社会では、愚鈍な男どもより
有能な女性たちの存在が貴重とされるからだ。
 何故、検察はこのような重大なミスを犯したのだろう。私は、いまも男社会とされて
いる検察の、女性蔑視と女性の社会進出への憎悪の姿勢に問題があったと思う。それが
為に、検察は男の組織の無能ぶりを自ら晒すという墓穴を掘ってしまった。それでも、
検察にはいまだに強大な権力があるのだから、めったにある筈もない女性の犯罪を立証
する場合、捜査と取り調べにはより慎重さが求められる。
 検察は今回の捜査を再点検し、そこから得られた反省材料を貴重な教訓としたうえで、
女性への人権意識を高め、これからの女性社会にしっかりと適応できるよう、組織改革
を進めていくことが重要である。
 さらに、今回の問題に関して、すべての女性に対する謝罪の意を一刻も早く表明する
必要があろう。
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5 :名無しさん 〜君の性差〜[sage]:2012/03/12(月) 00:40:24.72 ID:EwVuSmJm
「不甲斐ない夫、妻の思いやり」
 那智 文江(主婦 46歳 東京都)

先日、専業主婦仲間の皆さんと表参道で昼食会をしていた時のこと、
専業主婦仲間の一人の方が悩み事を打ち明けてきた。彼女の夫は
小さな作業所で働く工員で給料が少ないため、シャネルのネックレスや
ヴィトンのバッグといった日用品が買えず、生活が非常に苦しいらしい。
そこで彼女は外貨FXを始めて大儲けしようと考えたとのこと。
しかしうまくいかず結局、300万円の借金だけ残ってしまったようだ。
今、その返済のためにいろいろな金融機関から借金を繰り返し
総額が500万円までに膨れ上がり、もはや借りれる宛てがなくなって
しまったとのこと。そのことでこれからどうするべきか悩んでいたのだった。
一時期外貨FXが流行ったため、収入のない主婦の方々がこれに挑戦し、
資産を失ってしまうケースが多かったらしい。私に言わせれば
これは失敗する主婦の皆さんの夫が悪い。何故彼女たちが外貨FXを
始めざるを得なかったかというと、夫の稼ぎが非常に悪いからである。
外貨FXで財産を無くしたり借金を背負った主婦の夫は、たとえ失敗した
とはいえお金を稼ごうと試行錯誤して一生懸命頑張った妻に心から感謝し、
その借金を肩代わりするべきだ。私の専業主婦仲間で借金を背負った彼女の
夫は、雁尾千恵さんの紹介で歌舞伎町のSMショーに引き渡すことで
借金の肩代わりをしてもらえた。幸いにも彼女の夫は、年齢がとても
若かったため高く引き渡せたらしい。彼女の夫もやっと妻の役に立つことが
できてうれしいことであろう。私も早く息子をSMショーに引き渡したい
気持ちでいっぱいなのだ。家庭の経済的安定のために、息子のSMデビュー
を待つ沢山の人達のために、なにより息子の幸せのために。
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6 :名無しさん 〜君の性差〜[]:2012/03/12(月) 00:42:27.60 ID:EwVuSmJm
「帰省からの帰り道」
 那智 文江(主婦 46歳 東京都)

先日の投書で私は実家へ帰省したことを書いた。実は私の実家から東京の自宅へ戻る際に
ちょっとしたトラブルが起こったのでそのことを投書したい。私の実家への帰省から東京
の自宅へ戻る車の中で、娘がある川辺の公園へ遊びに行きたいと提案してきた。
そこは川から引き込んだ水で人口池が作られておりたくさんの鯉やアヒルが生息している。
隣接する土産屋では鯉に与える餌を売っているほかボートの貸し出しもしている。
娘は動物とのふれあいが大好きでそこは娘にとって憩いの場所なのだ。早速私は夫に
「早く川辺の公園に行きな」とお願いしたが、夫は次の日仕事だから早く帰りたいといって
拒否して高速道路を猛スピードで飛ばし自宅へ向かっていき出した。なんとわがままな夫で
あろう。泣きながら公園へ行きたがる娘を慰めながら息子にも夫の暴走を止めるよう
頼んだが息子も次の日は朝からバイトがあるといって聞かない。私はわがままな夫に堪忍袋
の緒が切れ厳しく叱責し、息子を何度も叩いた。しばらくその状態が続いたのち、やっと
自分の幼稚さに気づいたのか夫は高速道路を降り当の公園に向かった。
公園についたときはすでに日は落ち、お土産屋もしまっていたが娘はこの公園にこれて
うれしそうだった。夫と息子は車内で待機していたが鯉の餌をあげたいので
車から引きずり下ろして鯉の餌を調達するよう命じた。
私は娘とその公園を満喫していたのでよく知らないが夫と息子は土産屋の人に頼み込んで
餌だけ売ってもらってたようだ。しばらく遊んで娘も満足したので再び帰路につき、私たちは
無事帰宅した。私と娘は車内で眠っていたので帰宅時間が深夜4時になっていたことには
驚いた。朝起きると夫と息子はすでに仕事に出ていた。仕事には差し障りはなかったようだ。
しかし私と娘の朝食を作らず行ってしまっていた。これでは私たちが食事を取れない。
結局世の中のしわ寄せは、いつも女性に来ることになる。
夫と息子には厳しい罰を与えなければならない。


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