- ☆女を擁護する新聞への投書☆3
121 :名無しさん 〜君の性差〜[]:2010/11/10(水) 00:30:59 ID:C9O9H4qH - 「BL作品の効用」
那智 文江(主婦 46歳 東京都) 最近では、学校の図書館に漫画の名作シリーズが入れられることが多いという話をよく聞く。頭 の硬い者の中には、学校の図書館にまで漫画などをと嘆く向きもあるようだが、いきなり過去の 名作文学などを活字で読むには、敷居が高すぎる面もある。そうした名作を漫画化した本を読む ことで、本来の原作文学に手が伸びやすくなるならば、それはむしろ教養を高める意味でも良い ことではなかろうか。ところで、読書好きの我が家の娘が、最近不機嫌そうな表情を続けている。 気になって訳を訊いてみると、娘が通学している高校の図書室でも漫画作品を取り入れる方針が 決まって、娘はいよいよ読書に励むことができると、毎日のように図書室に通っていたのだが、 新しく置かれた漫画本の中に娘の好きなBL作品が全く見当たらないというのだ。その件で図書 委員会に異議を申し立てたところ、厭味な男の図書委員長から蔑むような視線を浴びただけで、 あとは全く相手にされないらしい。柔軟な思考を持っている筈の高校生達にも、まだBL作品に 対する謂われなき偏見があるようだ。だが、娘とともにBL作品を楽しんでいる私から言わせて もらえば、BLの中にも「本来の女性と男のあり方」について、目から鱗が落ちるような教えが 含まれた名作はあるのだ。そのような作品は、日本社会の将来を担う女子生徒達にとって、必ず 良い影響を与えてくれるだろう。そして、BL漫画に触発された女子生徒達は、BL文学だけで なく、例えば「家畜人ヤプー」のような女権社会のあり方の一種を示してくれる、真の名作文学 にも興味を示すかも知れない。実際、私は「家畜人ヤプー」を読んだことで、その描写の全てを 肯定したわけではないが、「正しい女性と男のあり方」に目覚め、男に予め奉仕する喜びを教え 込み服従を喜びのうちにさせる仕組みを学んだ。そのおかげもあって、いまの我が家の家庭円満 が保たれている。読まず嫌いの生徒達も教師達も、試しにBL作品に触れてみるとよい。そこに 何かしら新しい発見がある筈だ。その為にも学校の図書室にBL漫画を置くのが望ましい。
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