- ☆女を擁護する新聞への投書☆2
236 :名無しさん 〜君の性差〜[]:2010/09/02(木) 13:09:19 ID:noEOFKQk - 「28年ぶりのセーラー服」
那智 文江(主婦 46歳 東京都) 夏休みが終わり、学校でも2学期が始まった。新たな学校生活のスタートだ。ところが、ここ に来て、娘が登校したくないと泣き出した。以前、息子の段ボールハウスが娘の学校に流されて しまいクラスメートからいじめられた一件が、まだ尾を引いているのかと心配になったが、そう ではないと娘は言う。こんな暑い最中に外に出たくなどないと言うのだ。確かに、9月とはいえ まだ猛暑の日々は続いている。うら若き乙女にとっては過酷な環境と言えよう。娘の訴えにも無理 は無い。だが、不登校で娘の成績に悪影響が出るのも困る。そこで、夫にエアコンの効いた車で 送迎させることを考えたが、娘は夫のことを軽蔑していて、車内であろうと同じ空間にいること は耐えられないと訴えた。夫は夫で、何故そこまで娘を過保護にする必要があるのかなどと、訳 の分からないことを言って癇癪を起こしている。次の案として、息子を娘の身代わりとして娘の 学校に通わせることを考えたのだが、息子は自分の学校の成績はどうしてくれるのかと、身勝手 な反抗をしてきた。どうせ、将来はSMショーで働くことが決まっているのに、自分の成績など いまさら気にしている場合か。可愛い妹の助けをする気もないのかと怒りを覚えたが、娘は娘で、 息子に身代わりなどになられては、自分の学校での評判に傷がつくと主張する。なるほど、息子 の冴えない風貌を見ていると、娘の言うことももっともだと思う。仕方が無いので、この私自身 が娘の代わりに登校することを決心した。思えば、高校のセーラー服に身を通すのも28年ぶりで ある。少し気恥ずかしい思いもあるが、娘のことを考えればそのようなことも言っていられない。 それに、久々に高校生気分を味わってみるのも、新鮮な昔の自分に戻れてよい気分転換にできる かも知れない。それにしても、満足に娘の助けにもなってやれない夫と息子には腹が立つ。今度 はどんな懲らしめをしてやろうかと、冴えた頭で色々と考えている。
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