- ☆女を擁護する新聞への投書☆2
168 :名無しさん 〜君の性差〜[]:2010/08/05(木) 02:29:17 ID:imnSSZjr - 「踏みにじられた娘の想い」
那智 文江(主婦 46歳 東京都) 先日、我が家の娘が真っ赤に目を泣き腫らして家に帰ってきた。心配になって理由を訊いて みると、なんでも意中の男子生徒に告白して振られたのだという。その男子は容姿もよくて、 体も丈夫そうで、何よりも資産家の息子なので、2人が結ばれれば優雅で楽な生活が送れると 思ったらしい。実に我が家の娘らしい賢明な考え方だ。ところが、相手の男子は「好きな相手 がいる」などと勝手な理屈をほざき、娘の淡い想いを踏みにじったというのだ。これは流石に 許すことが出来ない。だいたい、男の方から女性に懸想をするなど身の程知らずなことだし、 女性から想いを伝えられたら素直に受け入れて、その女性の下僕になるのが男としての正しい あり方の筈だ。しかも、我が家の娘のような器量良しの女子を袖にするなど、その男子の女性 を見る目は腐っているのではないか。とにかく、娘を悲しませた男にはそれなりの報復をして やらなければならない。本当なら、私自身がその男をじかに殴り倒してやりたいところだが、 暴行罪で訴えられては困るので、我が家の息子に代わりに復讐をさせることにした。ところが、 息子は私の命令を拒否したのだ。息子曰く、相手の男にも選ぶ権利がある。妹と交際をしたり すれば、相手の男が不幸になることは目に見えている。その男の決断は正かったというのだ。 何たることだろう。実の妹の幸福よりも、赤の他人である男の不幸を気にするとは、どういう 了見なのだ。そもそも、男には女性の願いを何よりも優先する義務があり、その義務を怠った 男に罰を下す義務もあるのだ。息子にしても、娘が想っていた男子にしても、その責務を遂行 しようとしない。男とは、かくも自浄作用の働かない存在なのだろうか。このままでは腹の虫 が治まらないので、罰として、息子が寝静まった段ボールハウスの中に放水しておいた。
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