- ☆女を擁護する新聞への投書☆2
36 :名無しさん 〜君の性差〜[]:2010/04/25(日) 00:03:32 ID:KQ10eFOj - 「友人の離婚式に涙」
那智 文江(主婦 46歳 東京都) 先日のこと、私の専業主婦仲間の1人から郵便物が届いた。すぐに封を切ってみた ところ、中から出てきたのは離婚の報告と、「離婚式」なる聞きなれないイベント への招待状であった。なんでも、最近では知人や親類などに夫婦の別れを披露する 「離婚式」が話題を呼んでいるらしい。米国ではすでにそのような催しが増加して いるという。それにしても、仲睦まじく暮らしているように見えた友人夫婦の間で、 一体何が起きたのだろうか。早速、当の友人に連絡を取ってみると、とんでもない 話を聞かされた。以前にも述べたように、妻は自分磨きに励み、夫は妻の自分磨き を支えるために、外では倒れるまで働き、家では家事全般を担うのが、夫婦の正常 なあり方であり役割分担である。ところが友人の夫はある日突然、そのような生活 にほとほと嫌気が差したと喚き出し、離婚届けにむりやり判を押させようとしたと いう。友人は夫婦関係の修復が不可能だと直感的に理解し、渋々ながら離婚を承知 したそうだ。これは完全なる夫の責任放棄であり、重大な裏切り行為である。その ときの友人の心中を想像すると、痛々しすぎてたまらなくなった。とにかく、友人 夫婦の最後のセレモニーを見届けるべく、離婚式の会場へ向かった。友人の元夫が 2人の関係がいかにミスマッチだったかを報告する段では、あまりの怒りに全身が 震えた。結局は自分の身勝手を正当化したいだけではないか。そして、2人が用意 された離婚指輪をハンマーで割る場面では、思わず涙がこみあげてきた。ところで、 気がかりだったのは財産分与や子どもの親権など、友人の今後の暮らし向きのこと だったのだが、賢明なことに、友人は元夫の資産をあらかた使い込んだ後だったの で、あまりお金には執着がないという。そして、2人の間には高校生になる2人の 息子がおり、幸いにも親権を得ることができたので、家事や労働は2人の息子たち に任せて、今までの専業主婦としての生活を続けることもできるようだ。夫という 大事な資産は失ったが、それでも友人は前向きだ。心機一転頑張るそんな友人を心 から応援したい。同時に、我が家の夫が同じく逃げ出すようなことがないように、 管理を強化する必要を痛感させられた一日でもあった。
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