- レイプゲームはヘイトスピーチである
407 :名無しさん 〜君の性差〜[sage]:2010/03/10(水) 08:18:24 ID:yxJK8EPg - >>377のアドレスについてはこちら。http://www.axis-cafe.net/weblog/t-ohya/archives/000491.html
>>354 私が法規制であれ自主規制であれ規制論に反対するのは、 特定の嗜好を持ってしまった者のみが、現実の誰をも直接傷つけていないにもかかわらず 自らの嗜好を満たす表現をする、及びその表現を消費する権利が奪われるという不平等、 選択的に課せられる負担、すなわち嗜好による差別が発生するから。まずこれが大前提。 そして、それが権利を奪うことであれ特権を与えることであれ、「特殊なもの」、「違うもの」として扱うこと、 レッテルを張ること自体が差別の元凶だと考えているから。「『差別』でなく『区別』」というのであれば、 「区別」されたもの同士は等価であり、「正常」「異常」といった格付けがされるのはおかしい。 むろん、その嗜好を持っていること、表現をして・享受していることに「罪悪感」を感じたり、「配慮」を求められるいわれもない。 行為に出ることを止められなかったことは自己責任かもしれないが、先天的であれ後天的であれ その嗜好を持ってしまったことは自己責任なんかじゃないのだから。
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408 :名無しさん 〜君の性差〜[sage]:2010/03/10(水) 08:19:17 ID:yxJK8EPg - そして、仮に「異常」な嗜好が差別的に扱われることが正当化されるとしても、
その差別的な扱いが「反社会的」であるという理由で行われることが決定的にまずいというのが第二の理由だ。 それは、権力者や「社会」の多数派によって「反社会的」とされた趣味嗜好を持つ者のみならず、 「社会性」を持たずに生まれついたある種の知的・精神・発達障害者や、 「社会性」を失ってしまった認知症患者も同様に差別的な扱いを受けてもいいということだ。 現に、>>308にも書いたとおり、他者の感情を理解し共感する、「コミュ二ケーション能力」の欠損を持って生まれついた者、 すなわち、自分に「共感」し、コミュニケーションによって「快」を与えてくれない者は「人間」ではない、差別していいという考えがまかり通っている。 「性差別」の解消という目的であっても、「反社会的」という理由での差別的扱いを正当化することは 障害者や犯罪者その他マイノリティに対する差別を助長する、許されないことだ。 「社会」のために個人があるのではない、個人が自らの権利を守り、より幸せになるために集まって社会をつくるのだ。 「社会」は道具に過ぎない。個人はその「社会」に適応する義務など誰も持っていない。 これですらアナーキズムという様では、個人は「社会」に無条件で合わせるべきだという全体主義者でしかない。
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409 :名無しさん 〜君の性差〜[sage]:2010/03/10(水) 12:50:21 ID:yxJK8EPg - >>378
>故人の尊厳の尊重と、本人の生前同意や遺族の同意はイコールではありません。 >故人に『個人』とあてこむ辺り、法律知識も瑣末なら、日本語も瑣末なようですね。 何を言っているのかわからないなぁ。 法律論で言うなら、「権利の上に眠るものは保護されない」という考え方もある。 死後どのように葬られるかを自己決定する権利はあるだろうが、明確な意思表示をする前に亡くなったがゆえに 本人は土葬を望んでいたにもかかわらず火葬されてしまった、というような例はよくあるだろう。 それと同じこと。望んでいなかった「かもしれない」者の尊厳を守るために、明確に意思表示して望んだ者の 尊厳を奪うのはパターナリズム以外の何物でもない。 念のために聞いておくが、「自殺権」は認めるんだよな?これも認めないならばパターナリズム論者ということで終了だ。 そもそも、なぜ「食人」という文化が「現実に弊害をもたら」すのか、「人権意識からタブー視され」るのか という理由もまだ聞いていないと思うんだがな。 私はどんなに外部からは非人道的で人権無視に見えたとしても、離脱可能性が実質的に保証されているならば 「食人」であろうとも共同体内部の文化を守ろうとする意思は尊重されるべきだと考える。 それがその共同体にとどまろうとする、その文化を保護しようとする者の「尊厳」を守るものだ。
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