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53 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/03/16(木) 17:58:20.27 ID:OkNA9MJl - 「はい〜有限会社○○ローンですが」
意外にも感じの良い男性の声だった。 省略 返済に当てる費用65万、当面の生活費5万で70万を貸してもらえた。 金利に関する詳しい説明が無かったんだけど、そのことに気付く余裕がなかった。 ちなみに返済期限は四ヶ月にしてもらった。
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55 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/03/16(木) 18:00:25.56 ID:OkNA9MJl - 四ヶ月はあっという間だった。
多めに借りた五万もバンド活動に消え、またお金の足りない日々が続いていた。当然期日までに返せなかった。このとき四回生の夏。 ○○ローンから電話がかかってきた。 「○○さんでしょうか〜、ご融資の件で…」 消費者金融のときと同じような口調だった。これなら同じ様に頼み込んで、なんとか期限を延ばして貰えるはずだ。 そう思った。でも違った。 「申し訳ございません、実は…」 最後まで言い終わらない内 「もしかして返せないの?そういうの困るんだわ〜。こっちも商売でやってからさ。とりあえず会社まで来て貰える?」 あれ?ヤバいことになったんじゃね? そう思った。その通りだった。
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60 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/03/16(木) 18:03:28.99 ID:OkNA9MJl - 事務所についた
貸してもらったときと同じ男性が応対してくれた。 割と真面目そうな、しかしジェルで髪を撫で付けていて少しチャラそうな、男性。 一つ違うのは終始無表情だったこと。あんなに感じが良かったのに。 「電話でも言ったんだけど、困るんだよ、返して貰わないと」 「申し訳ないです…」
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63 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/03/16(木) 18:05:51.09 ID:OkNA9MJl - 「申し訳ないですじゃないよ。どうすんの?」
「いえ…」 「あのね、今君の借金の額これだからね?」 言って男性は電卓を叩いた。そして差し出した。金額を見て言葉を失った。 約160万だった。
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67 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/03/16(木) 18:07:30.43 ID:OkNA9MJl - 会話はしっかりは覚えていないので大体の感じで書きます。
「え…70万借りたはずじゃ…」 「うちはトイチでやってっから。十日で一割の利子付けてんだわ」 「え…」 「えじゃないよ。これ返してね?君が借りたんだから」 「あの…これって」 「何?」 「ちょっとあまりにも…高いというか」 「いやいや、うちで借りたんでしょ?これはうちで決まってることだから」 結局返せる訳もなく支払い期限を延ばして貰った。 ちなみにもう一度契約書を書かされ、この日から利子は160に対してかかるように。
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