- 【囲碁】 〈めざせ流〉上達を目指すスレ part3
633 :めざせ上達[sage]:2023/06/22(木) 22:29:54.19 ID:Qo8pNHSL - >>630 (三月さん)
ずっと前にハサミを打つ戦いの碁を練習することで【7Q】や【6Q】の壁を突破したように、 粘り強くこの辺りの「極意」をつかむことを目指してファイトですp(^^)q >>631 (ケーマさん) あ、この手を考えたのは三月さんの方でしたっけw いずれにせよ、ちょうど棋書レビューを投稿し終えたところの 『誰でもカンタン! 図解で分かる 囲碁の読み』寺山怜(マイナビ囲碁人ブックス) でもありましたが、「読んだ先の盤面図が良いのか悪いのかという判断」が中々大事なところで、 棋力が離れた人ではそれがやはり大きく違うのだと思います。 ケーマさんが「こちらのほうが面白そうです」と判断を示してくれるだけで、 やはりその進行に「箔が付く」んですよね。それまでとは違って見えてきます。 三月さんも嬉しく思っているのではないでしょうかw また、新たな関連図もありがとうございます(^-^)/ 右下へのツケ! これは打てたら格好いいですねー @小目への三三ツケは外の状況によっては生きがある A白1子による切りが入っているので味が悪いので、手段が出来る可能性がある B右辺の白が丈夫かつ2線まで来ていてスソ空きなのでそこが脱出口になる可能性がある この図から、こういったところが盤面の「目の付け所」になりそうだな、と考えるきっかけになりました。 また白1子を抱えた進行で、コスミから活きるというのも筋の参考になりました。 進行を追うと一見コウですが、外から当てることで追い落とせる・・・なるほど! こういう筋の良い手を見ると、やはりこう胸がスッとしますねw
|
- 【囲碁】 〈めざせ流〉上達を目指すスレ part3
634 :めざせ上達[sage]:2023/06/22(木) 22:48:54.63 ID:Qo8pNHSL - ではでは! 今回の「【棋書】 積ん読崩し大作戦」
棋書の山の中から、今回選ばれた栄えある本は…… 『誰でもカンタン! 図解で分かる 囲碁の序盤』田尻悠人・坂倉健太(マイナビ囲碁人ブックス) でございます! 初版は2019年3月。4年前というのは私としては新しい棋書のイメージですが、 「もうそんなに経ってしまったのか・・・」という感じです。 田尻悠人五段はタイトルに絡むというような活躍はありませんが、 調べてみると王唯任五段が代表取締役社長の「碁縁株式会社」において、 「プロが教えるやさしい囲碁教室」の講師を務めていらっしゃる方であるということです。 NHK大河ドラマでの囲碁を監修したなどの実績があるようで、 いずれにせよ「アマチュア指導」に長けた棋士であると考えて良いと思います。 また坂倉健太アマに関しては、 「まえがき」で田尻五段が「内弟子時代、一緒に修業した弟弟子の坂倉健太君」と述べており、 そのような縁で、珍しいプロとアマとの共同執筆による棋書となったようです。 内容については「まえがき」に詳しいので引用しておきます。
|
- 【囲碁】 〈めざせ流〉上達を目指すスレ part3
635 :めざせ上達[sage]:2023/06/22(木) 22:52:27.80 ID:Qo8pNHSL - 「・・・では序盤の勉強をするには何をしたらよいのでしょうか?
私はプロの棋譜を並べることをお薦めしています。 でも、棋譜並べって時間がかかるし、並べてもよく意味が分からない、 たくさんある棋譜の中でどれを選べばよいか分からない・・・ など少しハードルが高いですよね。 棋譜並べが好きな私としては、何か良い方法がないか考えました。 そして、これらの悩みを解決すべく執筆したのが本書です。 まずは、古今の打碁の中から、皆さんの参考になるような、 上達のエッセンスが詰まった対局を厳選しました。 それぞれの序盤戦に的をしぼり、注目ポイントを問題形式で出題しています。 ぜひ、対局者になったつもりで考えてみてください。 また、特に力を入れたところは図解入りの参考図と解答図です。 解説文を読まなくとも、パッと見て分かりやすくなるよう心がけました。 最後に、その対局の棋譜(約50手まで)を載せてあります。 オススメは、これを繰り返し並べること。 問題を解き終わった後で、内容も頭に入っていきやすいと思います。 なるべく肩の力を抜いて、リラックスして並べると良いでしょう。 自然とあなたの序盤感覚に磨きがかかってくるはずです。」by田尻五段 ということで、 マイナビ「図解で分かるシリーズ」の「第3弾」を、興味深く読んでいきたいと思います!
|
- 【囲碁】 〈めざせ流〉上達を目指すスレ part3
636 :めざせ上達[sage]:2023/06/22(木) 22:58:26.58 ID:Qo8pNHSL - 今回の
『誰でもカンタン! 図解で分かる 囲碁の序盤』田尻悠人・坂倉健太(マイナビ囲碁人ブックス) ●第1局 道的vs道策 →約20ページぐらいの章。対局詳細と背景解説は、まとめると以下のような感じです。 1682年12月7日 黒:小川道的 白:本因坊道策 「江戸時代に活躍した本因坊道策は、「実力十三段」と呼ばれるほどの圧倒的な強さで、 向かうところ敵なしでした。唯一互角に戦っていたのは、 道策の弟子で「囲碁史上最大の神童」と謳われた本因坊道的です。 将来を嘱望された道的でしたが、わずか21歳で夭折。 残された棋譜が少ないのは惜しまれます。」by田尻五段 なるほど、田尻五段と坂倉アマの「会話形式」で書かれているというのと、 ほぼ全ての盤面を「書き込み解説」してあるというのは、前二冊に無かった特徴です。 この三冊目で「棋書としてのクオリティ」という視点からすると、大きく飛躍した感じがします。 難易度レベルはおおむね「有段者」だと思います。 また、この章の後には「コラム@ 棋譜並べについて(1) 田尻悠人」が挟んであり、 こちらも印象に残った部分が多いので抜き出して引用しておきます。 「私はこどもの頃からわりと棋譜並べをする時間が多かったです。 通っていた碁会所の先生に「1000局並べたら1段強くなる」と言われました。 ですから学校から帰ってきたら碁盤に向かって ・・・いや、テレビに向かって熱心にゲームをする方が多かったですね(汗)。」 「先生からは、まず「日本囲碁大系」シリーズを渡されました。・・・(中略)・・・ 当然時間もかかります。着手の意味もよく分かりません。 何のために並べているのかもよく分かりません。 しかし今振り返ってみると、そんな経験も決して無駄では無かったと思います。 意味が分からなくとも何となく、1局の流れのイメージを掴むことができました。」 By田尻五段
|
- 【囲碁】 〈めざせ流〉上達を目指すスレ part3
637 :めざせ上達[sage]:2023/06/22(木) 23:51:29.64 ID:Qo8pNHSL - ・今回の>>601
→黒17の「素晴らしいです!」というコメントが、ケーマさんのお人柄の良さを見せてくれていますね! やはり良い手をしっかり褒めてくれるというのは、対局した人からすると嬉しいんじゃないかと思います。 ちなみに私も褒められたらやはり嬉しいですので、隙あらば褒めてくれる人を募集中です(ぁ それはともかくとして、技術的な面からすると黒17の両ガカリ時における、 一間高ガカリがいいのかコゲイマガカリがいいのか、というのは興味深いです。 ちなみに、私の感覚もケーマさんと同じくコゲイマガカリ支持で、 個人的にどうしてそう感じたかを自分に問いかけてみますと、 一間高ガカリだと、白が間を出ようと上辺にツケを打ち、 それに対して黒がハネて、白が伸びた進行のとき、 左下の白二子のコゲイマジマリがしっかりしているので戦いに私は自信を持てない、と感じたようです。 まあ、ケーマさんが「主観」というレベルなら、私に見えているのは「蜃気楼」という可能性がありますがw
|