- 囲碁・初心者専用の質問スレッド 第34局
181 :名無し名人[sage]:2020/09/05(土) 19:39:31.58 ID:yW68aPGg - 日本ルールの前は石埋め碁だったという説がある。
石を多く埋めたほうが勝ちというゲームでの終局処理は、 延々と石を埋める作業であるし、どれだけ差があるのかというのも、 今で言えば相手がパスをして、勝っている方の石埋め作業を眺めるというものになる。 で、昔の誰かが、アゲハマを埋めてから「地」を数えれば石埋めなくていいし楽じゃね?って気付く。 これによって、地=石を埋めることができる場所。という意味になる。 さらに簡略されて切り賃などなくなって、現代のようなルールになったと思われるが、 埋めてしまうと取られてしまう様なセキのような形の場合、 埋めることができない場所なので、地ではない。となる。 厳密にはこれでは説明できない場合もあるけど。 中国ルールとの違いは、同じ「地」であっても数え方というか概念が違う。ってなる気がする。 ┌○●┬●●○┬┬ ○┼●┼●●○┼┼ ●●●●○○○┼┼ ○○○○┼┼┼┼┼ ├┼┼┼┼┼┼┼┼ ┌○●┬●○○┬┬ ○┼●┼●●○┼┼ ●●●●○○○┼┼ ○○○○┼┼┼┼┼ ├┼┼┼┼┼┼┼┼ 上の図はセキになるとしても、白がホウリコミを打って、アゲハマ分の一目の黒地がある形で、 下の図ではこのままでも黒地はゼロ目なのがわかるなら、 終局処理的な考え方で納得できるはず。
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