- プロ棋士はボードゲームで遊んでるだけのニート
615 :名無し名人[sage]:2018/12/02(日) 20:56:32.77 ID:BWNCdD4v - 秋篠宮さま
行事、そういう代替わりに伴う行事で、いわゆる国事行為で行われる行事、 それから皇室の行事として行われるものがあります。 国事行為で行われるものについて、私が何かを言うことができるかというと、 なかなかそういうものではないと思います。そういうものではないんですね。 一方、皇室の行事として行われるものについてはどうか。 これは、幾つかのものがあるわけですけれども、それについては、ある程度、 例えば私の考えというものもあっても良いのではないかなと思っています。 −−具体的に。 秋篠宮さま 具体的にもし言うのであれば、例えば、即位の礼は、これは国事行為で行われるわけです、その一連のものは。 ただ、大嘗祭(だいじょうさい)については、これは皇室の行事として行われるものですし 、ある意味の宗教色が強いものになります。私はその宗教色が強いものについて、それを国費で賄うことが適当かどうか、 これは平成のときの大嘗祭のときにもそうすべきではないという立場だったわけですけれども、 その頃はうんと若かったですし、多少意見を言ったぐらいですけれども。 今回も結局、そのときを踏襲することになったわけですね。もうそれは決まっているわけです。 ただ、私として、やはりこのすっきりしない感じというのは、今でも持っています。 整理の仕方としては、一つの代で一度きりのものであり、大切な儀式ということから、 もちろん国もそれについての関心があり、公的性格が強い、ゆえに国の国費で賄うということだと。 平成のときの整理はそうだったわけですね。ただ、今回もそうなわけですけれども、 宗教行事と憲法との関係はどうなのかというときに、それは、私はやはり内廷会計で行うべきだと思っています。今でも。 ただ、それをするためには相当な費用が掛かりますけれども。 大嘗祭自体は私は絶対にすべきものだと思います。ただ、そのできる範囲で、言ってみれば身の丈にあった儀式にすれば。 少なくとも皇室の行事と言っていますし。そういう形で行うのが本来の姿ではないかなと思いますし、 そのことは宮内庁長官などにはかなり私も言っているんですね。ただ、残念ながらそこを考えること、 言ってみれば話を聞く耳を持たなかった。そのことは私は非常に残念なことだったなと思っています。
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