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70 :名無し名人[]:2017/07/23(日) 12:48:58.02 ID:LxFlQrKh - >>34
私はそちらの置きを想定していました。 >>35 私はそれらを読んだことはありませんが、 一部のヨセと死活(非詰碁)の本以外に、論理的に解説された本は存在しないと感じています。 これは非常によいと思っています↓ http://www.h-eba.com/heba/JITEN/jiten0-4.html
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71 :名無し名人[]:2017/07/23(日) 12:52:55.92 ID:LxFlQrKh - ちなみに詰碁もあまり役にたたないと考えています。
いちおう私は詰碁をいっさいやらずに東洋6dにはなれましたので、それくらいまでのレベルなら詰碁は不要かと思います。 書店の立ち読みや、たまたま新聞の片隅に載ってたものが目に入ったのでやってみた、 という経験くらいはあるので、厳密に言えば「詰碁をいっさいやらずに」は嘘になりますが、 それでもたぶん、人生で5個ないし7個くらいしか詰碁はやったことないと思います。
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72 :名無し名人[]:2017/07/23(日) 12:58:08.64 ID:LxFlQrKh - 詰碁がなぜ役にたたないかというと、
実戦では「ここは黒先白死ですよ」などと誰も教えてくれないからです。 詰碁ではなく死活の問題は、形だけが無言で提示してあって、 「黒から打っても生きているのか、黒が打てば死ぬのか、白が先に一手入れても死ぬのか」 といったこと自体を答えるようになっているのが普通だし、より実戦的だと思います。 死活の問題は詰碁と違って、パズルみたいな非現実的な問題などはあまりなくて、 実戦でもよく見かける形(相手が星に先着しているところに三々打ち込んだ後の形など) が提示されていることが多いので、理屈抜きの丸暗記でも役に立ちそうなものが多いイメージもあります。
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75 :名無し名人[]:2017/07/23(日) 14:25:57.25 ID:LxFlQrKh - 基本死活事典は読みました。
これを初級者が持っていたほうがよいだろう、とも思います。 (安くない本なので、あくまで「無いよりはあったほうがよい」程度のニュアンスです) そして、初級者に向かっていきなり「この本で囲碁の勉強しろ」というのは非現実的であるとも思います。 例えるなら、中学1年生に買わせる英和辞典のようなものでしょう。 この手のリファレンスは、収録内容に網羅性があって初めて価値があると思います。 なので、簡略化したものを作っても初級者の役にはたたないでしょう。 (単純に収録語数を減らしただけの英和辞典が、中学1年生の英語学習に適しているか?というと、そうではないと思います) なので、死活事典の簡略化したものを目指すというのは、少し方向性が違う気がします。
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77 :名無し名人[]:2017/07/23(日) 14:51:55.28 ID:LxFlQrKh - とりあえず、比較的些細な問題から話していきます。
私は東洋5dのときに初めて囲碁の本を買って読んだのですが、 1枚の図で5手以上の手順が示してあると、「1番の石が打たれる前の初期状態の盤面」を想起することがむずかしく、読むのにかなり苦労しました。 4手までであれば、「自分が打って相手が打つ」を2往復するだけなので、そのあたりが 普通の人の限界でないかと思うのですが、どうでしょうか。 私の場合は、(5dの人間が買おうと思ったくらいの本なので)本の作り手が 「さすがに読者は初心者じゃないんだからこれくらいの盤面は脳内で再生できるだろう」と考えている可能性もありますし、 「読者は必ず碁盤に並べながら本を読むだろう(つまり読者は必ずリアル碁盤を持っているだろう)」という前提で本が作られているのかもしれないので、 ある程度は仕方がない気もしました。 (ネットのみで囲碁を覚える人が増えてきた現状に、出版社の意識が追いついていない可能性があるという意味もあります) ただ、初級者向けの本で、「1枚の図に5手以上の手順が示してあるもの」が登場するものは、そもそも消費者のニーズを理解しようとしていないのではないかと感じます。 実は、本という表現手段が囲碁の教材に向いていない可能性はあると思います。 たとえば動画の教材なら、このような問題は起こり得ないわけですから。
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