トップページ > 囲碁・オセロ > 2015年08月06日 > TUSFU6dz

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名無し名人
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220 :名無し名人[sage]:2015/08/06(木) 15:34:52.92 ID:TUSFU6dz
「厚み囲うな」の意味は今ならわかるんじゃないの。

これはもちろん「厚みを絶対地にしちゃいけない」って意味ではない。
どこかで地に結びつけなければ勝てないに決まってるし。

だが、厚みを 自分から直接地にしていこう と思うと「狭い地を手数をかけて囲う」ことになりがちになる。

では厚みはどう生かせばいいか? もっともシンプルなのは相手の弱い石を追い詰める「壁」として使うことだ。
例えば相手が自陣に打ち込んできたとき、その石を自分の「厚み」の方に誘導することができれば、
相手は盤上に致命的に弱い石を抱えることになり、それを生かしたり逃がしたりすることに
多くの余計な手数をかけることになる。
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221 :名無し名人[sage]:2015/08/06(木) 15:39:07.74 ID:TUSFU6dz
もちろん相手も「盤の全体」が見えているような中級者になってくると、先が読めているから、
そんな誘導には簡単に乗ってくれない。こちらの厚みを避けて反対の方に逃げるだろう。

だが、裏を返せばそれは、相手はこちらの「厚み」と反対方向にしか逃げられないということである。
相手の逃げる方向が分かっていれば、それを追うだけで勝手に自分の地を作る算段も簡単につく。

もう少し上手くなってくると、自陣の囲いについては、そもそも

「相手がそこに打ち込むと、相手はこちらの厚みと反対方向に逃げなければならないので、
それを追うだけで、こちらの別の場所の地が勝手に固まっていく」

ような場所を薄くしておく、という構えになる。

つまりその場所は、一見薄くて打ち込めそうなのに、打ち込んだら最後、厚みを利用され、
生殺しのように追われて、何とか逃げ切った頃には相手の地が勝手に固まっている、という
一種の罠になっている。

「薄いのに打ち込めない」=手数をかけずに広く囲っている。
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222 :名無し名人[sage]:2015/08/06(木) 15:49:25.85 ID:TUSFU6dz
厚みを壁やバネにして、相手を誘導できるようになるには、盤上の力学というか、
作用と反作用が見えていなければならない。
それにはまず常に「盤の全体」が見えており、その上で戦略的に石を並べていく
という視点が必要になる。盤面全体を一つのパズルのようにみる。

これは級位者と段位者の壁の一つで
すなわち「盤の全体がある程度見えるようになったら初段」
(もっともこの初段は世間一般のそれなので、KGSでいうとたぶん4k〜5kくらいだけれど)


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