- ○●囲碁 雑談・雑学・質問スレッド 第35局○●
964 :天゛狗熱[sage]:2014/09/22(月) 23:51:45.54 ID:otsnO0SF - 大学で囲碁部に入部して碁会所三段くらいまではさしたる苦労も感じないで上がれた。
しかしここで足踏み状態になった。 簡明定石はいいのだが少し大き目の定石を使うと、 ・定石書でちゃんと覚えた積もりなのだがしばらく打たなかった定石はすぐ手順を間違える。 ・対局相手が定石の着手を間違えて変なところに打つと定石書に無い手を打たれたこちらもパニックに陥る。 ・相手がわざと定石ハズレを打ってきた時も全く対処方法がわからない。 ・定石書の標準形+周辺に標準形に無い石(相手の石、自分の石)がある配置で定石の標準手順を打ち進めて行ったら周辺の配石によってとんでもないことになったりする。 etc. この頃に顧問のプロに教えられた勉強法を書いておく。 約束通り出し惜しみせず教わった勉強法を書くがけっこう長くなりそうなのと、 まだ級位者だったころに星の定石・布石の勉強法も指導を受けたのを思い出したので取り敢えずそちらを先に書いておく。 星の定石・布石の勉強法と言ったが星の定石では長い手順のものは少なく要するに星打ちをどうやってマスターするかということだ。 星打ちの焦点は ・自分の星を打った隅にいつ手を加えて地化するか? ・相手の星を打った隅にいつ荒らしに入るか? ということが最大の眼目だ。当たり前のことを言うなと言われそうだなw 市販の棋書では棋力が低いうちは星打ちを奨めている。 ・星は一手で隅を打ちきるので簡単だ。 ・星の定石は手順が短いので覚えやすい。 ・小目の定石は難解型も多くやっかいだ。 etc. これらの指摘は的外れだ。星打ちをマスターする目的は星の定石を覚えることではなく ・自分の星を打った隅にいつ手を加えて地化するか? ・相手の星を打った隅にいつ荒らしに入るか? の時期を見極める能力を身に付けるのが重要だ。 で、どうするかだが上に挙げたポイントは2つあるわけで自分と相手と合わせて 4隅のうち2〜3隅が星打ちだとすると全部の箇所に神経を配るのに疲れてろくに考えずに打ってしまう。 そこで自分は星打ちせず小目の簡明型定石を打つ。 これで星打ちは相手の隅の0〜2箇所だけになる。 この状態で相手が隅を地化するタイミング、自分が相手の隅に侵入するタイミングに集中して対局する。 自分の隅の星に打って相手が打ち込んでくるタイミングと自分が手入れするタイミングを考える負荷を無くすために小目を打てということだ。 【星打ちをマスターするためには小目定石を打つ】wwwww 長くなったので続きは明日。
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