トップページ > 囲碁・オセロ > 2014年04月24日 > rPRUTBo3

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名無し名人
【世界】囲碁・国際棋戦統一スレ part71【囲碁】

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【世界】囲碁・国際棋戦統一スレ part71【囲碁】
639 :名無し名人[sage]:2014/04/24(木) 10:02:31.46 ID:rPRUTBo3
>>635
それこそ瀬越先生が呉少年を連れてきたときの言葉を反芻するがいいよ。
【世界】囲碁・国際棋戦統一スレ part71【囲碁】
641 :名無し名人[sage]:2014/04/24(木) 13:11:40.07 ID:rPRUTBo3
>>640
「ところで、先生に一筆、北京の芳沢大使の許へお願ひ申して、芳沢大使から少年の親御に修業を勧誘して頂いたら、どんなものかと存じますが――」

「それはたやすいことぢや、ぢやがの、連れてきて果してものになるかな」

 芳沢大使は、木堂の女婿である。

「ものになるどころぢやありません。このまゝすく/\と伸びて行けば、どこまで行くものか見当がつきません。世の中に所謂天才少年といふのはいくらもありますが、こんなのはちよつと類がないといへませう」

「ふん、なるほど、するとぢやな、その少年が貴公らの予想通りに伸びて行くとすれば、将来は名人になれるかも知れんちふのぢやな」

「ほんたうに、なれるかも知れません」

「よし、それはよく分つた。しかし、そこでぢやな、もしその少年がめき/\と育ちよつたら、結局将来は貴公等がやられる時代がくるのぢやないか。日本の棋界が中国の少年に抑へられたとあつてはどんなものかな。貴公等はどう思ふ」

「いゝえ、芸道に国境はございません。世界のどの国の人が名人上手になつたところで、私らは大いに歓迎したいと思つてゐます。」

「えゝ覚悟ぢや。技芸に携る人は常にその精神を持つちよらにやいかん。それでこそ、芸の道は発達するのぢや」

 かういつて、木堂は莞爾とした。

「はい」


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