- 囲碁・初心者専用の質問スレッド 第16局
216 :名無し名人[sage]:2013/08/27(火) 13:11:22.75 ID:kp2wL24r - 5kは初心者じゃないと思うけどとりあえずこたえると、
後手何目の数え方は「出入り」何目で表現されているのはわかる? 例えばよくある一線のハネツギは黒から打つのと白から打つのとでは出入りで2目違う。 それは残りがそのハネツギのヨセ一つしかないある局面では、 黒から打つと黒の1目勝ち。白から打つと白1目勝ち。になるということ。 どちらが打つかで2目の差があるということ。 それが「出入り」の意味。 これは後手2目のヨセは黒が+2目で白が+2目で差が4目ということではない。 黒から打つと+xで、白から打つと+yで、x+y=2なので出入り2目なの。 つまり一線のハネツギ後手2目というのは、黒から打つと+1で白から打つと+1なので差が2目ということになるの。 一子を取るような後手2目は、黒から+2。白から+0みたいなこと。出入りが2目なのは変わらない。 7目と6目の場合、差は1目。見方を変えると後手1目のヨセだけが残った状態と同じ。 だから黒か後手1目を打つ場合と、白から後手1目を打つ場合の結果の差は1目なの。 黒が7目ではなく6目から打つ場合は、言い換えれば白から7目を打ったのと同じ理屈。 だから出入りと同じように考えられる。 要するに「出入り」という考え方そのものに結果の差が含まれているので、 それをさらに入れ替えて数字をだしてしまうと、差が倍になってしまうのです。
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