- ○●囲碁 棋書購入検討&感想スレ 第27巻○●
311 :名無し名人[sage]:2013/08/13(火) 02:16:24.23 ID:B7Kc+bGP - 相対計算に対しての絶対計算ということ。
つまり普通良く使われている計算(相対計算)は 出入り計算で、自分が先に打ったときと相手が先に 打ったときの差で手の価値を測り、両先手以外の ところではその価値が大きい順に打てとしている。 しかしそのためか、逆ヨセは通常の後手ヨセと比べて 二倍の価値があるなどという実は理論的にどうして そうなるのか良くわからないルールと合わせて 使われていたりする。 絶対計算では純粋に自分の地の増分に着目するのだが、 まだ打っていないところでもあたかも出入り計算で いうところの価値の半分の地が目に見えない形で 存在しているかのようにして地を数える。丁度 どちらからも後手二目の一線のハネツギが残っている 箇所をサガリサガリで計算するやり方に似ている。 それを全面的に推し進めたものと思えばいいと思う。 主流の計算方法ではないが、はじめて読んだときは 目からウロコでとても面白く感じた。張ウも勧めて いる本だったと思う(単なる台湾出身同士の身内贔屓かもしれないけれど)。
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