- コンピューター囲碁ソフトについて語るスレ24
288 :名無し名人[sage]:2013/06/28(金) 15:16:58.52 ID:xKZPeGxv - >>286
モンテカルロ碁と対戦したことくらいはあるんだろ? モンテカルロ碁が大模様を張る手の次に良い手は、 その隣の同じく大模様を張る手で、その次は・・と延々に続く。 そんなもんどう役に立つんだ? もちろん、大石のアタリや切断即死を見逃すとか、 モンテカルロ碁が当然応答するとみなす手の場合は、当該の手が 1位には来るが、2位以下は事実上意味がない。あんたのレスに従えば 間違えていても「二番目」なら99点になっちゃって むしろかなり良い手扱いだ。これで良いんかい? 逆にたとえば人間側がモンテカルロ碁が予期しない局面で大石を取りに いって見事成功したような場合、キーとなる着手を行った時点では、 モンテカルロ碁からすれば「なに無駄な手打ってんの?」という扱いになる。 取られる喫緊度が他より高いとみなせば論理上手入れをしているんだから。 つまり、キーとなる着手の点数は低い。 人間が打つ手の点数が高くなるのは局面が進んで、モンテカルロ碁が 「ああこれ取られちゃう(可能性が高い)」と認知した場面の 一本道の手になってからだ。 人間との違いは、対局が終わった時点でも、「この一手で痺れました」 などとはコンピュータはちっとも考えないこと。 だからキーとなる着手の点数は低いまんま。 つまり、コンピュータが対局後意味のある点数をつけるのは、一本道だと プログラムが認知できている局面に限られる。 モンテカルロ碁にとってはむしろ不得意な一本道の局面について、 モンテカルロ碁に教えてもらわにゃならん場面は、 モンテカルロ碁より弱くても有段者ならほぼない。 多少なりとも役に立ちそうなのは、モンテカルロ碁が張った模様を消す タイミングがわかる場合があるってとこくらいか。
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