- ○●囲碁 棋書購入検討&感想スレ 第20巻○●
877 :名無し名人[sage]:2011/02/24(木) 03:12:07.83 ID:Fcwv1mJe - ひと目のコウ
ひと目シリーズだけあってやはり比較的初級者向けかな 1章で8つのポイントを11問使ってさらっと紹介 2章の初級編はほぼ1手でコウにする問題 それもほとんどコウにはじくか、放り込んでコウにするかのどちらか 3章の中級編が一番長く、3手〜5手くらいでコウにする問題 当たり前だけど詰碁などでよく見る手筋の問題 4章実戦編は前半が9路でのコウにするかしないか問題 全局のコウダテを見て判断するようになっている とはいえ、ほぼコウダテ1つか2つだが、例外が2つあり、 問題22は13手、問題23は23手まで読みきる必要がある 後半は19路の序盤でのコウに関する問題 初級編がよかった コウにはじかずについだ場合の失敗図が、 本当に失敗になっていて、 何故つがずにはじくのかが分かりやすい コウに負けても他で連打すればいいというのも納得しやすいと思った だが俺個人としては棋力的に定価で買うほどの本ではなかった・・・かな・・・ 8割以上初見でさくっと解けるからな・・・
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878 :名無し名人[sage]:2011/02/24(木) 03:48:46.41 ID:Fcwv1mJe - 基本定石使い方事典
本の内容についてはほとんど触れていないレビューで済まんがとりあえず 本書「監修にあたって」に、 1981年に出版された『この定石はどんなとき使う』、『続・〜』の合本とある また、特にどこを変更した、という記述はない そのため、元を持っている人はあえて買う必要はないと思う ただ形だけを知っている定石の数を増やすより、 少数でも運用法まで知ることが重要、というテーマで作られているようだ 設問(3つの局面を提示、定石を使うかどうか) 定石精解(定石の詳しい説明) 設問の解答 という流れで星に17型、小目に10型、高目・目はずしに8型で全型35の構成 本のサイズは通常のMYCOM囲碁ブックスより大きく至高の詰碁と同サイズ 厚さは捨て石集中講義程度だが、使用紙が薄いので100ページほど多い約400ページ (一般的に紙が薄い方が高いらしい) 定石精解では文字も小さめに部分図を多用し、(多いものでは40図を超える) しっかりと解説してある印象。この部分は基本定石事典に近いものがあると感じた 大矢さんの定石選択本、誠文堂の定石の選び方二冊は持っていないので比較はできない また、まだ内容は見ていないが1981年の本とあって、 新しい定石については触れられていないと思った方がいいだろう
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879 :名無し名人[sage]:2011/02/24(木) 04:23:25.78 ID:Fcwv1mJe - 大模様が怖くなくなる本
これは良書だったわ 「三連星の片方に三々入りしたけど、もう一方どうしよう? また三々入りすると模様が大変なことになるし、 内側にケイマでかかると攻められるし、 外側はツケられてやっぱり模様が深くなる・・・ スソガカリ? 分かんねえ・・・」とかいつも思ってたが、あっさり解決 他にもいろいろな局面での考え方が示されていて、 具体的な着点や事の成否はともかく、 どう打つかの方針に悩むことはかなり少なくなりそう 対模様だけではなく、「模様側がこう打ってくれれば楽です」、 「ですから、実戦ではこう打たれました」などの図から 模様側を持ったときの考え方も学べる 良書に思えるのは、他に模様の本を読んだことないからかもしれないがw この本は、荒らし方に焦点をあてておらず、 模様にどう対応、事前準備していくか、に焦点があてられていると思う そういう点で、読んでないけど 石田芳夫九段の模様の荒らし方とは趣きが異なると思う
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880 :名無し名人[sage]:2011/02/24(木) 04:24:47.81 ID:Fcwv1mJe - 大模様が恐くなくなる本 だった
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