- ○●囲碁 雑談・雑学・質問スレッド 第28局○●
820 :名無し名人[sage]:2011/01/17(月) 16:18:26 ID:fCo6M/7d - 名前: 囲碁データベース <igo@fin.ne.jp>
http://igo.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/patio/patio.cgi?mode=view&no=32 2003年1月20日、日本棋院は2003年度から大手合(おおてあい)を廃止すると発表し、 安易九段製造システムの大手合は廃止された。 プロ棋士の昇段は、推挙の場合を除き、「大手合(おおてあい)」(正式名称は「日本棋院定式手合」)の 成績によって決定する。大手合は1924年(大正13年)、の日本棋院創設とともに創設された。 日本棋院が創立されるまでは、棋士の昇段は個人対個人の対戦成績の総体により 囲碁四家の家元が大方の同意を得て推挙して決めていた。 大正13年、家元や囲碁結社が大合同して日本棋院が創設されたとき、古来からの方法を踏襲しつつ 多くの棋士が参加して公平に昇段を決定する定式手合制度が考え出された。 当時はプロ棋士の公式戦は大手合しかなかったので大変存在意義のある棋戦だったが、 昭和30年代に新聞棋戦が多数生れ、現在すでに存在意義を失っている。 それどころか七大棋戦に優勝したこともない棋士を九段に昇段させる悪制度と 囲碁ファンから批判されている。 大手合の仕組みは日本棋院と関西棋院で多少異なる。以下は日本棋院の場合である。 大手合は毎年4月に始まり、10月まで続けられる。年間対局数は初段〜三段が12局、 四段が10局、五段〜八段が8局と決められている。九段は参加しない。 昇段は勝率や勝数ではなく、規定対局数以上で勝敗点数の平均点が 規定の昇段点数に達したかどうかで決定する。勝敗点数は手合割と段差で決まり、 昇段点数は段位と対局数で決められている。 勝敗点数は勝ち始めた時点から最新結果までを通算して計算する。 年度を越えても通算できる。昇段は本人の申告制で、昇段点数に達しているのに気付かず 昇段を逃したと言う話も実際あった。
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