- 歴代FE主人公が兄弟だったら 75章
180 :助けて!名無しさん![sage]:2020/05/23(土) 14:17:10.18 ID:rMCGzxSh - 年齢退行注意。やっぱりリーフとKINNIKU淑女はトラブルメーカーとして動かしやすいや。次点でマッドサイエンティスト組。
クロード「あちゃー、とんでもないもん作っちまった…。警備システムの改良型が出来たのは大きいんだがな」 ディミトリ「お前はまた変なものを作ったのか…」 エーデルガルト「葉っぱ対策に貢献してるのは認めるけどトラブルの元を作るような真似はしないでちょうだい…」 クロード「かといい、できたもんは仕方ないだろーが」 ディミトリ「薬の作用は?」 クロード「子供になる」 エーデルガルト「はぁ?」 クロード「言葉のままだ」 エーデルガルト「つまり小さくなるって訳ね」 ディミトリ「記憶も飛ぶのか?」 クロード「そこまでは分からん。マウスでしか実験してないからな」 ディミトリ「実験動物のみでは確かに分かりにくいな」 クロード「流石に他人で試すわけにはいかんだろ?それくらいは弁えてるよ」 エーデルガルト「それで…これどうするつもりなの?」 クロード「危険物の廃棄日がもうちょい先だからな、抗体は一応作っておくつもりさ。 先生達も危険物の廃棄日をもうちょい増やしてくれねーかな。薬の種類次第じゃ生徒内にも悪用する奴がいるんだから」 ディミトリ「前科のある人間もいるしな…」 クロード「言っておくがお前達の相手に関しちゃお前達にも原因がないことはないからな。さっさと大人の階段登っちまえ」 ディミトリ「そういうのはちゃんとした手順を踏んでからだ!?」 エーデルガルト「それと雰囲気も!」 クロード「わーったよ、けど焦らすのも程々にしてやれよ?」 エーデルガルト「そ、そんな事よりこれの保管場所を考えましょう!?」 ディミトリ「取り敢えずは化学研究室辺りに厳重に保管しておこう、悪用されてもタチが悪いしな」 クロード「ま、あそこなら下手に手を出そうとか思う奴はそうそういないしな」 ディミトリ「なら行こうか」 ???「……」ニュルリ リーフ「ふっふっふっふ…はーっはっはっはっは!!あの薬を使って幼児になったらおねいさんに甘え放題!それが分かればレッツ化学研究室! けどいつもの通りに行ったら間違いなくシバかれて実験コース…。だから邪魔を出来ないようにしないとね」
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181 :助けて!名無しさん![sage]:2020/05/23(土) 14:18:05.47 ID:rMCGzxSh - 中庭
男の子「ねえ、おねえちゃん。ここどこ?」 アネット「あれ?どうやって入ったの?もしかして迷子なの?」 男の子「ちがうよ、あさおきたらここにいたんだもん。おれにもよくわからないんだ」 メルセデス「ねえ、ぼく?お母さんとお父さんは?」 男の子「りょうしんはファーガスちくにいるよ。おれもそこのうまれなんだ」 アネット「へぇー、お姉ちゃんもファーガスの出身なんだよ。ここには色々な分野のお勉強をしに来てるの」 男の子「おねえちゃんたちもけんのべんきょうをしてるの?」 メルセデス「そうね〜、剣術以外にも理学や信仰、馬術とかもやっているわ〜。僕は体を動かすのが得意なのね」 男の子「うん。しんこうはにがてじゃないけどまほうはにがてだなぁ…。おねえちゃんたちはとくいなの?」 メルセデス「魔法は得意だけどこっちのお姉ちゃんも魔法が得意なのよ〜?」 男の子「へぇ〜、すごいなぁ。なんでふくざつなじゅつしきがわかるの?」 アネット「とにかくいっぱい調べてお友達や先生に聞いて分かるようになったんだ。あたしも最初から魔法が得意だったわけじゃないんだよ?」 男の子「うーん、にがてなこともあるけどこくふくはしたいからね。ぜんぶいやだなんていってたらしょうらいたいへんだもん」 メルセデス「ふふ、いい子ね。ところで僕、お名前はなんていうの?」 ディミトリ(子供)「おれはディミトリっていうんだ」 アネット「」 メルセデス「…ちょっとイングリットを呼びましょうか」 図書室 女の子「じーっ」 リシテア「…貴女、もしかしてこの本に興味あるの?」 女の子「うん、ほんはもともとすきだから」 コンスタンツェ「もしかして貴女、魔道に興味がありますの?」 女の子「まほうのべんきょうもしたいけど、れきしとかにもきょうみはあるわ」 リシテア「へえ…勉強熱心なのは良い事です、本は沢山読みなさい。たゃんと読んだだけの知識を得られますよ」 女の子「うん。たくさんしれるし、おなじようなことでもかくひとによってかんがえがかわるのがおもしろいもん」 コンスタンツェ「年不相応の賢さですわね。もしかしたらアドラステアを背負う一角になるかもしれませんね」 女の子「わたし、アドラステアをぜったいにいいちくにする。ふつうのひとたちがきぞくにまけないくらいにかつやくできるようなところに」 コンスタンツェ「それは茨の道ですわよ?覚悟はあって?」 女の子「うん!どんなことがあってもぜったいにおれたりしないわ!」 リシテア「うふふ、エーデルガルトの様なことを言うのですね」 エーデルガルト(子供)「エーデルガルトって…わたしのことなんだけど」 リシテア「え?もしかしてこれって…クロードの仕業ですね。ちょっと引っ張ってきます」 コンスタンツェ「なら私は先生に相談しましょう」
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182 :助けて!名無しさん![sage]:2020/05/23(土) 14:19:01.16 ID:rMCGzxSh - コンスタンツェ「今回はちょっと洒落になりませんわよ!?よりによってエーデルガルト様をこんな姿にして!って薬臭っ!!」
クロード「とは言われてもなぁ…。薬を作りはしたがこうなっちまったことには本気で覚えがねーぞ。 ちなみに薬の臭いに関しては研究室に篭りきりだったからだ」 リシテア「だとしても!さっさと元に戻す薬を作ってください」 クロード「昨日から製作中だから慌てんなって」 エーデルガルト「リシテアおねえちゃんにコンスタンツェおねえちゃん、なんでおこってるの?」 コンスタンツェ「はうっ!?」 リシテア「GJですクロード、この状態が継続する薬を!」 クロード「お前らいい性格してるなオイ」 ベレス「ねえ、私もおねえちゃんって呼んでくれないかな?」 エーデルガルト「うん、ベレスおねえちゃん」 ベレス「〜〜〜!!もう一回!」 エーデルガルト「ベレスおねえちゃん」 ベレス「ああ、本当に可愛いんだから!」 クロード「この様子じゃ2人とも記憶が吹っ飛んでるな…」 ベレト「全員自重しろ。全く…心当たりはあるのか?」 クロード「本当に分からないんだよ。俺とディミトリとエーデルガルトの3人で悪用を防ぐために厳重に保管したんだがな」 ベレト「犯人探しをしたいところなんだが…どうしたことか」 クロード「俺は元に戻す薬をなるべく早く作る。後警備システムの確認をしとくよ」 ベレト「最近改良したものか。俺もそれに付き合おう」 続く
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